fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

四人目のアヴェンジャー


「おのれ、計ったな! 浅井長政ァ!! 」

『暗黒将軍』に辛勝して、息を荒げて、体力は無い、服装も体もボロボロで、片足をついている、その隙を逃さない復讐鬼がいた。
「長政様!」
悪夢がある。
実の兄を夫が殺したのである。
いつかこうなるのは分かっていた、だがこれは、あまりにもむごい。
夫の顔は鬼の形相であった。
「ひぃ!」
漏らした。
『暗黒将軍』の中身。
肉体だけを地面に打ち付けられ、あの『尼』、天海という女はもういなくなっていた、彼女は、令呪で一時撤退させられたらしい、懸命かつ、まともな使い方であった。
私も令呪を使われこの場から転移したい。

復讐鬼は義を知っていた。
だからこその、この悲劇。
不義を貫く非常識なる義理の姉を殺した。
聖杯戦争の諸行無常。
その復讐鬼は微笑む。
殺し終えて、紡いだ。
「さぁ、帰ろうか市」

そこで悪夢は褪めた。

「おい起きろ、桜、珍しくお寝坊さんだな」

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