戦闘力?皆無ですが防御力とトラップには自信があります。
5丁の銃使いの男と漆黒の削岩機を持つ女
バン!バババン!!
・・・
キンキンキン!
・
ドーン!!
今日もBOSの世界の何処かでPVPが行われている。
聞こえてくる音は発砲音、金属で何かを弾く音、爆発音のような音が聞こえて切る。
「最大出力、行きます!!スペル発動!!スクリューアンガァァァアアアア!!」
漆黒のドレスに身をまとう女性が手に持つ身丈と同じサイズであろう削岩機を怒声と共に対戦相手である男に向け突撃をする、パイルバンカーは対象の男を捉えると本体内で高速回転を始め極太の杭が超高速で射出された。
「甘い!そんな大技この俺に当たると思ってるのか?・・・ターゲット、ロック!フォイアー!」
男は削岩機の射出を身を回転させながら上空へと回避して両手に持つハンドガンを乱射する。
削岩機を持つ女性は攻撃の反動が大きすぎ回避モーションを取ることができず放たれた銃弾をその身に受けその場に崩れ落ちる。
《対戦相手のライフが0となりました、勝者『ショット』》
「クロ、いつも言ってるだろ?思いっきりの良さはいいけどぶっ放すだけじゃ当たらないって。お前の武器には補助武装もついてるんだ、まずは足を止めてから使えって。」
オレは今のPVPでの反省を踏まえ漆黒のドレスを身にまとうクロと言う女性に注意をする。
こいつとオレは同じギルドの仲間だ、戦闘互いに強くなることは良いことだ。
「でも、ショットさん状態異常になりにくいし足も速いから足を止めるなんて出来ないですよ〜!」
「オレからはどうすれば良いかっていうアドバイスはしないぞ?ただ、お前はちょっと頭が固いな、もう少し色々スペルカードを見てみるんだな」
「む〜・・・」
クロは地面に座り込んだ状態でほっぺたを大きく膨らませた。どうやら答えが欲しいのに貰えなかったことが気に入らなかったらしい。
「まあ、今のところは銃も削岩機も新しい武器だ、これからいろんな情報を集めていけば良いさ。それより今日はこの後に例の場所まで行ってみるんだろ?早く行こうぜ」
「あっ、そうでした!すみませんすっかり忘れてました。」
「じゃっ、行こうぜ!」
「了解ですー!」
・・・
・・
・
BOSでは最近大型のアップデートがあった。
主な内容は新武器の追加、それに伴った新パックの登場だ。
銃という武器は一般的にメジャーなような気がしていたのだが、何故か今まで存在しなかった。
種類は接近〜中距離用のハンドガン。
接近用のショットガン。
手数のマシンガン。
遠距離のライフル。
が追加されたのだ。
通常1本か2本を使って戦うのだがこのゲームのシステムで装備は幾つでも装備できるという設定があるのだ。そいつを利用してオレはハンドガンを2丁、小型のグレネードランチャーを腰に付け、背中にはバッテンになるようにスナイパーライフル、ショットガンを装備している。
グレネードランチャーはショットガンの派生みたいなものらしく装填数は1発しか入らないが弾薬は多くのバリエーションがあり使い勝手がいいのでオレは気に入っている。
削岩機も最近増えた武器なのだが、何故運営はこの武器をチョイスしたのかわからないがイイ!何故なら漢のロマンが詰まってるだろアレには!
しかし、削岩機はクロが使いたいと言って聞かなかったためパーティーのバランスを考えてオレは使うことをやめたわけだが、とにかく素晴らしい武器なんだよな〜アレ。
大型の物から小型で腕に装着するタイプの小さい物まで結構幅が広く存在し、使い手のプレイスタイルを大きく変えるのだ。
クロは大型のタイプの物を愛用していて大型のものは威力が大きいが取り回しがしにくいと言う物となっている。
しかし、オプションパーツが取り付けれるようになっているため一口に大型と言ってもパターンが多いのだ。
クロのカスタマイズは大型の自動小銃、グレネードランチャーの機能を搭載しておりミドルレンジからクロスレンジまでの間合いで戦うことができるようになっている。
オレと合わせてもオレが足止め、クロが大技を放つ、もしくはその逆のパターンがオレとクロの必勝パターンだ。
・・・
・・
・
「ショットさん、到着しましたよ〜!」
「歩いて移動するとやっぱりちょっと遠いなここ」
オレとクロが目指した場所は「この先、プレイエリア外です。」と書かれた看板が立っている場所だった・・・
《オマケコーナー》
スペル紹介
「スクリューアンガー」
削岩機内で杭を高速回転させ射出する攻撃。
射出するまで少し隙ができる代わりに相手に防御力を無視した超強力な一撃を与える。(当たったら瀕死か即死するほどの威力)
大型の削岩機になればなるほど威力、射程が伸びるがその分隙も大きくなる。
・・・
キンキンキン!
