半魔族の少女は料理と共に
27話 貧民街と仲間
章の終わりは、事が始まる直前を予定してます
ユニーク数増えてます、感謝してもしきれません
脱字修正しました
私は、店に戻り1つ残しておいたショートケーキを取り出す。
――わくわく、それでは具現化するので店の扉のとこにでます――
「はぁ……貴方はホント他人事のように適当ね」
人化した女神は入ってくるなり、私の手に持っていたショートケーキを掠め取ると。
カウンター席に座って、美味しく頂いていた。
そのやり取りを、ミナトさんと私以外呆然と見ていた。
「あの、マリアさんこの人は?」
「私の数少ない友達よ、ケルトさんも話したことあるはずだけど……」
「え? 僕と会ったことあるんですか?」
察しが悪いけど、普通に考えて気づかないよね。
カウンター席で美味しそうに、頬に手を当てていた。
「この顔みてると、怒りたいけど怒れないのよね……」
「マリアさんは、もうちょっと私に敬意を見せるべきです。色々教えてあげているのに……もぐもぐ」
口の横にクリームを付けて、敬意も何も無い気がするわ。
ケルトさんが、何かに気づいたようだけど察して発言しなかった。
「ほら、今日の仕事も終わったし、食べ終わったら行くわよ~」
「引きずらないで~」
女神がカウンター席に置いたのを、確認してから店の扉まで引きずる。
「仲良いのじゃな~、この儂にも困った時は頼ってくれと嬉しいの~」
「ありがとう、その時が来ればお願いします」
そのまま、私は店は後にした。
戻った時に、エンカに何処に行ってたのか怒られた。
「私だっていろんな所に行ってみたいんですよ!」
そんなことまで言われたのだ。
一緒に行ける場所があれば、誘ってみようかな。
次の日、朝の朝食を終えた後。ナタルさんが話しかけてきた。
「今日も行くのか、今日はハナがいないから俺が付き合うぞ」
「いいんですか?」
「あぁ、ハナにもよろしく言われたからな」
それってどういう意味だろう?
でも、付き合ってくれるのは嬉しい。
ならあそこをお願いしていいかな。
「それじゃ、私だけじゃ危険な場所ですけど――」
私たちは近くの場所だけど、行きづらかった場所に。
貧民街の中に入った。
「なんでここに来たかったんだ?」
「どういう生活とか見たかったのと、私を見ても襲いかかってこないので何かあるのかと」
ナタルさんは感心したように頷いた。
「よく見てるな、ここは身寄りの無い奴がいる集まりだが、俺らが統制して食料とかを出来るだけ分けてるんだ」
「そうなんだ~」
「ただ、一部だけで、自分の力だけでやってる奴や、悪に手を染めてるやつもいるからここに来るのは、おすすめしないがな」
1人じゃこんな所に普通来たくないもの。
だけど、ここの人達とも仲良くなりたいな。
そんな事話していると、気だるそうだけど瞳の鋭い男がナタルさんに話しかけてきた。
「ナタルさん、隣の嬢ちゃんはどうしたんですかい?」
「ちょっとした、親方の知り合いだよ」
「ほぅ、それにしても意思は強く、好奇心旺盛といった人が知り合いとはね」
ひと目見るだけでわかったのかな?
それなら凄い技術と観察眼の持ち主よ。
「あぁ~、また悪いクセがお前出てるな」
「そうなんですが、もう受け入れてますぜ」
「そうか、こいつが少しここの生活してみたいというんでな」
気だるそうな男は、私をじっくり見て改めて観察しているようだ。
男は1つ頷いて。
「あんたならここの生活も生きていけるかもな、むしろいい影響を及ぼすかもしれないぜ」
「ほぅ……お前がそこまで言うなんて珍しい、何に対しても人に毒舌な」
「それを言われちゃ、立つ瀬もないですが私の目が正しければ」
何の話しをしているか全くわからないけど。
体験させてくれるのかな?
ちょっと貧民街の生活って憧れてたんだよね。
「それじゃ、お嬢さん名前を聞いても?」
「本名は不味い?」
「構いませんぜ、俺らだけですが」
う~ん、なら。彼に名前を教えて、呼ぶ時は。
「マリア・トアネット・カール、ここではアネットと名乗っときます」
「了解だ、意外と貴族のお嬢さんかと思ったら、違うか?」
「いえ、合ってますけど、今は亡き家の名前ですから」
私はそう一瞥すると、男は笑って歓迎してくれた。
そしてこの男の名前を聞いてないので聞く。
「貴方の名前は?」
「俺の名前はゲオールだ。よろしく頼む」
「私もよろしく、少ない期間かもしれないけどお願いするわ」
そう言って私は、貧民街の生活をするのだった。
次は、貧民街の人達と……?
