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俺の理想の異世界生活

百花止水

No.7 宝玉そして夕日

昨日、ドラゴンが落とした宝玉を見ながらマナトは、呟いた

「今日は、こいつについて聞いて回るか。」

Aランク冒険者のコユキですらこの宝玉の事は何も知らないらしい。まぁこの街にはいろんな所から来た冒険者がいるだろうし少しぐらい情報が入るだろう、ギルドでも行くか。
マナトは、情報を聞きにユーマクの街の中心のギルドに向かった。

「ここがギルドかセシルの村とは、比べ物にならないぐらいでかいな。」

入ってみると礼儀の正しい声が聞こえた。

『ようこそお越しくださいました。本日は、どのような用事でしょうか?』

なんか、ギルドって感じがしないんだが、

「少しお話を聞かせて貰おうと思いまして、」

そう言うと個室に連れて行かれた。

『この方が良いかと思いまして、どのようなお話でしょうか?』

この街に来る途中のドラゴンから落ちた、宝玉を見せながら話をした。

『なるほど、空島に入るはずのドラゴンがなぜいたのかも気になりますね。』

そういえば、コユキもそんな事言ってたな、

「空島ってどのようなところなんですか?」

『詳しくは、あまり知らないのですが空を飛んでいる島があるのですそこには、獰猛なドラゴンが生息している島です。噂では、神獣がいる場所に行く事が出来るとか出来ないとか…そんぐらいですね私が知っている事は。』

「ありがとうございました。いつか行ってみます、そういえば宝玉については、知りませんか?」

『すみません、初めて聞きました。ドラゴンが宝玉を落とすなんて、そうだ!ここに行ってみるといいですよ!』

そう言って、1つの地図が渡された。
とりあえず、別れを告げてこの場所に向かった。この場所にいる人は、空島出身の人らしい。

「ここか、人住んでんのかな?」

思わず口に出してしまった、しかしそう言ってしまうほどとても古い屋敷だった。
まぁ一応。

「あのー誰か居ますか?」

「なんじゃうるさい。」

そう言って1人の老人が出て来た。まずは自己紹介をしてそして、何故ここに来たのかを1つ1つ説明した。宝玉の話をすると老人ことマカ爺の目が変わった。そして宝玉を見せると、感動していた。

「マナトよこの宝玉には、ある伝説がある。少しの間この宝玉をわしに預けてくれんか?いろいろと調べたい事があるんじゃ。」

頭を下げて頼まれたので断る事が出来ない。

「頭上げてくれよマカ爺、俺が持ってても意味ないしな。その宝玉について何か分かったら教えてくれよ。」

「もちろんじゃ、わしは空島におるから旅の途中に寄ってくれ」

それだけ言うとマカ爺は、魔法を唱えた。すると白いドラゴンが出て来てマカ爺を乗せて飛んで行った。

その頃コユキは、温泉巡りをしていて、朝からユーマクの街の温泉を楽しんでいた。

「はぁー気持ちいい!ここでラストですね。」

温泉を満喫したコユキは、マナトと合流した。
マナトは、今日マカ爺と話した事を話した。するとコユキが言った、

「そ、そのマカ爺様は、空島の長老様ですよ!」

とても偉い人らしい、

「コユキは、空島に行った事があるのか?」

「私は、3回ほど行った事があります。空の上にあるのでドラゴンに乗らないと行けないので大変ですよ。」

なるほど、俺らが旅の途中で出会ったのは、野良の獰猛なドラゴンらしい。そして、移動用として使われるのが契約を結んだドラゴンらしい。

すると突然、コユキが温泉巡りの途中で見つけた絶景ポイントがあるらしいので行くことになった。

「こっちです、マナトくん!」

ちょうど今、夕日が沈んでいく瞬間だった。息をするのも忘れるほどすごい景色だった。多分、この景色を忘れる事は、ないだろう。

「コユキ!すごい景色だな!」

「そうですね、マナトくん!」

マナトは、心に誓った絶対にコユキよりも強くなってみせると!

「明日から頼むぜ!白薔薇のコユキ!ドラゴンと戦った時に見せた剣術を教えてくれよ。」

「その名前は、恥ずかしいです。びしばし鍛えますからね!」

こうして2人は、宿に戻った。
マナトは、考え事をしていた。

《マナトが聞いた伝説とは》
昔々、この世界を破壊しようとしていた。悪魔がいた、しかし腕に自信がある冒険者が5人集まってその悪魔を倒して世界を救ったと言う。どこにでもありそうな話だった。
その冒険者達は、1人1つの宝玉を持っていたらしい。

だが、俺が英雄になる事は無いとマナトは思った。何故ならこの世界は、平和そのものだからだ。

マナトは、いつの間にか寝てしまっていた。


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