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転生ついでに最強を目指す

花鳥月下

俺、初稽古

久々の更新です。



それは、ある日のこと。
俺は五歳の誕生日を迎え、普通に祝われた後、姉ちゃんに過剰なスキンシップを受け、とても嬉しゲフンゲフン苦しんでから部屋に戻り本を読んでいた。

不意に、ドアをノックする音が聞こえる。

「クレア、父さんだ。入ってもいいか?」

「ええ、構いませんが」

珍しいなぁ父さんが部屋に来るなんて……やらかしたかな?
まさか、スキルと魔法の件がばれたか!?

「お前………」

ヤバいよヤバいよ!!
父さんの顔が険しく成っちゃってるよ!! 
これ絶対ばれてる!
あぁーー!!やらかした!!

そして、父さんはゆっくりと口を開きはじめーー

「稽古を受けるつもりはないか?」
 
俺の予想とは異なる事を口走った。

「え?あ、はい!!」

「おお!そうかそうか、」

え?何々?何か稽古受けることになっちゃってるよ!?
え?嫌かって?いや!むしろ逆だ!!
だってさぁ!これでやっと魔法が使えるんだよ!?本ずくめの生活ともおさらばじゃん!もう最ッッ高!

『はぁ………やりすぎないで下さいね』

(わーってるよ、フィラ。)

『も、もう//それならいいですよ!』

ん?女神様の呼び方が変わってる?それに敬語じゃないって?
細かいことは良いんだよ!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

~~時は流れて稽古に~~
「せぇい!!たぁ!ふぇあ!!」

「どうしだクレア!!闇雲に振ってもあたらんぞ!!もっと腰を入れろ!流れるような太刀筋を描け!まだまだ遅い!」

今俺は剣の稽古を受けている。 
つーか父さん、強すぎんだろ!?
明らかに本気でやってんじゃん!!年の差考えよーぜぇ!?父さんよぉ!?
チッ、スパルタ親父め……

(てか、スキルと魔法を使ってないとは言えなにこの差!?
こちとら新魔法『身体能力覚醒エクストラ=ミリネアと『敵能奪取』スキルスティールを使ってんのに勝てないとかおかしくね!?)

『魔法使ってるじゃないですか……卑怯ですよ?』

(卑怯?なにそれ美味しいの?僕の辞書はご都合主義だからただいま現在のってないよ?………あーもー!!もう本気でやってやる!!どうなろうと知ったことかぁぁ!!)

『えぇ!?私との約束は!?』

(知らん、そんなものは二の次だ。)
そして、俺は木刀に今自分が使える最大の魔法、『追尾殲滅撃』の兄弟、『限界撃リミットパワー』を使う。

この魔法は物に一撃限定の、本来その武器では成し得ないであろう攻撃力とスピード、耐久力などを与える魔法だ。
この魔法のメリットは決まればそれでほぼほぼ片が付く事だが、勿論デメリットもある。
それは、一撃のインターバルとロードが長いことだ。
溜めるのに数秒かかり、さらに放った後に約三秒の硬直がある。
そのため、この稽古には向いていないのは分かっている。
だが、
(そうでもしなきゃ勝てねぇんだよなぁ!!) 

「だぁぁぁ!!」
父さんから距離をとり、魔法を発動、魔力を剣に集中させる。
途端、父さんは口の端を少しつり上げる。

「ほぉ、なかなか強そうな技だ……よし、待ってやるぞクレア!
お前の全力を見せて見ろ!!」

「えぇ!分かってます!」
いい性格してんなぁ父さん!!
吠え面かかせてやるぜ!!

「『限界撃』ァァァァ!!!」

「むっ」

俺は、全身全霊の一撃を解き放つ。
赤いオーラを纏わせた木刀は、空を切り裂き風を断つ。
一線の太刀筋は、通り過ぎた空間に真空を作り出す。
其処に入り込む空気により、歪みの生じた空間から木刀は押し出されていく。
=超加速する。

間違いなく、今の俺が放てる最強の攻撃だ。
「ウゥゥラァァァァーー!!!!」
尚も加速し続ける斬撃は、父さんの左腰から右肩にかけて振り上げられーーー

クレアの身体は、空中で十数回回転して地に激突した。
そう、クレアが宙に浮いたのだ。

(は?何で俺が……だって確かに当たって……)
霞む意識の中、クレアは父親に目を向け、戦慄する。
そう、クレアの攻撃は、確かに当たっていたのだ。
しかし、それは防がれていたのだ。

ーー指二本でーー

(嘘だろ………俺の全力の一撃を…指二本で!?……はは、こりゃおもしれぇ…今は無理でも、いつか絶対越えてやる……!)

そこで、クレアの意識は途絶えた。

「五才でこのレベルか……強いなクレア、最後の一撃、父さん久々に冷やっときたよ…ん?クレア?おーい…疲れちゃったのか?全く仕方がないな~」

そういって、クレアを背中に背負い歩き出した。
















父さんは、このあと母さんにメチャクチャ怒られた。
「もう勘弁してください」

「あらあら?何を言っているのかしら、あ•な•た?」
目の笑わない笑みを浮かべ、ゆっくりと近付いてゆく。

「まだまだこれからよ?」




母、恐るべし。



前回の事からだいぶ更新が遅れてしまい、申し訳ございません。
戦闘?描写は苦手なので、ご指摘が在れば改善致します。
今後ともよろしくお願いします!

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