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半魔族の少女は料理と共に

秋雨そのは

28話 貧しい生活と奇跡の秘術

普通の会話回です
脱字修正しました、一部文章変えました


 私は貧民街の1角に案内された。

 場所は狭く、部屋と言われるような場所はない。
 あるとしたら、場所を妨げる壁が周りを覆っているくらいだろうか。
 天井も無いため、雨なんか振られたら大変。
 辛うじて、キッチンあるけど、使えるかも不明。

「わくわく」

「ここの生活を見て、しかも過ごしてみたいという奴は始めてみましたぜ」

「あぁ俺もだ、しかもこんなにわくわくしてもらうと」

 2人は珍しい物を見るように、笑っていた。
 意外と複雑な事情を持っているのかもね。

「それじゃあ私は、ここで過ごせば良いんですね」

「あぁ、すまないがちょっとした物しかないが、それがここの生活だ」

 そういって、ナタルという男は近くに腰を落とした。
 ゲオールさんは。

「俺は、この後予定あるので失礼しやす」

 私は、周りに落ちている瓦礫の破片を手に取る。
 元は家だったのか、そのまま崩れたようだ。
 よし、やろう。1日で家を建て治そう、普通は無理だけど。
 隠れて、レシピを出す。

「俺の事は気にするな、何か知りたいことあったら言ってくれ」

「今のところは無いですね、少し建築するので」

「建築?」

 さて、レシピって本当に便利ね、材料と今あるいろんなな物で、何が可能なのかちゃんと示してくれる。

――女神さんも忘れちゃ、困りますよ~――

「他の人もいるんだから、あれで話すわよ」

――普通にそんなポンポン使えませんよ、学んだこと無いはずなのに――

『チャット』

 私は瓦礫と組み合わせる、固定物を作りながら。
 チャットの魔法を使う。

『私の力じゃ、1日で建築は無理かな』

――出来ない事も無いですよ、身体強化の魔法ありますし――

『何それ教えて!』

 凄く便利そうなんだけど。

――分かりました、イメージ程度ですけど。全ての体を包むように、どのくらいの力が良いかイメージするんです――

 凄く曖昧な表現ね、他の魔法もそうだけどイメージが大事みたい。
 えっと、全身を包むオーラをイメージして……力このくらいで……。

「ストレングス」

 おぉ~、体が軽い。頑張れば飛べそうなくらいに。
 瓦礫も片手で持てるくらいで。

 レンガの様な物を壁に応用し、固定するためにそれとこれと……。

 色々な事してると、ナタルさんが信じられない物を見るように。

「お前家を建てたことあるのか?」

「無いですよ? 私は専門家でも無いですし」

 作業をしながら、答える。壁だけ補強をして、天井と扉も簡易的な物を作って。

「その力と良い、魔法……か?」

「そうです、ハナさんに少し教えてもらったので」

「そうか……」

 キッチンがあるから、食料の確保出来れば。
 水は魔法かな? なんでも対応出来るね魔法。
 でも、それじゃ本来の目的を否定しちゃうし。

「水や食料って何処で手に入れるんです?」

「あぁそれは俺らが、渡してるんだがそれだけじゃ足りない人もいる」

「その時は?」

「自分で確保する、それくらいじゃないとな」

 道は、まだ覚えられそうに無いから、今日くらいは案内してもらおうかな。

「よいしょっと!」

 継ぎ接ぎだけど、瓦礫で使える物が多かったおかげで

 見事に小さな家と言える物が出来ていた。
 周りは暗くなってしまったが、自分は満足したので。

 流石に1日でここまでするとは思っていなかったのか、ナタルさんも驚いていた。

「凄いな、まぁ作るのはいいが、追い出されなきゃいいが……」

「場所争い的な奴ですか?」

「あぁ、いくら俺らが手をつくしてると言っても、治安は流石に全部は庇いきれねぇ」

 そんなやり取りしていると、ゲオールがやってきた。
 なんだろう、様子でも見に来たのかな?

「これは……、俺の目に狂いは無かったって事を確信しましたぜ」

「どういうこと?」

「本人に自覚が無い所が、また」

 次の日に、備えなきゃね。

「アネールさん、今日と明日の食料ですぜ」

「ありがとう」

 食料は、2つのパンと小ぶりの肉と水。
 配られるのは夜で、朝までの食料らしい。
 昼辺りの食料は自分で確保がここの一般。

「キツイか?」

「いえ、このくらい貰えれば問題ないです」

 泣き言も言ってられないしね。
 魔法も何故か普通に使えるからそんなものかな。

――マリアさんが、魔法に対して簡単だと思い始めてるので言いますけど――

『なんで分かるのよ!』

 実は、このチャットという魔法、発動したら特定の人と喋る時だけ。
 その人にしか聞こえなくなる。

――普通の人じゃ、イメージすら、魔法を発動すること事態出来ませんからね!――

『私知識無いんだけど?』

――それは……、前世の物を知っているからどういうものか想像し易いんですよ……――

 そういうもの?
 確かに、電気や水、火など色々な所に原理が応用されてるから。

 頭に理解しつつ、今日はここで眠りについた。


次は、色々やっちゃいます?

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