fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

聖石教団・大炎上


「やはり、最強の剣豪は山田君じゃないかな?魔界転生の真似れば良かったか、ライターの程度が知れる、とことんお粗末なもんだ」

松永久秀が炎上する教団内部にいた。
そこに、『大いなる業人』が現れた。
「君が、放火魔王の彼か、実に良い」
「そうだ、お前は松永久秀だよな?」
「我輩への憧れが君をそうさせたのならば喜ばしい、謀反の数々も手際が良かったぞ?」
「反骨の相は、とことんまでに業だな」
「業に押し潰される者は、小悪党だよ」
松永久秀が、業、について語り始めた。
塩卓の騎士は、既に全員倒されていた。
「業とはな、運命を切り拓く者のみに許された重圧感プレッシャーなんだ、ところで、君は己と巳の文字、どっちが好きだ?」
「己だな、蛇の巳なんて吐き気がする、ずる賢くて賢しいだけじゃ、弱者の奇策でしかない」
「その通り、では略奪を共にやらないか?」
「願ったり叶ったりだねぇ」
二人は大炎上する場所で運命を切り拓いた。

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