異邦の世界でトライ&エラー 〜チート能力で世界は救えません!!!

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完結編 (プロット)

異邦の世界でトライ&エラー
〜チート能力じゃ世界は救えません!!!




プロット
ストーリーの流れ。

主人公 スグルの心境の変化。

心境

家に帰りたくない。人生が暗い。ゲームや本を読んで現実を忘れられる唯一の楽しみ

(優秀な親の元に生まれたスグル、親の期待を胸に必死で勉強や部活動を頑張るが成果は芳しくなく、失望されていた。しかし年の離れた弟は天才で両親はとても可愛がった。スグルはより相手にされなくなり、家では居場所がなかった)



心境

人生が楽しい。何もかもが上手くいく。物語の中だけだった世界が目の前に広がっていてとてもワクワクしている。

転生するときに耳元で「どうか、世界に平和を………」神様
だが、起きた出来事に困惑し、記憶の片隅へとしまわれた。

(ある日異世界に勇者として召喚され、チート能力を授かる。勇者という誰もが憧れる英雄的な肩書きに、周りの人誰もが優しくしてくれる。可愛い女の子が集まってくる。自分の居場所がある。認めてもらえる。)調子に乗る



心境

絶望。いや理解した。自分がどれだけ恵まれたものを与えられて強くなろうと、本質は全く変わらないと言うことに。ただのメッキにしか過ぎなかったということに。

(チート能力を与えられ、ハーレム状態のスグル。完全に調子に乗っていた。自分の力でもないのに驕っていた。その油断が形となって襲ってきた。
魔族討伐向かったスグルだったが、魔王の側近に返り討ちにされる。(ここは力でねじ伏せられる訳じゃなくて、知略でねじ伏せられる。)部隊は全滅。ここで初めて、自分は与えられた能力に酔いしれていたということに気づいて今まで殺してきた命が重くのしかかってくる。罪悪感に押しつぶされそうになる。
ここではまだギリギリ王国から見放されてはいない。)調子に乗ってた分がここでのしかかる。



心境

覚悟を決めた。物語も前向きな感じで。ここから上手くいく的な。

(セリアや周りから励まされ、向き合うことができるようになる。まず自分自身の能力をしっかりと把握し、最大限生かせるように考えるようになる。この世界のことも図書館で調べ、知識を蓄える。戦術や戦いの技術も学び、自分以上の存在も視野に入れはじめる。また自分が勇者を倒す側だったらどういう行動に出るかも考えるようになる。できる限りのことはやり、自分に自信がついた。慢心でもなんでもない、やる事をやったからこそだ。)油断しなくなったて感じ。



心境

二度目の挫折。立ち直れないほど心がおれる。絶望のどん底。虚心。

(万全の体制を整え、戦いに挑み最初は順調で魔王の側近も少し予想外の事をしてきたが、なんとか対応し、討ちとる直前。魔王に邪魔される。魔王の力は強力だったが、倒せない程ではないと思った。だが油断はせず、慎重に戦いに挑もうとしたが。魔王の能力は能力を奪う、消し去る能力だった。もちろんそれなりに代償はあるので、ほぼ相打ち状態。だが勇者としての力を失ったスグルは焦る。このままでは日本にいた頃と変わらないのではないか?と。グリフォニア王国を救う為の勇者として期待を背負い魔王と戦うが負けて帰ってきた勇者。人々は失望し、希望を失うだろう。

あの頃と同じだ。優秀な一家に生まれ、両親の期待を背負いながらもなんの成果も出せなかったスグル。
だがそんな兄を弟は軽々と超えていく。天才だった。弟は完璧だった。落ちこぼれの兄であるスグルでもよく慕ってくれた。スグルもそんな弟が嫌いでは無かったが。だがそれが逆に辛かった。両親は弟を構うばかりで、俺はまるでいないものとされていた。家に居場所は無かった。

あの時は辛かった。
だが異世界に召喚され、勇者として能力も授けられ、毎日が充実していた。それもつかの間で結局は何もかも変わっていなかった。一時的に天才の感覚、いや天才以上の感覚を味わっていただけだったのだ。
落ちこぼれである自分の本質は全く変わらない。だがこれをきっかけにようやく自分と向き合う事ができるようになってくる。)しばらく立ち直れない。自分を見つめ直す期間。



心境

少し前向きになれる。吹っ切れる。目的の為には手段を選ばなくなり、常軌を逸する考えを持つようになる。

(王国には居場所がなくなり、飛び出す。そこでたまたま魔王と出会う。実は魔王はスグルのクラスメイトの女子だった。厨二病女子。この女の子はスグルの事が気になっていたが、まだ恋とは言い難い感情だった。スグルのたまに見せる、笑みに含まれる、悲しい表情が気になり惹かれていた。だが魔王として魔族側から召喚された時、スグルの事ばかり考えている事に気付き、恋だと自覚する。一生会えず、学校の時にもっと積極的になればよかったと後悔しているところに、人族の勇者として戦っているのを見かける。その事に混乱し、とりあえずこの状況では対話は出来ないと思い、能力を奪い、無力化させたのだ。
スグルを探してようやく、見つけた、魔王は正体を明かしスグルに思いを伝える。

なんやかんやあって、少し落ち着く。彼女もスグルに向き合う為には何があったのか事情を聞く。

それで魔族と人族と平和、世界の平和を目標として動き出す事になる。)スグルは戦いという土俵ではなく、平和を目指す為の策を考える指揮として立ち上がり、彼女はそれを実現させる為の駒となる。



色々苦労しながらもなんとか世界平和を遂げる。
甘く、優しい世界で幸せに過ごしました。
めでたしめでたし。




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未完結という形で終わらせたくは無かったため無理やり完結という形にさせていただきました。
見ている方も居ないとは思いますが自分のためにもというところです。

完結までのストーリーの流れがあったにもかかわらず全く進まなかったのはモチベーションの問題や時間の確保ができていなかったところにあると思います。

今回の失敗で得られたことも多くあるので、次回作ではスピード重視で勢いを大切にしていきたいと思います。
どれだけ考えても思いつかない事はあると思うので適度な妥協は必要ですね。


今作で書きたかったテンプレだからこそあるだろう悩みだとか才能だとかそういったものが自分の力不足故にに書けなかった事は残念でならないです。
 ですが次回作ではずっと昔から書きたかった、純ファンタジーを書いていくつもりなので、得られたことを活かしつつまずはちゃんとした形で完結させます。

それでは………。

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