fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

光が混ざるところ澱みあり

剪定事象は単に『メインルートから外れすぎて特化した結果、多くの分岐可能性を失った世界』であって、必ずしもバッドというわけではない。
善し悪しに分けるとなると、善い流れとは「安定した、今後もより多くの派生を生む可能性に満ちた流れ」であり、悪い流れは「先鋭しすぎたため、もう道を変えられない一本道の流れ」を指す。
この場合、世界をリセットしていて、世界そのものを再構築する段階なのである。

この世界の可能性とは、新世界をどうするかを選ぶ権利がこの聖杯戦争の勝者が決める。

この物語は、真実に近いが幻が混ざってる。

合わせ鏡の中心に澱みが溜まり、それが片方から片方へと綺麗に穢していくこともある。

無論、光そのものが堕獄をする事もある。
妖怪になるか。
怪異になるか。

鏡に「自分は誰だ?」と問いてみろ。
自分が分からなくなる、真似するな。

影、ペルソナ、咎、煩悩、罪、原罪。

太陽の光を集めても、澱みは集っていく。
血染めの月が太陽を食い尽くす事もある。

アルマゲドン。
アポカリプス。
ラグナロク。

「『嫉』は人間の醜悪さを笑殺するのだよ」

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