fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

ワラキアの夜

終末論においてアルゴルモアは有名だ。
加えて、終末に現れるというクハンダ。

その二つを繋ぎ会わせた名前。

『クハンダ・アルゴルモア』

それが世界規模となったワラキアの夜の名前、成長し、進化した、とんでもない死徒。

世界を滅ぼす気しかない。
滅びを好み滅びを愛する。

そうして、世界は滅びた。
何度も、何度も、何度も。
そのたびに世界は変革された。
そのたびに世界は受胎された。

「惨劇だ、酷く哀れな人類末路、それでも人間が滅びの渇望を抱く限り、これは続く!」

「それが人間の愚かさだよ」
裏・無銘がそう笑殺をする。
悪性情報を集わせて具現化。
その二体は戦闘を開始する。
それはチェスに似た闘争だ。

「「さぁ虚言の夜を始めよう」」

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