銀の冒険者は最弱スキルで成り上がる。

ダックン

ペア決め

「転移ギリス平原」
──
「ギリス平原に着いたはいいものの、僕とペアを組んでくれる人が果たしているのかが問題なんだよなぁ。こういう所でも銀紋は足枷になるってことか。」
手始めセルスに聞いてみようという作戦を立てたがそれは一瞬にして無理だと分かった。
彼は虹紋。皆から頼られるのは当たりまえで周りに人が群がっていた。
こんな所に僕が入ったところで無駄だとすぐに理解した。
「あのー、私でよければペアになりませんか。」
そう僕に神の一声を掛けてくれたのはアリンだった。
「アリン。いいのか。僕は銀紋で恐らく足を引っ張る事になるかもだよ。」
「私、あまり人付き合い得意じゃない方でアルト君と話せたのが奇跡っていうかなんというか。それに私もスキル銀だし。」
「君も銀紋だったの?形は?」
「菱形です。スキル名 シンガン 能力は多分相手のステータスをすべて見ることが出来る事なんだと思います。」
「じゃ、僕のステータスもすべて見えてるわけ?」
「はい!えーっと、運動神経B 知力A
魔力C 、、、スキルっ?」
彼女は少し驚いた顔で質問してきた
「アルト君のスキルってどんなものですか?」
「僕のスキルはライト&ダーク。まだ使ってないから内容は分からない。それがどうしたの?」
「いや、なにかの間違いでしょうか。アルト君のスキルが二つ発現してまして、一つがライト、二つ名がダーク。」
「ん?って言うことはライトとダークっていうスキルはそもそも一つづつで、僕は二つのスキルを持っているっていうことなのかな?」
「多分そうなります。」
「へぇー、特殊な何かが隠れている可能性もあるわけか。
おっと、ペアが決まった順から皆エリアの中に入ってるみたいだし、僕達もいくか。」
「はい。」
──
平原エリアに入って歩いて3分程のところで僕達は狩りを始めた。
「アルト君!スグそこにソルラビットがいます!えーっと、私のスキルで見る限りレベル1って表記されているので多分弱い魔獣だと思います。」
「へぇー、レベルなんかも見ることが出来るのか。それじゃあ初戦闘開始と行きますか。」

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