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戦闘力?皆無ですが防御力とトラップには自信があります。

ブラック兄者

プレイエリアは存在しません。

「えっ?どういう事だ」

オレはおばちゃんに聞き返した。
それもそうだ空腹を満たしたら帰るつもりでいたのに帰れない宣告をされたのだ。

「なんだい、あんたら旅して来たのにあの渓谷の奥にはいけないっていうの知らないのかい?この国じゃ結構有名なことなんだけどね〜」

そんなことを言われたが知るはずもない、何せカリーチェという集落があることが知らなかったようにこの地方のことを全く知らなかったからだ。

「おばちゃん、この集落周辺の地図って無いだろうか?持っていた地図を無くしてしまったので今何処にいるか改めて確認したいんだ。」

「地図が見たいのかい?ちょっと待ってなすぐ持って来てやるから。」

おばちゃんはそういうと部屋の奥に入っていった。地図を無くしたというのはもちろん嘘である。しかし、ここが何処かわからない以上確認をするのは必要だ。

「シショー、あの街で買った移動用のカードって使えないんですか?(モグモグ)」

・・・こいつ頭悪いと思っていたが意外に色々覚えてるっぽいな。オレはノノの評価を改める必要があるみたいだ。食事を終えたら一度試してみよう。

オレとノノは食事を終えるとおばちゃんが用意してくれた地図を見て驚愕した。

・・・今までいた街がそこには存在していなかったからだ。

おばちゃん曰く、進入できないエリアの向こうのことなんだろうとのことでは無いかという。そういって教えてくれたおばちゃんはものすごくオレ達に疑いの目を向けながら教えてくれた。どうやらこの話題は曰く付きらしい。

「よし、じゃあ移動アイテム使ってみるか。」

「目標地点はあの街ですね」

互いに移動先の確認を試合アイテムを使用。しかし・・・

『移動不可能:目的地が存在しません。』

「あれ〜移動できませんね?」

「お前の方も移動できなかったか?」

オレとノノは移動先が存在しないとスペルカードに宣言される。

どうやらおばちゃんに見せてもらった地図は正しいと予想される。

ならばどうする?地図を見ただけでここが何処だかはよくわからない、情報が少なすぎるのだ。

「しばらくはココに止まって情報収集するのが一番か・・・」

見た感じではカリーチェは人の流れは決して多くはないが人が外部からやってくることがあるのでそれだけでも情報は集まるだろう。

ゲームでは感じることがなかった感覚に慣れる為にも今はあまり動き回らず慎重に行動を起こすべきだと正直思う。何故ならオレはそんなに強くないしノノは暴走トラックの如く走り去り自爆する・・・旅をするにはまだまだ準備が足りないのだ。

因みに素材を集めに行った時に戦っていたのは大体がオレだったのは言うまでもない。

さて、しばらくの宿を探すとしますか。

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