こんな俺でも異世界でやれること

yamato.K

第13話 第一回戦

ーーーーー???ーーーーー




……?




…あれ




…ここ何処だ?





覚えがないこの景色…何処かの部屋?だな。白い天井が見える。




…あぁダメだ。ここは記憶にないかな。





今見てるのは夢…?





んん?俺って確かルガマナナ城の武闘大会に参加してそれで…下の階へ降りて…





あれ?そこからの記憶が思い出せない…?




まぁ、これが夢なら早く起きておかなくちゃな…






「…ねぇ、嘘…でしょ?」




え、何が嘘なの?




…俺は嘘は嫌いな方だから何にもやらかしてはないはず?




「起きてよ!しな……でよ…目を…ま……よ…いや…………ぁぁぁぁぁ!」




ん?所々ノイズみたいなのが混じって聞こえ…
!?な、頭…がぁ!!うぐ…!!







「っはぁぁ!?ハァ…ハァ…ハァ…い、今のは、夢…か?」


周りを見るとどうやら柱の下に自分は寝ていたようだ。さっきのは本当に夢らしい…だが、頭がとても痛い…
…ちょっと思い出した。武闘大会はA戦とB戦に分かれていて、俺はA戦にエントリーされていたんだっけ…それで俺の出る試合まで時間がかかりそうだから居眠りした…のか…


「にしてもさっきの夢…妙にリアルだったな…なんというか、一度体験した出来事をそのまま見て感じているという風に…例えるなら4Dか。嫌なアトラクションだ…」


とりあえず今はどの試合まで終わっているのか様子を見ることにする。


「ええっと確か真っ直ぐ行って階段上ってから、すぐ左手。っておぉ…やってるやってる」


もう試合が始まった様だ。
試合会場は円型になっている。イメージとしてはDBの天○一武闘大会のを丸くした感じだ。ルールは相手を場外に飛ばすか、リタイアさせるかで勝負は決まる。殺しは当然無しだ。

片方がパッと見た感じ素手で殴りかかってるから武闘家の男性だ。もう片方が…何だ?視力はいい方だから見えるのだが…剣を片手に、白と青っぽい兜と鎧を着てる。


「ヤツ…誰だ?ナイトみたいな感じはするけど…動きがどうも変だな。鎧着ている割にスラスラと武闘家の拳を避けてる…」


コードネーム、ナイト。にしておこう。ナイトの動きを観察してみることにした。ナイトは攻撃は全然しないが、攻撃をかわし続けている。動きでも読めるのか?まさかな…
一方、武闘家の方はちょっと焦り気味とみた。なんせ自分の攻撃が避けられまくってかすりもしないんだしな…


その時、武闘家が後ろへ吹っ飛んだ。場外へ飛ばされ、壁にちょっとクレーターができ、武闘家の男は気絶した…かな?


「んな!?…流石にそれはビックリだ。一瞬だが見えた。ナイトのやつ、剣を使わず男の腹に拳を一発入れたのか?剣の意味…俺もやろうと思えばできるけど…流石に怖い」


なんて言ってみたけどステータスがオールSじゃなく、ファースの森で全て初期値とかだったら絶対面倒いことになってるだろうな…感謝感謝。


「次の試合は誰が出るのか確認しに降りてみるか…」




ーーーーー  一方、ルナ達はーーーーー



「はわわわ…一体何が起きたんですか?」

「あの人、あっけなく吹っ飛んじゃいましたね…」

「鎧を着てる人は何をしたのかさっぱりですよ…」


観客席にて優真と同じ様に場内を見ていたが、困惑してしるのであった。


「ご主人様、大丈夫でしようか…心配です」

「大丈夫だってリル。だって僕らのご主人様だよ?負けないに決まってるよ」


(ユーマさんは勝ちます。だってこの大会で一番。じゃなくて、この世で一番強いステータスです。それに、私の…大好きな人ですから…///)


「?ルナ様、顔が赤いですよ。まさか風邪をひきましたか?」

「ふぇ!?い、いや、ええっとその…だ、大丈夫です!私は元気ですから!」アセアセ

「「??」」

(そ、そんな…顔に出ていたなんて…穴があったら入りたいぐらい恥ずかしいです…///)

(でも、何ででしょうか…この心のモヤモヤ。まるでずっと前からユーマさんの事を思っていたような…いやきっと気のせいですね…)








ーーーーー優真はーーーーー



「へックシャン↑!んん…誰か俺の噂でもしてんのかな。ま、それよりたしかこの辺りの壁にトーナメント表が…あったあった。どれどれ…お、次は俺か。入り口に行かなきゃな」


場所は地図を見たら大体分かったので、テレポートで瞬間移動をする。


「っと、到着。さて緊張するな。なんせ初めての武闘大会だ。あっちの世界だと参加なんて無理だからな…
ス○ブラの対戦みたくいかないんだろうけど…」




ここでルールを見直そう。



・制限時間は5分
・1組最大2人制
・相手が場外で足を少しでも着いた瞬間、もしくは再起不能になったら勝敗が決まる
・装備品以外の道具は使用禁止
・魔法は可
・相手を殺害する行為は失格とみなす



こんな感じだったっけ…



コンパニオンの人が俺に話しかけて来た。


「A戦のユーマ・キリシマさんですね。まもなく扉が開きます。頑張ってくださいね♡」

「あ、はい。どうも…」


正直、そんなお色気には興味ないんだ(キリッ
そして扉が開き始めた…







ウォォォォォーーーー!!!!






