fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

ロード・エルメロイ二世陣営

夜が来るに集まることが出来たのは幸いだ。
こうして集まることだけで不幸中の幸いだ。

セイバー・フェルグス・マック・ロイ
ガンナー雑賀孫一
ランサーカルナ
ライダーコロンブス
アサシン曹操
ヴァーサーカーヴラド三世
キャスターハンニバル

ロード=エルメロイ二世が、キャスターのマスター、蒼崎橙子と相談事をしている。
「それが英霊を受肉した人形か?」
「あぁそうだ、どっかの技術力よりも、色々とんでもないのを捏ねただけので出来た狂った弟子に先を越されたがこっちが正統派だ」
「彼には苦労させられますね」
「すいません、うちの息子が」
「いや、あれは親の権限でどうにか出来る問
題じゃない、失礼だがサイコパスですよね」
「お恥ずかしい限りで」
「魔術師なら当たり前の狂気だろ?」
「うちは仏教徒だったのですけどね」
「古きを尊び過ぎた、挙げ句があれか、宇喜多直家のような顛末だな、人間の業だよな」
「さっさと間引きすればよかっただろう?」
アサシンのマスターがため息のまま吐露する、兄弟の親子の事情に土足で踏み込んだ。
「しばくぞ」
「必要性を述べたまでだ」
「俺のマスターの扱い本当にひでぇな、現代社会でとんでもなく酷評される俺みてぇ」
コロンブスが言う。
「こいつを歓迎するのか、イスカンダル」
雑賀孫市が怪訝に質問する。
「オケアノスまでの海図を交換条件に乗せたんだ、歓迎するしか方法がないではないか」
「あぁ良い人材は当用せねばな」
曹操が、うんうんと頷いている。
「これが王の器なのかマスター」
「知らねぇよ、馬鹿を飼い慣らさないと困るだけだ、まぁなんで兄がオケアノスの海図を持ってたかといえば血族の禁庫でも漁ったんだろうよ、根回しだけは上手いんだよなぁ」
「蝙蝠キャラ、か、考えられないな」
「あれはな、かまってちゃんを極めた有害生物なんだ、どっちつかずじゃない、どっちにも抱かれたがる年中発情期の淫蛇なんだよ」
「お、おう」
カルナが戸惑いを隠せないレベルの変態さ。
そんな彼を、一人の女性は少し怯えていた。
「はぁ、彼とまともに戦闘をする事が出来るのがほとんどが家族だなんて、まさに抑止力って感じよね、まぁ聖杯戦争だからやらないといけないから、どう表立たせようかしら」
赤い悪魔、遠阪凛が策を乗を練る。
ハンニバルが、そんな彼女に一案を託した。
「まずは、兄弟喧嘩させて消耗させた所を一網打尽させよう、それだけで効率的だろ?」

ダーニック・プレストーン・ユグドミレニアは部屋のはしでブツブツと恨み言を言いながら、肉まで裂けるのも構わず爪を噛んでる。
ヴァーサーカーは血気を押さえるのに必死。
青崎橙子が彼を励ます。
「奴を倒すのは私も協力するよ」
「あ、あぁ、ありがとう、ハンニバルの軍師としての采配に、私は誇りを賭けるからな」
「その域だ、あの二頭狐はやらかし過ぎたからな、魔術協会全員が怒り狂ってやがるよ」

「そうだな、奴は魔術を道具としか思っていない、魔術使いとしてもあれは度が過ぎている、だから奴を倒さない限り、この世界も」
「あぁ、剪定事象を直さないといけないな」

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