fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

二頭狐の本性、純朴なる狂竜

ゼルレッチを、どこまでも侮蔑する狐の邪眼、呪わしく、危害を、狂おしく災害を。

呪っていた。
眼光だけで。

「第二魔法の否定こそこの不才の悲願だよ」

「たわけ、それで、どんな可能性となる?」

「不才の権能は可能性を処断する事ですよ」

「因果殺し、か」

「第二次世界大戦の勝敗は正しく終結したのですかね、敗残した国の末路は酷い、表面上は平和が訪れた、しかし鬼畜米英はそんな敗北者達を貶めて穢して凌辱するのですよ、これは許せない、全滅だ、一方的な蹂躙、戦争すらも地獄の一段目としか思えないほどの地獄を創る、それだけが、この狐花という組織の悲願なのですよ、例え、この理が『戦争』で自身が戦争狂なんて言われてもどうでもいい、そんな怨念を否定し、拒絶し、残虐性を失った世界は人間牧場の世界へと没落する」

「狂っている、としか言いようがないぞ?」

「憎悪を植え付けたのはそっちだ、最初に火蓋を苦い気持ちで発火させたのは、包囲網を作った連合国だ、物資が無いなか、迫る飢餓と国民全員を兵隊にした鬼の如く行為、国そのものを修羅道に落としたのは何のためだと思う?ただ勝利に餓えていただけさぁ!!」

「もはや妖怪の有り様じゃな」

「仮面を剥がすな、本性は純朴なる狂竜だ」

「そうか、ならば、怪物殺しをするかの!」

「ビースト、人類悪、今では誇れるぞぉ!」

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