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ドーン!!
今日もBOSの世界の何処かでPVPが行われている。
聞こえてくる音は発砲音、金属で何かを弾く音、爆発音のような音が聞こえて切る。
「最大出力、行きます!!スペル発動!!スクリューアンガァァァアアアア!!」
漆黒のドレスに身をまとう女性が手に持つ身丈と同じサイズであろう削岩機を怒声と共に対戦相手である男に向け突撃をする、パイルバンカーは対象の男を捉えると本体内で高速回転を始め極太の杭が超高速で射出された。
「甘い!そんな大技この俺に当たると思ってるのか?・・・ターゲット、ロック!フォイアー!」
男は削岩機の射出を身を回転させながら上空へと回避して両手に持つハンドガンを乱射する。
削岩機を持つ女性は攻撃の反動が大きすぎ回避モーションを取ることができず放たれた銃弾をその身に受けその場に崩れ落ちる。
《対戦相手のライフが0となりました、勝者『ショット』》
「クロ、いつも言ってるだろ?思いっきりの良さはいいけどぶっ放すだけじゃ当たらないって。お前の武器には補助武装もついてるんだ、まずは足を止めてから使えって。」
オレは今のPVPでの反省を踏まえ漆黒のドレスを身にまとうクロと言う女性に注意をする。
こいつとオレは同じギルドの仲間だ、戦闘互いに強くなることは良いことだ。
「でも、ショットさん状態異常になりにくいし足も速いから足を止めるなんて出来ないですよ〜!」
「オレからはどうすれば良いかっていうアドバイスはしないぞ?ただ、お前はちょっと頭が固いな、もう少し色々スペルカードを見てみるんだな」
「む〜・・・」
クロは地面に座り込んだ状態でほっぺたを大きく膨らませた。どうやら答えが欲しいのに貰えなかったことが気に入らなかったらしい。
「まあ、今のところは銃も削岩機も新しい武器だ、これからいろんな情報を集めていけば良いさ。それより今日はこの後に例の場所まで行ってみるんだろ?早く行こうぜ」
「あっ、そうでした!すみませんすっかり忘れてました。」
「じゃっ、行こうぜ!」
「了解ですー!」
・・・
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BOSでは最近大型のアップデートがあった。
主な内容は新武器の追加、それに伴った新パックの登場だ。
銃という武器は一般的にメジャーなような気がしていたのだが、何故か今まで存在しなかった。
種類は接近〜中距離用のハンドガン。
接近用のショットガン。
手数のマシンガン。
遠距離のライフル。
が追加されたのだ。
通常1本か2本を使って戦うのだがこのゲームのシステムで装備は幾つでも装備できるという設定があるのだ。そいつを利用してオレはハンドガンを2丁、小型のグレネードランチャーを腰に付け、背中にはバッテンになるようにスナイパーライフル、ショットガンを装備している。
グレネードランチャーはショットガンの派生みたいなものらしく装填数は1発しか入らないが弾薬は多くのバリエーションがあり使い勝手がいいのでオレは気に入っている。
削岩機も最近増えた武器なのだが、何故運営はこの武器をチョイスしたのかわからないがイイ!何故なら漢のロマンが詰まってるだろアレには!
しかし、削岩機はクロが使いたいと言って聞かなかったためパーティーのバランスを考えてオレは使うことをやめたわけだが、とにかく素晴らしい武器なんだよな〜アレ。
大型の物から小型で腕に装着するタイプの小さい物まで結構幅が広く存在し、使い手のプレイスタイルを大きく変えるのだ。
クロは大型のタイプの物を愛用していて大型のものは威力が大きいが取り回しがしにくいと言う物となっている。
しかし、オプションパーツが取り付けれるようになっているため一口に大型と言ってもパターンが多いのだ。
クロのカスタマイズは大型の自動小銃、グレネードランチャーの機能を搭載しておりミドルレンジからクロスレンジまでの間合いで戦うことができるようになっている。
オレと合わせてもオレが足止め、クロが大技を放つ、もしくはその逆のパターンがオレとクロの必勝パターンだ。
・・・
・・
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「ショットさん、到着しましたよ〜!」
「歩いて移動するとやっぱりちょっと遠いなここ」
オレとクロが目指した場所は「この先、プレイエリア外です。」と書かれた看板が立っている場所だった・・・
《オマケコーナー》
スペル紹介
「スクリューアンガー」
削岩機内で杭を高速回転させ射出する攻撃。
射出するまで少し隙ができる代わりに相手に防御力を無視した超強力な一撃を与える。(当たったら瀕死か即死するほどの威力)
大型の削岩機になればなるほど威力、射程が伸びるがその分隙も大きくなる。
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