こんな俺でも異世界でやれること

yamato.K

第12話 優真、武闘大会に参戦す

ルガマナナ城の中へ入った俺たち。壁や天井、床や柱などは全部白レンガで作られている。天井にあるシャンデリアやロウソクの火がしっかりと明かりを保っているようで見てるとちょっと感動してきた。

ここは城の外に町があるのではなく、中に城下町が作られていて民を守るという王様の意志がなんとなく伝わってくる。
いいね(´-ω-`)b


「ここがルガマナナ城か…とても綺麗だし、町は城内にあるのはなかなか思いつきにくいものだ」

「私も初めて来ました。人もたくさんいて賑やかですね♪」

「あ、あっちから美味しそうな匂いがするよお兄ちゃん」

「クンクン…本当だ美味しそうな匂いがする。あぁ…ご主人様、僕お腹がすいてきました!」

「ちょ、ちょっと待てって…まずは寝床を確保しなきゃ…ってなんかやけに屋台っぽいやつの準備をしてるな。何か始まるのか?皆、ここでちょっと待っててくれ」

「あ、ユーマさん…分かりましたー!」


そう言って俺は近くで準備をしているおっさんに聞いてみることにした。


「すいません。ちょっとお尋ねしたいんですが」

「おう、何だにいちゃん。まだ売り物の準備ができてねぇから何も売るのんはねぇぞ?」

「いえ、その事ではなくてですね、いろんな人たちが準備してるもので、何が始まるのかなぁって思いまして」

「何だ、にいちゃん知らねえのかよ?明日、年に一度の『武闘大会』が始まるんだよ。この国の大目玉さ!俺はここに住んでもう30年は経ったからなぁこの大会が毎年楽しみなんだ!」

「なるほど…武闘大会か…良いイベントがあったんだな…」ボソッ

「おう!それとにいちゃん、おめぇ大会のエントリーしないのか?」

「え、エントリー…ですか?」

「するなら明日、ここから真っ直ぐ行ったところの階段を上って外の渡り廊下を通れば受付やってる筈だ」

「分かりました、ありがとうございます。それでは」

「あぁ!ルガマナナを楽しんでけよ!」


…なるほどねぇ武闘大会か…面白そうだ。

ちょっと顔から笑みがこぼれかけたが、いつもの顔に戻しルナ達の所へ駆け足で戻った。


「あ!ご主人様、お帰りなさい」

「あぁ、ただいまリル。聞いてきたよ、明日武闘大会があるらしい。道理で賑やかなわけだ」なでなで

「ぶ、武闘大会…ですか…ユーマさんは参加するのですか?」「クゥ〜ン♪」

「ん?あぁそのつもりだよ。もしかしたらゴールドも稼げるかも知れないしな」


一番の目的はゴールド。生きてく為には食べ物を買って食べる。買う為にはゴールドが必要になる。
そのゴールドは明日の武闘大会の優勝賞金として出るだろうから狙う。
とある方は言っていた、「チャンスなら、逃すなよ…」と…。


「それじゃ、まずは宿屋に行って一泊しよう」





そして俺たちは宿屋を探し当て、ここの女将さんに一泊させてもらうことにした。

ここの宿屋は2階ぐらいあり、頼んだ部屋は2人部屋にしてさせてもらい、中へ入るとふかふかなベッドが2つあり、タンスもある。テーブルは壁と一体化してあった。入口の隣にドアがあったので開いてみると、風呂場があり、俺とルナとフェンもしくはリルが何とか入れる感じの大きさだ。
いいお部屋じゃないですか。これで200G?安い気がする…
女将さん、めっちゃ元気で賑やかな方だった…





晩飯はパン、クリームシチュー、とろけたチーズをゴブリンの焼肉にかけたものと、デザートは焼きリンゴの中にハチミツをとろ〜りと入れたもの。(名前忘れた;)


めちゃくちゃ美味しかった!俺氏感激(*^▽^*)
ルナとフェンとリルは食後には顔がとろけていた。それほど女将さんの料理テクは凄かった。



そして入浴タイム。俺とルナがジャンケンした結果、まずはルナとリルが先に入り、後に俺とフェンが入る。という感じになった。今なら大丈夫かと思い、リルにかけてた魔法と解いた。


