異能がある世界で無能は最強を目指す!

00カイ00

終わりの始まり

「お母さん僕強い異能が欲しい!」
「良い異能が当たると良いね」

「次の方どうぞ…」
「やった!僕発火の異能だ!」

俺は周りの喜ぶ声を聞きながら向かった…
「これにお触れください…」
「はい!」

「あれ…光らない?何で…」
「もしかして…無能…」

「ハッ…夢か…嫌な夢を見た…」
「やばっもう7時だ起きないと」
俺は服を着替えて家を出た

「やばい、本当にやばい間に合わない…どうしよ…」
アラタくん?」

「ん、あぁおはよう麻衣マイ
こいつ月詠ツキヨミ麻衣マイ俺の幼馴染だ…

「おはよう!遅刻確定だね〜」
「うるせっお前もだろ!」
「確かに!急ご!」
「おう!」

「無能がこの学校きて意味あるのかよ…」
「クスクス無能だって〜」
「行こ新くん」

「あぁごめんな迷惑かけて」
「良いよ幼馴染だしね!」
(放課後)

「一緒に帰ろ!新くん」
「ごめん今日ちょっと寄らなきゃいけないとこあるから」

「うんわかった明日一緒に帰ろ!」
「あぁ」

「はぁ今日も行くか…」
「おっ来たか今日も剣の修業するか?」
「当たり前だ師匠!」

師匠事未来ミライキク先生だこの人の剣技は100万円の価値があると言われてる…昔俺が無能と言われてしょげてた時、俺を無能と知っていながら俺に剣を教えてくれた人だ俺はこの人に返しきれない恩がある…

「さて今日は打ち合いでもするか…奈留ナル
「はい!」
(5時間後)

「今日はここまで、奥義まで教えたし何も教える事ないのに何故来るんだ?」

「簡単な事ですよ、あなたに勝つためですよ」
「そうかってお前が勝つのは100万年早いわ!」

「やっぱ師匠の異能を上回る剣撃を打ち込まないとダメですよね…」

師匠の異能は[未来予知プレディクション]で師匠はいつも相手の剣撃を予知して戦ってるその予知速度を上回らないと予知されて弾き返される…

「今日はもう帰りますね!」
「あぁそうだ次の修業来れないからちょっと仕事でな」

「はい!さようなら」
「うぃ」
…あいつ人間か?最近私の予知を上回ってきてるぞ…

「今日はもう寝るか…」
(汝力を望むか?)
(力?勿論欲しいこの世界を圧倒的に上回るような力が…)

(なら汝にこの力を授ける…[原点終焉オリジンエンド]この異能は全ての異能始まり…異能の終わり…)

(原点終焉オリジンエンド…お前は誰だ!何故こんなぶっ壊れた異能を俺に…)

(汝が望んだそれだけだ…我は全ての始まり、終わりとだけ言っておこう…さぁ夢から覚めるぞ)

「何だったんだあの夢は…」

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