fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

超黒幕サマエルについて

純粋悪魔。
真性悪魔ではないがそれに近い。
ユダヤ教のサタン、サタナエル。
キリスト教のサタン、ベルゼブブ。
イスラム教のサタン、シャイターン。
その三つの原点にしてあらゆる蛇の祖。
天からは落ちない。
禁忌の果実をイヴに食べさせた。 
アダムに人間種への疑念を抱かせた張本人。
聖堂教会にとっては一大事にして、その実力は埋葬機関でも戦闘行為の持続すら難しい。

彼は人間の堕落を好むのだ。
そして新世界の神を求める。
ビーストではもちろん無い。
愛に執着し、愛こそ堕落の基本とのたうつ。

「聖杯が小生が求めないことこそがナンセンスなのだよ、分かるか、それは小生の悲願なのだよ、愛、憎悪は裏表ではなく同一視しなければならない、その同一性は深みだとも、欲だよ、物だろうと金だろうと宝だろうとペットだろうと奴隷だろうと人間だろうと、執着すれば、愛! 愛とは欲望の基本なのだ、そして汚染された聖杯は欲望の一種の到達点、あれをブラックマリアと呼ばずに何が黒い聖母だよ、分かりますかね、あれは人理そのものの愛だ、狂っていようが、歪んでいようが、病んでいようが、あの愛は素晴らしい」

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