自重しない能力者

ピスダー

人前で能力を使うと…

俺は花梨と康太郎が来る前に本当にこの能力"無限創造"が使えるか試そうと思った
「どうしよっかな
 ド定番の火魔法とか作れるのか?
 よし、創造 "火魔法"!そして火よ出ろ!」
だが、あまり変化は無く「火よ出ろ!」などと言ったがただ恥ずかしいだけだった
「そう言えば、ラノベとかで魔法を使う時は魔力を感じるとか、イメージを強く思うとか言ってた気がする…」
取り敢えず、イメージしてみた
人差し指の先にライター程の火が出るように
イメージすると思い通りに使うことが出来た
「でも、実際に使えるのかが問題だな
よし、この紙で試してみるか」
手元にあった紙を手に燃やせるか試した
結論を言うと燃えた
「熱っ!」
手元まできた炎を触れてしまった
「これって火耐性とか必要だったりするのか?」
この結果によると、1度放った炎に触れてしまうと熱を感じるということ
この無限創造内容が深すぎる…

「これは自慢決定だな」




元は彼らが来るのにまだ、時間はあると思い作った火魔法で遊んでいた。
(…ガラガラ)
「おっ、起きてたのか…?!てかそれなんだよ」「…おはよ、元…?」
「あー、タイミング悪過ぎ
まあいいや、それより俺魔法使い?になったぜ!」
全属性以外に覚えた念動力で康太郎を地面から数十センチ浮かせた
「うわっ!な、なんだ?」
「それは俺がやった」
「よし、どうしてこうなったか経緯を聞いてやる」
そして俺は、この能力を得た経緯を話した
「んで、その自称女神さんが何故か能力を与えたと」
「そゆこと」
「それって、鑑定とかも出来たりする
出来るなら、俺たちを鑑定できない?」
康太郎はこの時特殊な能力ではなくとも剣術スキルなどがあるのではないかと思った
「おう、今作ったから見てみるわ」「はやっ!」

名前 南雲康太郎(なぐも こうたろう) 15歳
種族 人族
スキル 護身術Lv.5 料理技術Lv.2
称号 才のある者

名前 榊原花梨(さかきばら かりん)15歳
種族 人族
スキル 料理Lv.4 裁縫Lv.3
称号 見習い料理人


こいつら凄すぎ…
「オメェら………」


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