2人で異世界生活 無敵チートもなしの生きるために必死な物語

しらす

怪しいもの(?)

おい!いおり!こいつ強いぞ!」

「ゴブリンってスライムに続く雑魚キャラじゃなかったのかよ!」

「これってもしかしてさ俺達めっちゃ弱いじゃん!!」

ドカッいおりの腹に棍棒が当たってしまった!

「くっそ!いおり!大丈夫か!とにかく逃げるぞ!」

「わかった!でもどこに行けばいいんだよ!」

「とにかく走るしかないだろ!」

「ハァハァ今だけ走ったんだから付いてきてないだろ」

「やっと逃げきれたな」

「怪我は大丈夫か?」

「おう吹っ飛んだけど奇跡的な受け身のおかげで無事だ」

「さっきから思ってたけどさあれなんだ!」

「なんだよあれって」

「見てみろよ!家があるぞ!」

「俺達は助かったんだ!」

「えーとここはどこですか?」
村の門番の人に訪ねた

「ここは○○村だ」

「すまないがほかのところから来た人は身分証明書を提示してもらわなければいけない」

「冒険者カードでもいいのだが」

どうしよう俺達はそんなものは当然もってないいきなり異世界に連れてこられて身分証明書なんて持ってきているはずがない。

「そこの怪しいもの!とまれ!」

門番が指を指した先にはパンイチのいおりがいた…

「お前のような怪しいものを村へ入れるわけにはいかん!」

「いおりはあやしいやつなんかじゃない!」
俺は友人を怪しいもの呼ばわりされて腹が立っていた。

「お前も仲間か!怪しいことをする前に捕らえるぞ!」

村の中から男がたくさん来て俺達は捕まってしまった。

「ハァ…これからどうする?」

「キャーーーー」

「なんの音だ!」

「ゴブリンだ!ゴブリンがきたぞ!」
なんだって!あのゴブリンさっき俺達が逃げてきたやつじゃないか!

「助けてくれ…今は村の冒険者たちが遠征にいっていて戦えるものが1人もいないんじゃ」

「勝手に決めつけて捕らえたことはあやまるこの件が解決したらちゃんと礼をしよう  だからこの村を助けてくれ!」

「そんな事言われたって俺達は武器も持ってないし…どうやって戦えばいいんだ!」

「武器などは貸す!今すぐそこからでて戦ってくれ!」

「じいさん!俺たちを捕まえたことこうかいしとけよ!褒美もわすれんなよ!」

「いおり!いくぞ!」

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