fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー
新・セイバー
一方その頃教祖様は第六次聖杯戦争へと移行していく、この『シネマの中の世界』における、最初のサーヴァントを呼ぶことにした。
「俺様のかっこよさと王道なるままのサーヴァント、俺様と良く似た最高の王様なのだ」
消滅したビルの前。
魔方陣に呪文詠唱。
その新・セイバーは。
月の形をした種を埋めることで、周囲の魔力を吸って成長し、“自らの領土”を拡大していく、その種をビル跡の場所に埋め込んだ。
 
ニョキニョキと大樹が現れる。
とんでもなく膨大な大きさだ。
流れ出た樹液はチグリスユーフラテス川になり、そしてその木になる葉っぱは全て無限の数の剣!!
その剣の葉は絶えず新・セイバーの意思で全部が同じ方向を剣先で指し示し続ける、ある時は東、ある時には西、時には城を時には都市をそしてそのさし示した全てが、なんと!
オスマントルコとなる。
オスマン1世であった。
「さぁ世界征服を始めようか、マスター!」
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