fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー
三人目のアヴェンジャー
「今ここでぶちころがされるか、後でズタズタにされるか、選べ?」
ファミリーマートが剣呑で満ちていた。
いきなり、店内で突然ハジキを取り出した白スーツの男が、そこの店長に怒りを表す。
もう一つの手には、妖気を出す悪魔と天魔によって創造された王魔剣を持っていたよ。
サングラスの下の眼光は、狂犬のようだ。
「ここで何してんやがる?」
「ん、コンビニの店長?」
「こないけったいな所で?」
「そうですよ」
「はぁ、あほくさっ」
「こいつは家康か?」
恩讐ゆえの黒き炎を纏わす刃綻びが酷いギザギザの二本の刀を既に抜刀していた復讐者。
「この気の触るへつらい、他者を敬い、何よりもそのドス黒き臓物を隠し通す陰険さ!」
「違うやろ、こいつは俺が最も嫌うやつだが家康なんかには似てない、鬼日向の方がずっと似ておる、こいつは、家の恥さらしじゃ」
「勘当されたのはそっちでしょう?」
こめかみに青筋を浮かべた。
「てめぇんとこの餓鬼の蛇野郎が悪いんやろうが!!」
「子供の言葉でぶちギレたのはそっちでしょ……………」
「どちらにしてもマスターの敵ならば、私も狂乱にこの肉を委ねて斬乱せねばな」
「山田君!」
「おや、どうされましたか?」
アサシンが抜刀をしながら店の裏側から店内へと戻って、ハジキを向けられながらも、進む、迷いなしに弾丸すら斬られると思っていやがるんやで、こんなステータスが異常なサーヴァントをなんでバイトとして雇えるんや、これがこいつの『器』って事か、親父。
「まぁ、こいつの味方ならブチ殺したる!」
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