fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

真夜中・校長室・会合

「犯人はお前だ」
「おや気づかれましたか、流石探偵ですね」
「ここはお前の固有結界であり、そして違う、なぜから、これは、第零の魔法だ、それを、魔法だなんて言えない、おぞましいがな、何よりお前が『アダム』な事にも驚きだよ、『赤神かだやし』校長先生」

魔人が鬼人を犯人だと確定した。
「赤点ギリギリですね、鮮血の輪廻、人の本性が闘争なら、その流血の螺旋を取り仕切る術式、私は吸血鬼としての能力は生憎不死性しか持っていません、ただの魔法使いです」

「まさに鬼人げどうだな」

「お褒めいただけましたが謎は無いでしょう、クライムマスター、それこそが私、ですから謎はない、ただ罪を暴いただけですね」

「そうだ、日が昇ればまた違う形になる、この校内という鰐の胎盤たる異界というのは、本当に、青春への怨みがだだもれですねぇ」

「『弟子』のお願いは叶えるのが『師匠』」

「『蝙蝠』が中立なのは、お前に学びを受けているからか、『赤神かだやし』も『蝙蝠』も、どっちかに肩入れされては困るからな」

「世界は血塗れで、いつだって青褪めている、私は、人が野蛮性も残虐性を無くせるか、そもそも、これは道徳や倫理の話なのですが性善説、性悪説、そうじゃなくて性罪説こそ正しいのでは無いのか、人理最大のミステリー、人はどうして悪いことをするのか、それを『真唯一神様』に産まされた時からずっとずっとずっとずっとずっと考えて来た」

「ほう」
手を鳴らす。
涎を垂らす。 
拍手をする。
「我輩も協力しますとも『魔法・紅』の使い手なる魔法使い、『赤神かだやし』さん!」

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