こんな俺でも異世界でやれること

yamato.K

第1話 気付くとそこは…

…そうだ、一度状況整理をしよう。何事も慌ててはダメだ。多分。
俺の名前は霧島優真。ゲームが好きな普通の高校生だ。成績?そんな事は記憶の端っこにでも置いておこう。
そして、一番問題なのは現在位置だ。記憶が確かなら俺は電車に乗って学校から家に帰っている最中だったはず…電車の中で睡魔が襲ってきてヤベって思ったところまでは覚えてる。しかし目を覚ませば景色が全く違う。ここはどう見ても森っぽいじゃないですかやだー

「…ん?なんかいる」

少々距離があるが、少女が杖を持って1人でRPGとかでよく見かけそうやスライムと戦闘しているのが見える。

「ファイヤー!」

少女が持ってる杖から火の玉が放たれ、スライムに直撃し、燃えて消えた。

(え、あれってメ○と同じ魔法か!何か感動的!)

「ねぇ!君、ちょっといいかな?」
「はい、何です?」
「ここって何処なの?」
「え?知らないのですか。ここはファースの森ですよ。」
「」

ほへ?ファース?何それ初めて聞いたんだけど。ってことは…

「俺はもしかして…異世界に来ちゃったのぉぉ!?」
「…え?異世界?」
「あぁ…えーっと…とりあえず自己紹介するね。俺の名前は霧島優真だ。」
「キリ…シマ?ユーマさん…ですね。私の名前はルナです。」
「ルナちゃんって言うんだね、よろしく。」
「よろしくなのです♪ところで、ユーマさんは異世界から来たのです?」

今はこの子が頼りだ…怪しまれないよう、直に言うか…

「あぁ、そうみたいなんだ。気付いたらここに居たんだよ」
「ふむふむ…事情は何となく分かったのです。ユーマさん!」
「うぉ…何?」
「この世界について知らないようなので、私について来て欲しいのです!」
「え?わ、分かったよ」

ここはルナに従った方がいいな。情報収集しないと絶対この先生きていける気がしない。
にしても、何故俺は異世界に飛ばされたのだろうか…生きるためと、飛ばされた理由を捜す。今はこれを目標にしていこう。

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コメント

  • 鬼怒川 ますず

    全体像としても読みやすい、とてもいい作品だと思いまし!

    3
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