fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

白夜・惨劇=人形劇

「という人形劇でした、おっと!」

「あなたって人は!!!」
ナイフが両目を傷つける。

彼等は兄弟であったのだ。

「どうして、蛇の癖に毒を啜ろうとしないのですか、あぁ私が『梟』なのが気に障る?」

「母さんを返せ!」
「『あれ』は『焼却の銃』が初めて、実の母親とあって、愛情が狂気となる、凶器はね、持つだけで、人を狂わせてしまうのですよ」
『蒼白する剣』は『陰陽師の弟』に語る。

「私は、愛を知りたいのです、そのためには六道どの道も歩む、外道も無道さえも走って見せる、私は人間と物質の区別がつきません、私は、神と悪魔の選別も出来ません、私は無神論者だ、霊や妖怪は地獄の擬人化だと思っている、私は物質主義者で、『人形』に固執する、私は池袋という場所が楽しそうな所だとは知ってます、でも行ったことはありません、私は、死にやすい体質なんです、不幸とは、不吉とも違います、ネフレン=カの魂を含め、私は影歴史ドゥームの最凶クラスを六人揃えてます、モリアーティの知られざる子供もいるし、ジャンヌダルクを死刑へと導いた腐った処刑人もいる、他の三人もそれはえげつない、ラファエル前派に見初められたり、あと二人は少し処分を考えます、闇落ちしたifのアルジェナと、最後の一つはやはり、ジョーカーだ、彼岸花に止まる蝶々をこの手で絞め殺した時はもう最高だった、あの座を奪って、そして僕は、この首吊邸で『逆凪』という対処に当たっている、壮大でしょ、皆、法に裁かれない悪ばかりですよ?ですからね、私の『業』は世界を敵に回しているのです、恋人が、いないのが残念ですね」

首吊り死体が果実のように沢山垂れ下がる部屋、それだけで一種の呪詛だ、この首吊邸という魔術工房は『黒魔術』と『死霊魔術』を同時に酷使するための砦であり塔である、しかも、この場所そのものが分霊箱でもある。独自の防衛方法だ。
『死』を身代わり。

『魂蔵』の中身。

それは、絶黒だ。

それに対してもはやハキケスラトオリコシタケンオカントゼツボウヲシッキントシテダス、失禁を辞さない凶悪、それが彼である。

「さぁ、ニューゲームの時間ですよ、椿君」



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