ユニーク数増えてます、感謝してもしきれません
脱字修正しました
私は、店に戻り1つ残しておいたショートケーキを取り出す。
――わくわく、それでは具現化するので店の扉のとこにでます――
「はぁ……貴方はホント他人事のように適当ね」
人化した女神は入ってくるなり、私の手に持っていたショートケーキを掠め取ると。
カウンター席に座って、美味しく頂いていた。
そのやり取りを、ミナトさんと私以外呆然と見ていた。
「あの、マリアさんこの人は?」
「私の数少ない友達よ、ケルトさんも話したことあるはずだけど……」
「え? 僕と会ったことあるんですか?」
察しが悪いけど、普通に考えて気づかないよね。
カウンター席で美味しそうに、頬に手を当てていた。
「この顔みてると、怒りたいけど怒れないのよね……」
「マリアさんは、もうちょっと私に敬意を見せるべきです。色々教えてあげているのに……もぐもぐ」
口の横にクリームを付けて、敬意も何も無い気がするわ。
ケルトさんが、何かに気づいたようだけど察して発言しなかった。
「ほら、今日の仕事も終わったし、食べ終わったら行くわよ~」
「引きずらないで~」
女神がカウンター席に置いたのを、確認してから店の扉まで引きずる。
「仲良いのじゃな~、この儂にも困った時は頼ってくれと嬉しいの~」
「ありがとう、その時が来ればお願いします」
そのまま、私は店は後にした。
戻った時に、エンカに何処に行ってたのか怒られた。
「私だっていろんな所に行ってみたいんですよ!」
そんなことまで言われたのだ。
一緒に行ける場所があれば、誘ってみようかな。
次の日、朝の朝食を終えた後。ナタルさんが話しかけてきた。
「今日も行くのか、今日はハナがいないから俺が付き合うぞ」
「いいんですか?」
「あぁ、ハナにもよろしく言われたからな」
それってどういう意味だろう?
でも、付き合ってくれるのは嬉しい。
ならあそこをお願いしていいかな。
「それじゃ、私だけじゃ危険な場所ですけど――」
私たちは近くの場所だけど、行きづらかった場所に。
貧民街の中に入った。
「なんでここに来たかったんだ?」
「どういう生活とか見たかったのと、私を見ても襲いかかってこないので何かあるのかと」
ナタルさんは感心したように頷いた。
「よく見てるな、ここは身寄りの無い奴がいる集まりだが、俺らが統制して食料とかを出来るだけ分けてるんだ」
「そうなんだ~」
「ただ、一部だけで、自分の力だけでやってる奴や、悪に手を染めてるやつもいるからここに来るのは、おすすめしないがな」
1人じゃこんな所に普通来たくないもの。
だけど、ここの人達とも仲良くなりたいな。
そんな事話していると、気だるそうだけど瞳の鋭い男がナタルさんに話しかけてきた。
「ナタルさん、隣の嬢ちゃんはどうしたんですかい?」
「ちょっとした、親方の知り合いだよ」
「ほぅ、それにしても意思は強く、好奇心旺盛といった人が知り合いとはね」
ひと目見るだけでわかったのかな?
それなら凄い技術と観察眼の持ち主よ。
「あぁ~、また悪いクセがお前出てるな」
「そうなんですが、もう受け入れてますぜ」
「そうか、こいつが少しここの生活してみたいというんでな」
気だるそうな男は、私をじっくり見て改めて観察しているようだ。
男は1つ頷いて。
「あんたならここの生活も生きていけるかもな、むしろいい影響を及ぼすかもしれないぜ」
「ほぅ……お前がそこまで言うなんて珍しい、何に対しても人に毒舌な」
「それを言われちゃ、立つ瀬もないですが私の目が正しければ」
何の話しをしているか全くわからないけど。
体験させてくれるのかな?
ちょっと貧民街の生活って憧れてたんだよね。
「それじゃ、お嬢さん名前を聞いても?」
「本名は不味い?」
「構いませんぜ、俺らだけですが」
う~ん、なら。彼に名前を教えて、呼ぶ時は。
「マリア・トアネット・カール、ここではアネットと名乗っときます」
「了解だ、意外と貴族のお嬢さんかと思ったら、違うか?」
「いえ、合ってますけど、今は亡き家の名前ですから」
私はそう一瞥すると、男は笑って歓迎してくれた。
そしてこの男の名前を聞いてないので聞く。
「貴方の名前は?」
「俺の名前はゲオールだ。よろしく頼む」
「私もよろしく、少ない期間かもしれないけどお願いするわ」
そう言って私は、貧民街の生活をするのだった。
次は、貧民街の人達と……?
「半魔族の少女は料理と共に」を読んでいる人はこの作品も読んでいます
-
-
1,392
-
1,160
-
-
5,217
-
2.6万
-
-
1.2万
-
4.8万
-
-
9,448
-
2.4万
-
-
9,711
-
1.6万
-
-
3万
-
4.9万
-
-
450
-
727
-
-
6,681
-
2.9万
-
-
8,191
-
5.5万
-
-
2.1万
-
7万
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
27
-
2
-
-
398
-
3,087
-
-
2,534
-
6,825
-
-
14
-
8
-
-
6,044
-
2.9万
-
-
614
-
1,144
-
-
104
-
158
-
-
2,860
-
4,949
-
-
2,629
-
7,284
-
-
1,000
-
1,512
-
-
6,199
-
2.6万
-
-
65
-
390
-
-
6,237
-
3.1万
-
-
116
-
17
-
-
3,653
-
9,436
-
-
218
-
165
-
-
3,224
-
1.5万
-
-
23
-
3
-
-
86
-
288
-
-
4
-
1
-
-
1,301
-
8,782
-
-
33
-
48
-
-
6
-
45
-
-
71
-
63
-
-
4
-
4
-
-
47
-
515
-
-
164
-
253
-
-
34
-
83
-
-
51
-
163
-
-
42
-
14
-
-
265
-
1,847
-
-
213
-
937
-
-
83
-
2,915
-
-
220
-
516
-
-
29
-
52
-
-
3,548
-
5,228
-
-
614
-
221
-
-
408
-
439
-
-
7,474
-
1.5万
-
-
4,922
-
1.7万
コメント