こんな俺でも異世界でやれること

yamato.K

第4話 ドラゴンよ、そうきたか。

翌朝、俺は目が覚めた。まだ少し眠い目でルナを見る。あれ?布団にルナがいない?

って何だ…俺の右腕を抱き枕代わりにして寝てる。何故か、ルナを重く感じない。感じるどころか柔らかい羽を右腕に乗せているぐらいの軽さだ。何故なんだろう…ルナ、いろいろと凄すぎ…

流石にまだ起こさない方がいいだろう。日は出ているが多分俺がいたの世界だと大体6時10分ぐらいかな。

「よし、ルナの為にも朝食作らないt」チリーーン「…えぇ朝から誰か来たぁ」

さっきの音はインターホンがわりにしてる鈴が鳴った音だ。玄関近くに鈴を上から吊るして鈴の下に紐を付けた。意外と家全体に聞こえる鈴だったからこれを買ったんだ。

「ルナを、起こさないようにっと…すばやく玄関へ…」

そっとルナを右腕から離して玄関へ急ぐ。戸を開けると、そこにギルド関係の装備品を着た青年が立っていた。

「あ、ユーマさん。おはようございます。朝早くからすいません。ユーマさんにギルドからお呼び出しがありまして。」
「は、はぁ…どの様なお呼び出しですか?」
「先日、ドラゴンを討伐しに行かれたのですよね?その事に関してなんですが…まぁ、後は来てくだされば分かります。」
「…はい、分かりました。準備が出来次第、ギルドへ向かいます」
「はい、それでは確かに伝えました。私はこれにて失礼します」

…何で昨日のドラゴン討伐が関係してるのかはわからないが、今はとりあえず準備をしないとな。まずは朝食を作らないと」



ーーーールナ視点ーーーー

「…ふぁぁ、よく眠れたのです…あれ?ユーマさんは…あ、この匂いは…多分朝ご飯を作ってくれているんですね。私もそろそろ起きておかないと」

ルナリビングへ移動中…

「おはようございます、ユーマさん!」
「お、もう起きたんだなルナ、おはよう」
「今日の朝ご飯は何です?」
「今日は俺がいた世界にもあるパスタって料理だ。今回は程よい柔らかさの麺と、調味料を少し入れて、盛り付けにいい焼き具合になった肉を小さく切って一口サイズにしてみたんだ。あ、サラダの方はいつものように自由にとって食べてくれ。」
「はい!わぁ…とっても美味しそうです!いただきます!」パクっ
「ん〜♪ふぉってもおいふぃいふぇすぅ〜」訳とっても美味しいです〜
「こらこら、ルナ?口の中に食べ物を入れたまま喋っちゃだぞ?」
「ふぁ〜い。ん〜♪」

ーーーー優真視点ーーーー

さて、朝食も済まし、食器の片付けも終わらせた所で…
「んじゃ、ルナ。これからギルドへ行こう」
「はい!今日はどんな依頼をするのですか?」
「いや、今日は依頼目的じゃないんだ。」
「え?そうなのですか…何でです?」
「昨日のドラゴンの討伐依頼のことらしいんだけど、まだ詳しくは聞いてないんだ。だからギルドへ行って何があったのかを聞きに行くんだ」
「分かりました。それでは私は着替えて、すぐに冒険へ出れるようにしておきます!」
「うん、それじゃ準備をしよう」

俺は自分の部屋に戻り、着慣れた冒険者の服装に着替え、その上に白いジャージを着た。そして、最近お気に入りのポーチを腰につけ、もし何が起きても問題ないように道具を入れた。

武器はGMの能力で召喚すればいいから、実際は荷物が少なくて楽だ。ありがたい。

「さてと…大体こんなもんかな」

リビングにてルナを待とうとしたんだが、もう待ってた。早すぎやしないかな…

「それじゃ、ユーマさん!ギルドへ行きましょう!」
「あぁ、行こう」

そして俺たちは玄関を開けて外に出て、家の鍵を閉めた。ここからギルドまではそんなに距離はない。ざっと4分ぐらいで着くぐらいかな。

ーーーー優真、ルナ移動中ーーーー

「よし、着いた。さて、中に入ったらまずは賑やかなセニアさんを見つけn」
「あ、いたいた!ユーマさん!」

こちらから行くよりあっちから来るとは…セニアさん、探知早すぎるでしょ。

「あ、セニアさん。おはよう」
「おはようございます」
「おはようございます。もう聞かれたと思うんですが、昨日の優真さんが受けたドラゴン討伐のことです。」
「あぁ、それは聞いた。一体何があったんだ?」
「…場所を変えませんか?クエスト受付場の方でお話しします」
「あ、あぁ…行こう」
「何でしょうね?」
「俺にもさっぱわからない…」

