fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

魔昼・森のクマさん

アインツベルン城に向かうギルガメッシュ。

堂々ではなく森からである。
マスターの指示であり姑息。
本来ならしたくない行為だ。

「ちっ、最近の王は臆病風に吹かれやすいな、まぁ、あの伏魔殿から聖域に行くのならば、我でも少しは警戒をするのは、流鏑馬みたいではあるのだが……なんだ、あれは?」

クマの着ぐるみをきたヴァーサーカーが猛烈なるえぐいタックルを腹にかましてきた。
「ぐぉふ!」

そこからは悪逆非道。
徹底的ボコボコという名の暴虐。
彼は生け贄なのか身代わり人形であるのか。
マスターへの顕在化されない声の怨みなのか、マスターへの憎しみに祟られているのか、マスターの厄を一身に引き受ける王の鏡であるのか、単に、聖杯にギルガメッシュそのものが怯えられているのか、別れる所だ。
「またか、また我、死ぬのか!こんなのはあのランサーの役割であるはずなのでは!?」

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