観客からの叫び声が響く。そしてリングの中央へと足を進めた。
相手は剣を装備した男性2人組のようだ。





「さて、お次はA戦、今大会初出場、ステータスは一切不明!ユーマ・キリシマ選手対、蝶のように舞い、蜂のように刺す華麗な動きを得意とするフライ選手&ラーク選手!果たしてどの様な試合になるのでしょうか!

レディー……」


ここで俺は後ろへ下がる準備を始める。罠とか仕掛けられたら嫌だからな(フラグ)


「ゴォォォーーー!」


「よっ!」


司会者の合図と共に俺は後退する。2人が何するのか全く判らないのもある。


「ふっ後ろへ下がっても意味はないさ!」シュッ

「僕らのコンビネーションの前に君は無力だ!」シュッ


片方が左から、もう片方が正面から走って距離を縮めてくる。だが、俺には勝利への道は見えている。


「怖くなって動けないのかい?なら…」

「これで動けなくしてやる!」


「んえ?フラグ回収した?」


俺の足元に魔法陣が広がった。効果は対象を動けなくするっぽいが何故分かったのかと言うと、指が一本も動かせなくなっているからだ。
う、動けん!?ば、バカな!って感じ


「ヒットアンドアウェイで君を再起不能にさせてあげよう!」


2人が俺を斬りかかって来た。よし、ここまではOK。後は…


「チャンスは…今!」シュッ

「な、何!?消えただと!」

「や、やつは何処だ!?」


「(肩をトントン)こっちだ」バシッ


俺は近づいた方の男性が振り向いた瞬間に右手に力を込めて爆破魔法を放った。ら、


「ふべ!」クルクル〜ベシッ

「ふ、フライーー!」

「あ、マジか。こんなに吹っ飛ぶ?」


確かラークってやつがクルクル回りながら場外へ吹っ飛んで行った。これはやっちまった感があるが…


「き、貴様…何故あの魔法陣から抜け出せたんだ!?」

「簡単な事だ。体は動けなくても動く必要がない魔法をやっておけば、出ることができる。いやー実に簡単だったw」

「ふ、ふざけるなぁぁ!!」

「剣で来るなら俺も武器で対抗させてもらうぞ」


俺はハルバードを召喚させ、弾いた。


キィィーーン


鉄と鉄が弾かれる音がし、ここで俺は左手でフライの腹に爆破魔法を放った。


「これで終わりだ。せい!」

「んな!?」


ドーーーン


フライが場外へ吹っ飛んで行った。案外あっけない2人組だった…実験はできなかったけどまだチャンスはある。
果報は寝て待てとも言うしな。




「し、試合終了!勝者は、フライ選手とラーク選手をあっけなく倒した、ユーマ・キリシマ選手!」





…ウォォォォォーーーー!!




…何と言うか、その…余裕で勝っちゃった。CPUレベル1のやつを終わらしたような感じかな…ま、結果が全てと言うしいいか!ポジティブにいこう!
だけどルナ達はどう思ってるんだろうな…




ーーーー観客席のルナ達ーーーー




「…え?もう終わったんですか!?」

「ご主人様、早すぎ!?」

「ま、まぁまぁ…2匹とも落ち着いてください。多分ユーマさんは自分の実力を周りに見せないようにしたんだと思います」

「後々戦う方たちに自分の力が把握されないようにユーマさんなりに気を付けたんだと思うんです」

「そ、そこまでご主人様は考えてるんですか?」

「さっきのはあくまで私の予想ですよ。ユーマさんはどう思っていたのかはユーマさんにしか判らないんですから」

「そ、それもそうですね」





ーーーー試合を終えた優真はーーーー



「ファックシェン↑!っあぁ…今日はやけにくしゃみが多いな。風邪はひいてないはずなんだけどなぁ…」

「さて、余裕の一回戦を今のうちに本来の目的を果たすとするか…」





to be continued…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ども、yamatoです。


今回は予定より遅れて投稿してしまい、すいませんでした…

理由は…その…


「…またいろんなところ修正して時間費やしてたとかか?」


ゆ、優真さん…流石にそれは…ともかくそんな事は置いておいて、(テレポート)シュッ

ところで読んでいる皆さんは優真やルナ、アナンタ、フェンとリルの姿、どんな感じなんでしょうかね?私は一度スケッチしてみたんですが、ちょっとイメージが崩れかけたのでやめました(ー ー;)

あとタイトルが気に入らなくなったので変更しました。今回も駄文な気がします;



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それではまた…

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