fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー
黒幕達以下略その弐
「オンエアされないバトルなのです!」
相変わらず校内の部室に籠っている黒幕達。
令呪によって戻ってきたラスボスもいるよ。  
「最初からクライマックスってわけにな行きません、これでも展開の破綻は避けたいのでそれと密談については私も分かりません」
「なぁ、狩人っていうからには、モンハンとか上手いの?」
帰って来た蜂の巣、ありとあらゆる武器に刺さった『梟雄』が、問いかける。
その返答にたいしてはもちろん。
「得意ですよ、双剣スタイルを開拓したいのですけど、あれ、難しいですよね、一番得意はガンランスです」
「今度オープンワールドになるそうだな」
眼帯に右腕に包帯をした褐色の肌の青年が言う、それを中二病と、言うのは、容易いが。
「アンジャナフとか、そろそろジュラ期に続きがあったとかそういうノリだよな」
「生物学的に興味あります」
鬱屈な両目をした生物学者がいう、今ではこの学校の先生で、この部の顧問である男性。
「ゾラ・マグタラオスとか隕石とか降っても生き残りそうですし」
「てか、マスター、大蟻塚の荒地あるから、あの声真似をしてくれよ」
「世を蟻塚と見ればな、ヒヒッ!  飽きぬものよ、と、象が異形で人が蟻なら我々血族はアリクイのようなもんだよ」
「一々かっこよくないですね、まぁハゲワシについては、この間スキンヘッドの宇宙的犯罪者が、王に歯向かい、王座を奪うというストーリーを見まして、あれ、そういえば、マスターって、英霊になれたとしてアヴェンジャーには決してなれない性格の持ち主でしたっけ? 冷めてますねぇ、人の心はどこに?」
悪魔が自分勝手な解釈を進め、次に続く言葉は最低に近い。
「どうすれば、貴方様が真の愛に目覚めるのか、世界を敵に回しても君を守る、死んだ君のために、僕は世界さえも敵に回す! マスター、この悪魔として、貴方にその憎悪を教えましょう、それはサタンのような感情だ!」
「ククッ、ついに覚醒するのか」
相変わらず中二病は炸裂する。
彼としては、開き直りだった。
「オープンワールドなぁ、ゲームのクオリティー上がると皆そうなるのか、メタルギアの時は核兵器まで作れたからめっけものだよ」
「ついに作りやがった、この悪魔」
「マスター、それより今回の冬木の聖杯出はない亜種にして異種にして無尽蔵にして、ベルゼブブのような暴食性を誇り、何よりサーヴァントの数は本来いくらでも召喚できる、そんな聖杯を大量殺戮兵器に変えたら?」
「そんな事より暗黒破壊神を復活させよ」
右目が疼いているし、封印されし右腕も疼いている、事実、破壊神はその二つに宿る。
「ククッ、漆黒の精神は偉大」
その部室が叩かれる。
外側からの干渉をシャットアウトする結界をしてあるので、それを突破するには。
「急急如律令!」
と外から叫ばれ。
禁断の扉が開かれた。
そこにいたのは四人。
「御室有明と弟か、弟が二人いるけども」
「一体何をしているんだ?」
ランサーが中二病に陥った兄弟を不思議そうに見ている、ぽかーんという擬音さえつきそうである、それほどまでにカオスであった。
「ククッ、俺はついに漆黒に目覚めたのさ」
「………そうか、なら、魔性は倒さねばな……」
「あぁ! 悲劇の兄弟! 闇落ちして、それを倒さざるを得ない英雄! ベタなのが気に触りますけど、そこで私、この槍がありましてな」
その槍は北欧神話で不死である光の神を殺した槍だ、不死者殺しと光属性絶対殺すマンである、その槍の名はミストルティンである。
相変わらず校内の部室に籠っている黒幕達。
令呪によって戻ってきたラスボスもいるよ。  
「最初からクライマックスってわけにな行きません、これでも展開の破綻は避けたいのでそれと密談については私も分かりません」
「なぁ、狩人っていうからには、モンハンとか上手いの?」
帰って来た蜂の巣、ありとあらゆる武器に刺さった『梟雄』が、問いかける。
その返答にたいしてはもちろん。
「得意ですよ、双剣スタイルを開拓したいのですけど、あれ、難しいですよね、一番得意はガンランスです」
「今度オープンワールドになるそうだな」
眼帯に右腕に包帯をした褐色の肌の青年が言う、それを中二病と、言うのは、容易いが。
「アンジャナフとか、そろそろジュラ期に続きがあったとかそういうノリだよな」
「生物学的に興味あります」
鬱屈な両目をした生物学者がいう、今ではこの学校の先生で、この部の顧問である男性。
「ゾラ・マグタラオスとか隕石とか降っても生き残りそうですし」
「てか、マスター、大蟻塚の荒地あるから、あの声真似をしてくれよ」
「世を蟻塚と見ればな、ヒヒッ!  飽きぬものよ、と、象が異形で人が蟻なら我々血族はアリクイのようなもんだよ」
「一々かっこよくないですね、まぁハゲワシについては、この間スキンヘッドの宇宙的犯罪者が、王に歯向かい、王座を奪うというストーリーを見まして、あれ、そういえば、マスターって、英霊になれたとしてアヴェンジャーには決してなれない性格の持ち主でしたっけ? 冷めてますねぇ、人の心はどこに?」
悪魔が自分勝手な解釈を進め、次に続く言葉は最低に近い。
「どうすれば、貴方様が真の愛に目覚めるのか、世界を敵に回しても君を守る、死んだ君のために、僕は世界さえも敵に回す! マスター、この悪魔として、貴方にその憎悪を教えましょう、それはサタンのような感情だ!」
「ククッ、ついに覚醒するのか」
相変わらず中二病は炸裂する。
彼としては、開き直りだった。
「オープンワールドなぁ、ゲームのクオリティー上がると皆そうなるのか、メタルギアの時は核兵器まで作れたからめっけものだよ」
「ついに作りやがった、この悪魔」
「マスター、それより今回の冬木の聖杯出はない亜種にして異種にして無尽蔵にして、ベルゼブブのような暴食性を誇り、何よりサーヴァントの数は本来いくらでも召喚できる、そんな聖杯を大量殺戮兵器に変えたら?」
「そんな事より暗黒破壊神を復活させよ」
右目が疼いているし、封印されし右腕も疼いている、事実、破壊神はその二つに宿る。
「ククッ、漆黒の精神は偉大」
その部室が叩かれる。
外側からの干渉をシャットアウトする結界をしてあるので、それを突破するには。
「急急如律令!」
と外から叫ばれ。
禁断の扉が開かれた。
そこにいたのは四人。
「御室有明と弟か、弟が二人いるけども」
「一体何をしているんだ?」
ランサーが中二病に陥った兄弟を不思議そうに見ている、ぽかーんという擬音さえつきそうである、それほどまでにカオスであった。
「ククッ、俺はついに漆黒に目覚めたのさ」
「………そうか、なら、魔性は倒さねばな……」
「あぁ! 悲劇の兄弟! 闇落ちして、それを倒さざるを得ない英雄! ベタなのが気に触りますけど、そこで私、この槍がありましてな」
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