「さ、お次どうぞー」

「「はーい」」


ーーーーー風呂場ーーーーー


「んん〜久々のように感じる風呂!そんじゃまずはフェン、君も俺がかけてた魔法を解いておくぞ」


「…………おぉ、ちょっと久しぶりって感じがしますね…」

「いや、その姿って本来の姿だからね?」

「え、えっと…な、何だっていいじゃないですかご主人様…」

「ははは、それもそうか。よし早速体を洗うぞー」


俺は手のひらから泡を出す魔法『バブル』を唱えた。もちろんボディーソープ性のだ。


「わわ!ご主人様の手からあ、泡が!?」

「へへ、びっくりしたか?魔法をアレンジすればこんな事も出来るんだ。まずはフェンの体を綺麗にするぞー」





ーーーーー数10分後ーーーーー



俺たちは風呂から出てタオルで体を拭き、寝間着に着替え、ドアを開けた。


「フゥゥゥ…久々に楽しかったぁ」

「初めてのお風呂、楽しかったです!ご主人様♪」

「ルナー?まだ起きてるー?」


するとひょこっとルナが顔出しして


「さっきリルちゃんが寝ちゃったので、シーっですよ」

「おっと…すまない」ボソッ

「どれどれ、寝顔を拝見してみますかね…」


俺はリルの寝顔をのぞいてみた。すると、リルはどこか幸せそうな感じで眠っていた。


「ゥン…フフ…」


「…楽しそうだな。リル、どんな夢見てるんだろうな」

「とっても、とっても楽しい夢なんでしょうね。可愛いです♪」

「……♪」

「さて、明日に備えて寝よう!」ボソッ

「はい、おやすみです♪」

「おやすみ、ご主人様」


そうして俺はフェンと、ルナはリルと一緒のベッドで寝た…





もふもふ…してる…










ーーーーー翌朝ーーーーー








「……はぁ!?学校に遅r…って違う違う…」


なんだか頭が一時的に過去に戻ってた…学校にギリギリ登校した時がちょっとトラウマでそれが出てきたみたいだ。ふぅ…流石に今のは恥ずかしい…


「さて、みんなは…まだ寝てるか。よし、着替えて準備しなきゃな…」


俺は寝間着からいつもの服装に着替え、最近新しく買った茶色のローブを上に着た。多分サイズはあってるはず…それにカッコ悪くはない。と言うか個人的にはカッコいい類いだ。

そしてルナのミニバッグにこっそりと魔法のポーチを入れた。ありがとうな。完成目指して頑張れよ!


みんなを起こして、着替えを済ませ、フェンとリルを狼の姿に変え、朝食を食べ、女将さんから「シャキッとして頑張れよ!若いの!」と言われた。ありがとう女将さん。そして俺たちは宿を出た。



「よし、今日が武闘大会の開催日か…昨日のおっさんに聞いた通りに行ってみるかな」


真っ直ぐ行ったところの階段を上って外の渡り廊下を通り、別館?へと移動した。

入るとすぐ横に受付がしてあるのが見えた。


「武闘大会のエントリーはこちらから受け付けていまーす!参加される方は受け付けを済ませてからこちらの階段へとお進み下さーい!」


若い女性の方が大声で言っていた。んんーなかなか大変そう…いや、そんな事よりもエントリーしなきゃな


「じゃあ俺はエントリーした後、あっちに行くが、ルナたちは観客席のある方へ行ってくれ。あそこに地図っぽいのがあるからそれを見て動いてくれ。あとフェン、リル、ルナから絶対離れるなよ?」

「「はい!」」


「じゃ、また後でな」


「はーい。…ちょっと…寂しいですけど…我慢ですね」ボソッ





俺は受け付けで大会のエントリーを済ませ、下へ続く階段を下りた。なかなか広い階段…ここも白レンガ造りか。


そして階段を下り、大きな扉を開けると、目に入った光景は…





筋肉モリモリ、マッチョマンの変態(仮)が沢山いて、トレーニングとかしてる…中には荒くれ者の様な感じの人や身長約2mはある人、鎧を着ている人など要はそんな人が沢山いるって感じだ。


「ワォ…何かやだ…ま、仕方ないか…これも時の水晶を盗んだヤツを探すためだ。我慢我慢」



こうして俺は武闘大会へ参加し、優勝を目指して闘うだけでなく、時の水晶を盗んだヤツを探す為にも参加した。

さてさて、これからが
「楽しみだな。俺のGMの力を思う存分発揮できるし、GMが本当に『ゲームマスター』って意味だけなのかっていう実験もできる」






to be continued…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



どもども、yamatoです。


言うのが遅れましたが、私の身勝手な質問に答えて下さった方、ありがとうございました。心からお礼申し上げます。


今回は優真君がルガマナナ城の武闘大会に参加すると言う感じです。彼が最後に言った『GMが本当にゲームマスターって意味だけなのか』…という言葉。はたして、この言葉の意味とは何でしょうか…



さて、話は変わりますが、フォロー数がこの時点で38…もうすぐで40になりますね。これを見た時の私は正直驚きました。
「ふぉ!?第1話を投稿して36日目…もうこんなに…」
と本当に言っちゃいました。皆様、ありがとうございます。フォロー数が50に到達した時、改めてお礼を申し上げます。


気に入っていただけたり、興味を持って下さったりしたらお気軽にいいねやコメント、フォローをお願いします。
文字のミスや変なところがあればそちらもコメントで教えて下さい。よろしくお願いします。


それでは…See you next time!

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