召喚魔法によって呼び出されたら主が死んでいた(笑)

アゴミンチ

第五話、ステータスカード

 誤字、脱字があればコメントでご指摘いただければ、訂正致します。

 では、本編をお楽しみください!





「はぁ?!何だこのステータスは?!」

 そこにはこう書かれていた…………




 野田 陸   LV.999  Exp:9999999999

[ステータス] 
・HP:不明
・MP:不明 
・オールスキルコンプリート   LV.不明

[称号]
・神を従えし者
・異世界から召喚されし者

[所属国]
・なし

[職業]
・なし



「ん?何か解ったか?」

「あ、あぁ。しかし、驚くべきことにお前は恐るべき程に強い。そこで、是非ギルドマスターの所に行ってもらいたい。今から地図を渡すが、行かなくても行っても構わない。国に所属していないから警戒はしない。異世界から来る奴はたくさん居るが、お前の格好は初めて見るな。異世界人はみんな優しいからお前も信用しよう。改めて、 グランブール王国 へようこそ!」

 へぇ。異世界から来る奴はたくさん居るのかぁ。

「ああ、よろしく!」

「では、早速ギルドとやらに行ってくるよ。」

「じゃあな!ちょっと今からまた城に行ってくる。」

 そう言ってレンさんはステータスの紙を陸に渡して、また城の方へと走っていった。

「さてと。」

 門を潜ると、陸は地図を広げてギルドを探す。

 地図によると南西の方に有るみたいだな。店もたくさん有るみたいだし、眺めながら歩いて行くか!

「らっしゃい!らっしゃい!」

「安いよ~!」

「ヤード鳥の唐揚げだよ~!1串3つで100ノールだよ~!」

 色んなのが売られてるな。1ノール1円くらいかな?

 歩いているとやっと『グランブール王国冒険者ギルド』と、書かれた看板がぶら下がっている大きな建物が見えてきた。

「やっと着いたか………。」

 大きな扉を開けると、そこには様々な格好の冒険者達が椅子に座って話していたり、テーブルに食べ物を乗せて談笑したりしている。

 そして一番奥にはカウンターがあり、右からクエスト受注所、納品所、クエストボードとなっていて、クエストボードには夥しい量のクエスト受注紙が貼られている。それぞれのカウンターには、二人ずつ受付嬢が立っている。

 陸はステータスの紙を持って、クエスト受注所の右の人に声をかけた。

 「す、す、すみません!」

「はい!ギルドは初めてですか?私は リフェル と申します。初めまして!クエスト受注紙は持っていないようですが………。冒険者の登録でしょうか。」

「え、えーと、登録ではなく……ギルドも初めてですけど……。ちょっと急用でして。」

「何でしょうか?」

 俺はアレンさんや、異世界の事を省いてリフェルさんに洞窟から、ここまでの経緯を説明する。

「そんなことが……。モンスターを倒したのは流石に信じられませんが、ギルドに入ればですね!(以下略。)」

「すみません!話が逸れていましたね、ちなみにそのステータスカードを見せて頂けますか?」

 へぇ。ステータスカードって言うのかぁ。

 リフェルさんにカードを渡す。

 すると、リフェルさんはとても驚いた様子で、

「レ、レベル999ぅぅ!!」

 リフェルさんが大声で驚いたので、座っていた冒険者達も驚いて、

「LV.999だと?!一体何処から来たんだよ!」

「LV.999なんて見たことも聞いたこともねぇよ!」

「LV.197が今までの最高LVの人じゃなかったか?」

 驚いた後、リフェルさんは最初の冷静で優しい顔に戻り、

「ギルドマスターに会いたいのでしたね!では、こちらに来ていただけますか?」

 そう言うと、カウンターの横からカウンターに入れられ、そのまま奥へと繋がる扉を通された。




 テスト勉強期間中だと言ったな?あれは嘘だ。

 嘘です。テスト勉強期間です。大人しく勉強したいと思いマース。

 こんばんは!アゴミンチです。今回はステータスカードの話がメインです。これからは国の争いについても書いていきたいと思っております。これからも何卒よろしくお願いします!

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コメント

  • アゴミンチ

    コメントありがとうございます!テスト勉強頑張りたいと思います!

    0
  • ウォルトン族

    次回の話楽しみに待ってます
    テスト頑張ってください!

    1
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