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半魔族の少女は料理と共に

秋雨そのは

7話 大人たちと黒い獣

PV数が過去見ない数値になってるのですが……
毎日頑張ってます


 僕はここで死ぬのか……。

「なんで、なんで……」

 僕は泣きながら、土を握りしめ大人3人を見上げた。

「「「お前があいつの息子だからだ!」」」

 そう言われ、僕は納得がいったような気がした。

この世界には、良い勇者と悪い勇者が存在する。
良い勇者は、街や村のため、退治して魔王を倒そうと奮闘する。
悪い勇者は、街や村を脅し、時には魔物を使って隠蔽しようとする。

 僕の父は紛れなく悪い勇者だからだ。
 各地を旅するが、その度先々に暴動や面倒事を引き起こしてるから。

 僕は知っている。もうあの父はこの世にはいない。
 地面から顔上げ大人3人に叫ぶ。

「もうあんな父は居ない、なのに今更……こんなことを!」

「俺はあいつに家族を……殺されたんだ!」
「あいつさえ居なければ!」
「こんな事にはならなかった!」

 僕は父の付けが全部僕に回ってきたんだ……。

(もうダメだ……)

 ふと、走馬灯ように見えた映像は、家族を殺され泣いていた少女の姿。

(まだ、まだ……僕はまだあの子に……会っていない!)

 行動を起こそうとした時、大人たちの後ろに黒い獣が立っていた。
 その姿はこの森の王者のような……、絶望を体現した姿だった。

「なんだテメェは!」
「お前ら慌てんな、所詮この森の魔物だ。勝てる」
「でもこんなやつ見たことねぇよ!」

 僕は、ひたすら動かないように地面に顔伏せた。

 3人の男が戦っているのが分かる、けどそれは絶望の叫びと一緒に。

「「なぜ攻撃が通らない!」」

「怯むな続けろ!」

 複数の爆発音をするが、黒い獣には傷一つ付けられていないようだった。
 僕は傷だらけの体を震わせ無いよう、必死にこらえた。

 すると、獣が咆哮を放つ。攻撃されるのに飽きたのか、怒声にも似た衝撃破が僕の体を襲った。

 地面を数回転がった。
 その直後、黒い獣が大人3人に爆発する、魔法だろうか唱え、爆発音の後3人は消し炭になり、跡形もなくなっていた。

 少し前の出来事を振り返ろう、この出来事が起こった原因を。

――――――――――

 僕は12歳になってから、冒険者登録を行うために冒険者ギルドに行った。

 そこには、ピンク色の髪をした……獣耳の受付嬢が立っていた。

「本日はどんな御用ですか?」
「冒険者登録に」
「了解しました。少しお待ち下さい」

 冒険者になりたいと言ったら、受付嬢は書類を出した。

 書類には名前と特技を各欄があった。

「はい、出来ました」
「それじゃ、拝見しますね~」

 受付嬢が確認している間自分のステータスを確認する。

(ステータス)

ケルト・シライシ
種族:人族
スキル:剣豪、???

「はい、確認しました。ランクは1ですね」

 ランクが存在するらしい、父から聞いたことある程度だけど。
 それを察したのか、受付嬢が慌てながら、聞く。

「あ、ランクについて説明しますか?」
「今日のところはいいです」
「分かりました。聞きたい時は言ってくださいね」

 僕はそういって冒険者ギルドを後にした。

 人通りの少ない道を家に戻るために進む。
 すると、大人3人の男がこちらを見た。

「おう、冒険者になったばかりなんだってな」
「俺らが手ほどきしてやるよ」
「近くの森に行こうぜ」

 僕はなんとなく嫌な予感がしていたが、大人が名乗り出てくれてるんだ、行こうと思った。

この後起こることを知らずに

 何も準備していないが、そのまま行くことに……。

 着いた途端、嫌な予感が当たり。
 何の抵抗も出来ず、殴ったり蹴ったり、剣で切りつけられたりした。

 そして、僕はこういった。

「なんで、なんで……」

――――――――――

 振り返ってみれば、すぐにでも分かることだった。
 僕はまだ死ぬわけにはいかないのに……。

 意識が薄れ、気絶する直前一つの人影を追ってみてみると。

5歳の頃、父が殺した魔族の、角の生やした少女が見えたのだ。

 気絶する瞬間僕は言った。

「生きていてくれてよかった……」


次は起きた少年と半魔少女のお話
(更新遅れる可能性あり)

(ケルト)武器さえあれば勝てるのに!
(マリア)武器ね、わかったわ
(ケルト)ナニコレ
(マリア)ネギよ
(ケルト)なんで?
(マリア)勝てそうじゃない

全略
(マリア)いや、ダメでしょこれ
(ケルト)大丈夫だ、問題だ
(マリア)ブクマ、感想等お願いします!

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コメント

  • ウミネコ

    カモネギ…

    0
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