俺たちはクエ受付場へ歩む。んん…何があったのかやら…想像もつかない。

「さて、お話しする前にですね、一つ質問させてもらっていいですか?」
「大丈夫だ  問題ない」
「はい、それでは…ユーマさん、貴方間違いなくドラゴンを討伐したんですよね?」
「そのはずなんだが…確かに倒した。手応えもあったし」
「…なるほど。それでは何があったのかお話ししましょう。昨日、ユーマさんが討伐したはずのドラゴン。ヤツの死体がなかったんです」
「な、何…?討伐したら死体はそのまま残るはずじゃなかったのか!?」
「そう。そのはずなんですが、ドラゴンの死体は調査員の方々が調べに行ったんですが、その調査員の方々から「ドラゴンの死体がなかった。あのユーマさんのことだから嘘はつかないだろう。だが、死体がないってことは討伐を完全にしきれなかったと言うのが考えられる」とのことでした」
「確かに手応えはあったんだが…ならこう言えるのか。ヤツは生きている可能性が高く、また何処かで被害を及ぼすかも知れないということだな。しかし、だからといってもう、何処に居るのかも分からない相手を探そうにも探すことができないんだよな…」

最初は驚いた。確かにっと思っていたんだが、まさかあのドラゴン、そんなに体力に余裕があったのか…もしくは死んだふりとかなら油断してしまうな…

ん…?もし、死んだふりをらしてたなら何故その時に俺たちを殺そうとしなかったんだ?勝ち目がないと判断して逃げたいが為だったのか…あるいは他に理由が…

「んん…ユーマさん。ドラゴンは何処に居るのか分からないなら、出現した噂を聞けばいいのではないですか?」
「ふむ…そう言うのもアリ…か…」
「まぁ、こちら側も出来るだけ捜索はします」
「…今日は依頼、どうしよ…」
「依頼なら私にお任せあれ!どうします?ユーマさん宛の依頼とかやります?」
「え…そんな依頼があるの…?」
「はい、ありますよ」
「何でそんなのが…」
「それは、ユーマさんが有名な冒険家になっているからですよ。いろんな人達から信頼されてるんですねぇ〜羨ましい限りです」
「まぁ、その依頼は近々やるとしよう。今は家に一旦帰ることにする。また依頼を受けに戻ってくるよ」
「はい、またいらしてくださいね〜」
「よし、ルナ。家に帰ろうか」
「はい!」

ーーーー優真、ルナ移動中ーーーー

さて、まずは情報整理だ。昨日俺が討伐したと思っていたドラゴンがまだ生きてる可能性があると。そいつが今何処で何をして居るのかも分からない。だから俺たちは一旦家に帰って準備しようと思ったんだ。

あと、家の近くに赤い長髪で俺よりやや身長が高く、変態が見たら目を引くような…えっとナイスバディって言うんだっけ?興味ないけどそんな感じと翼と尻尾がある女性の方が居るんだが…って、え?翼と尻尾…

「貴様らか、待っていたぞ!ここが貴様らの家だといつことはすぐに分かった!さぁリベンジをさせてもらおうか!」
「ちょっと待て、お前まさかと思うが…昨日俺たちと会ったドラゴンか?」
「…え?この方がドラゴンです?」

おいおいルナ…どう見ても翼と尻尾が見えてるでしょうが…

「そうだ!昨日貴様にやられかけた!だからこうしてリベンジをする為に匂いで探ったのだ!」
「うわぁ…こいつ鼻がいいのか…それに擬人化?とんでもないことしやがって…ってそんなことより!ここでドッタンバッタン大騒ぎを起こそうとするな!俺が怒られる!俺にリベンジしたいんなら、俺たちと会った洞窟に行こう」
「フフ、ようやく受ける気になったか。それでは行こうk」
「ちょい待ち」
「な、何だ?急に怖気付いたか?」
「違うって。ルナ、テレポートを頼む」
「はい!分かりました!『テレポート』!」

テレポートはご存知の通り、瞬間移動だ。道のりが長かったり、バレたくないときに使う(それはそれでおかしい)上級魔法だ。ルナが強くなったのが分かる。嬉しいなぁ…ってそんな事を思ってる暇はないか

「それでは始めようか。ルナ!危ないから隠れていてくれ!」
「はい!」イソイソ
「あぁ!貴様に勝たぬと気が済まないのでなぁ!」
「何だよそのプライド…」


to be continued…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうも、yamatoです。
今回は遅れてしまい申し訳ございませんでした!

理由としては私の使っているスマホがフリーズして、電源落としてもフリーズしてしまい、データなどが壊れかけました…

修理に出すより出来る事をいろいろやってやろうと思い、いろいろ試した結果、蘇ったんですが、かなり時間がかかりました…もう、本当に怖い…バックアップは大事…

えー最近思ったんですが、第1話〜3話のタイトルが何か繋がってたように見えましてですね、タイトルをいろいろ繋げてみようかなと思いました。今回の第4話は…その…とある弁当屋から取りました。

もし面白かったりしたら、フォローやコメント、いいねをして下さると嬉しいです。

〜なキャラを入れて欲しいとか要望があれば、是非コメントで教えて下さい。

それでは、また次回に…

「こんな俺でも異世界でやれること」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く