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半魔族の少女は料理と共に

秋雨そのは

13話 彼女はどう思っているのだろうか

いつもありがとうございます
次話予告変えました


 助けた少女が、マルズダマ国の第3王女だと知ってから。
 マリアさんの料理を食べ、部屋に戻った。

 今日、1日一緒に居るだけでも、分かる。
 彼女は危なかっしいけど……、凄く優しい方だ。

 森を出てから、僕の中でちょっとした変化が起きていた。

(なんでだろう……彼女のことを思うと……)

 彼女は幼い頃、人間に家族を殺されている。
 それでも、森の中で……危険な魔物を前に助け出してくれた。

 彼女の顔は、何時見ても笑顔や好奇心といった顔している。

(可愛いと言えば、それだけだけど)

 もしかしたら、普段はちゃんと振る舞っているけど、1人だと違うかもしれない。
 何故か彼女のことを気になってしまうんだ。

(この感情は……もしかしたら)

 彼女はどう思っているだろうか……。

 隣の部屋では、彼女と王女が話をしていて。
 時々彼女が、ワクワクした声が聞こえる。

「ははっ」

(彼女は変わらないな……)

 そう思った。
 もしかしたら今、料理の話や食材の話をしているのかもしれない。

 彼女の顔が浮かんでくるようだ。

 話を戻すけど、変化を明確に感じたのは王女を助け出す時だ。

 彼女に会って間もないけど。
 彼女ならこんな事をやりそうだな……。

 と思った。
 同時に、守ってあげたいと。

 自由な彼女だからこそ、そばにいて、非力な彼女を力強く支えたい……。

 この国全員が敵になろうとも、半魔族だとしても……。

 この気持に嘘なんて無いのだから。

――ケルトさん~――

「ん? 女神さんどうしたんですか?」

――はい、今マリアさんには聞こえないので、これから言うことを聞いてください――

「それは構わないですけど、どうしたんですか?」

――貴方のステータス解析不能が一つあるんですよ――

「そうですね、剣豪は元からついていたと、父が言ってましたし」

――そのスキルですが、こっそり調べてなんとか解析出来たんです――

「ほんとですか!」

――はい、このスキルは非常に稀なスキルで、一生手に入らないかもしれないです――

「ですが、可能性あるんですよね?」

――はい、聞いちゃいますけど……、好きな女の子っています?――

「ぶっ!」

 女神さんはいきなり何を言い出すんだ……。
 好きな女の子……。

――あ、その反応いるんですね、良かったです――

「き、聞かないでくださいよ」

 良かったとは?
 スキルを取得するのに重要なのか……。

――このスキルの取得条件は……おっとマリアさんが呼んでるみたいです――

「そこでやめるんですか!」

――大丈夫ですよ、マリアさんには秘密にしますから――

「そういう問題じゃなくてですね」

――もし……、好きな子の命に危機が迫っていて、自分が助けたいと本当に思うなら、この言葉を自分と相手に言ってください――

 なんだろう……。

――貴方の事を神に誓って守りますと――

 そういって、女神は僕からの会話を切った。

 女神さんが最後に言った言葉を思い出しながら寝たのだった。


次はマリアとエリカの方はというと

(マリア)そういえば、王女なのよね?
(エンカ)そうですね
(マリア)食材色々知ってる?
(エンカ)知ってますよ! 教えましょうか?
(マリア)ありがとう!

ブックマーク!
(マリア)主張強いわね……
(女神)嬉しいんでしょ……文面だけじゃわからないけど
(マリア)今まで控えめだったのに

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