fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

真・キャスター


「絶景かな、絶景かな、この世の魔々瀬よ」

巨大かつ浮遊するエイに乗ったキャスターが高級ワインを飲みながら下界を喝采する。
「マスターがあぁだからなぁ、高みの見物といけるのさ、見るなら近場だよねぇえ!!」

「…魔界植物達の気性は荒いぞ?」
『空亡』が、極夜師団を蹂躙する。
『征服王』とマスターは撤退する。
マスターは煙草の火をつけれずに。
『征服王』は、死の恐怖を感じて。

巨大な捕虫植物は捕食植物であり人食植物。
植物宴がある。
とても凶暴な。
バクバクバク。
モグモグモグ。

「令呪を持って命ずる、わしの魔力に呼応せよ」

「うおおおおおおん!」
ヴァーサーカーは黒い毛並みの狼男になる。
地上においては全滅したはずのそれがなぜいるかといえば、マスターが『魔界の』狼男だからである、そのマスターの主の固有結界は勿論『魔界』である。

「親戚の曾孫に復讐代行を頼まれたのはいいが、さて彼は曾孫の友達か、ふむ、あの荒ぶりよう、さては非才、敵と判断されたのかな? 久し振りだな、その心の髄を暴いてやる、非才の本業は錬金術師ではなく精神科の先生だ、スクールカウンセラーもした事がある、曾孫のガールフレンドは喜悦だったな、『彼岸花』なのに、その中身は薔薇のフリをしたがるラフレシアという醜悪極まってた、その話は置いといて、このヴァーサーカー、本当に敵対してきたな、やめろ勝てないぞ」

「fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く