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戦闘力?皆無ですが防御力とトラップには自信があります。

ブラック兄者

しばらくはここをキャンプ地とする。

食堂のおばちゃんにしばらくは泊まれる宿がないか聞いて見たところ集落のはずれにある小屋ならおばちゃんの持ち物なので使ってもいいとのことだった。

〜カリーチェ滞在1日目〜

おばちゃんに小屋を借りた後オレたちは元いた場所(倒れていた場所)へ戻り周辺の調査を行なった。
特に周囲に変な場所はないが渓谷エリアに続いていたであろう道は何か特別なバリア的な物で遮られ進入する事は出来なかった。ちなみに小石を投げ込んで見たところ見えない壁にぶち当たり見事に跳ね返ってきた、跳ね返ってきた小石は速度を増しノノの額に直撃し彼女は気を失うことになった。

(どんだけ思いっきり投げたんだよ・・・)

そう思いながら気絶するノノを担いで小山で戻り1日目が終了した。

〜カリーチェ滞在2日目〜

2日目の朝、前日に続き渓谷エリア入り口周辺(仮)の調査を行うことにした。

バリアが張られているところ以外の調査になったが特に前日と変わったものはなかった。強いて言うならば出現するモンスターのレベルがとても低かったことだろうか?

初心者が練習で倒すような狼型のモンスターやモグラ型のモンスターがいたぐらいだ。

ノノには練習がてらオレの作った初心者練習用のデッキを渡して戦わせて見た。

このゲームでのステータスはデッキに入っているスペルに付いているボーナス値とスキルで強化することによって上昇するのだが、現在ノノのステータスは・・・

名前:「ノノ」
種族:「獣人族」
HP:100
MP:100
ATK:27+17
DEF:12+9
DEX:7+3
INT:2+5
AGE:20+10

となっている。

HP、MPは何も強化が入っていない状態で全プレイヤー100で他のステータスは種族によって異なりノノのような獣人族はATKとAGEのステータスが高めとなっていてDEXが極端に低いのだ。
分かりやすい当たらなければどうということもないというタイプだ。

いつもは力調節ができずオレごと殺しに来ているノノだが一旦ステータスを下げてやると意外にも相手の動きをよく見ていて下手くそプレイヤーというわけではないようでセンスだけ見ればオレより上手そうだ。

「なあ、お前のデッキ使ってる時のステータスってどうなってるんだ?正直今の戦い見てるとまともに動けてるしどうにも納得がいかないんだが。」

オレは純粋な疑問をノノにぶつけて見た、すると・・・

「ん〜正直正確な数値わかんないですよね、なんかATKとAGEのところだけ表記が???になってるんですよ・・・」

「どういうことだ?」

「よくわからないんですけど99からステータスが上がった時点で表記が変わっちゃったんですよー」

・・・は?

つまりあれか?こいつステータス表示出来ないほど高いってことか?

このゲームでの今までの最高ステータスが90くらいって聞いたことがあるんだがその上行っちゃって3桁ステータスってことか?それならあの速度と攻撃力、納得がいくな・・・

オレはため息をつかずにはいられなかった、何故ならここがどこかよくわからない関係上ノノと別れるのは得策ではないからだ、この先うまくやれるのだろうか・・・

「ふぎゃ!」とオレから少し離れたところで仕掛けておいたスペルを使わない縄のトラップに足を取られ逆さまに吊られたノノがいた。

因みに俺のステータスは
名前:「シート」
種族:「人間族」
HP:500
MP:150
ATK:5
DEF:50+35
DEX:40+20
INT:20
AGE:10
『所持スキル』
探知
遠隔操作

こんな感じだ。

分かりやすい前衛職(タンク)だと思ってる。なんでこんなに極端かって?
理由は簡単さ、殴り合い、斬り合いのセンスが皆無だからさ!

こんなんでも勝てるようにセントリーガンを遠隔操作して背後からの強襲、状態異常でジリジリ削る戦いを取っている。正直せこいと思っているが勝てばよかろうなのだぁぁぁぁぁあああああああ!!!

・・・ふぅ、少し取り乱してしまったが、このゲームを始めてから数ヶ月剣とか使って戦っていたが初心者にもやられる位のど下手くそだったから剣は捨てた。大楯とセントリーガンが俺の主力武器となった。

そんなことを思い返しながら戦闘訓練をしているノノにそろそろ帰ることを伝えるとカリーチェに向かい出すのであった。

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