勇者になれない英雄(ヒーローになれないヒーロー)~彼の名はまだ誰も知らない~
【王国編】 1
「よし、成功しました!」
ん?、ここは?
金のようなもので装飾された玉座らしき椅子に座ってる、いかにも贅沢そうな服装をした人がこちらを見ている。
そして、玉座?まで続く赤い絨毯、両脇には騎士か兵士、そしてなんか偉そうな顔してる人たちが
…これ、王の前的な場所じゃね?
「ん、ご苦労
さて、勇者諸君、私が君たちを召喚した、
シュペリエル王国国王、サタン・シュペリエルだ。」
話をまとめると、この世界に魔王が出たから、
この世界を救ってもらうためにこの国が代表で
勇者召喚をし、僕らを呼び出したらしい。
「突然のことで戸惑いもあるだろうが、宜しく頼む。ここから先の話は、彼に一任してるので、あとは頼んだぞ」
と、目の前に男が現れた…気配、感じなかったぞ。
おい、しかもイケメンかよ、はぁ
「やあ、私はここの騎士団長を務めさせていただいている、レヴィール・サンダースだ、宜しく。それじゃあ、早速だが場所を変えようか、こっちにおいで、」
逆らっては駄目な感じがしたのだろう。
みんな静かについて、
「おいおいオイ、勝手に召喚しといてそれだけかよぉ、王様?あ?」
「そだそだ、慰謝料よこせよ?あ?」
「なに、言ってんのかわかんねぇのか?金だよ、かーね。」
…いかなかった…
ああ、こいつらばかだ、、、
いや、おかしいだろ、なんでそんな喧嘩ごしなの?
馬鹿なの?ねえ、馬鹿なの?
「はぁ、それらのことも含めて私が説明させていただきますので、どうか、今はついてきてくれませんか?」
と騎士団長さんが言った。
ってか、あいつ等をアホだろ。
「あん?何言ってんだおめぇー、そっちは、お願いする立場だろ?」
「そーそー、俺らの力がほしいからよんだんだろ?」
「だったらもっと頼み方ってのがあんじゃねえのか?あ?」
おい、王様の額ピキピキしてるぞ、これ以上怒らせんなよ~
「どーせ、俺らより強いやついないだろ?」
「だったら、どうやってお願いするのかわかんねぇのか?」
「土下座だよ、どーげーざー」
あっ、もうこいつらダメだ…
「それ以上は、やめてもらおうか。」
騎士団長さん、絶対キレてるよ、あれやべぇよ
「あん?いいのか?そんなこと言ってよぉ?」
「はっ、雑魚がなんかほざいてるぜww」
「おうおう、なんだぁ、騎士らしく誇りでもかけて決闘でもするのかぁ?」
はぁ、ほんとに馬鹿だ、どんな力貰ったのか知らないけど、それに過信しすぎだろ。
騎士団長さんがキレてるよ、顔恐くなってるよ、おしっこちびったらどうするんだ?
「そうか、そこまで侮辱したならば、覚悟はできてるのだな?」
「ハッ、こっちのセリフだよ、」
「んで、覚悟?何それwww」
「決闘すんのか?あ?ww」
ほんとにアホだ、あいつら、この世界のこと何も聞かずに決闘とか、、
他のやつ見てみろよ、オタクたちはステータスとか、ステータスオープンとか
ぼやいてるし、
ってか、ここにステータスとかあるのかな?
あと、女子二人は…
あれ?あの美少女たち誰だ!?
みたこと、ない。
あっ、不老永美のおかげか…
まぁ、そんなことより、これ、どうするんだ?
「そこまで、言うのなら…
王よ、この者達と決闘する許k「許可する、殺s…懲らしめてやれ、それと、決闘にて、かけるものだが、サンダース、お前が用意できるものなら何をかけてもよいぞ」
「ありがとうございます。王よ。」
決闘かぁ、やばいなぁ。ま、僕は知らんけどな
はい、あれから3日たちました。
まぁ、決闘の結果だけいうと馬鹿達の負けでした。
なんか、もう顔の形変わってんじゃん、って位ボコされてたね、うん。
まぁ、そりゃそうだよね、この世界の理システムをなにも知らずに騎士団長なんかに戦い挑んだらそりゃ負けますわ。
最後の方なんか王様まで殴ってたし…
まぁ、あのあと、騎士団長さんが、あのバカ共の性根を鍛え直すとか言って、引きずっていったしなぁ…
今も、騎士達に混じって素振り500回位やらされてるし…
ちなみにその間僕達は、賓客扱いされてます。
「ありがとう。メイドさん。」
ちなみにいま、この国の歴史についてメイドさんに教わっている。
「いえいえ、勇者様のお役に立てて、光栄です。」
んー、なんかかたいんだよね〜。
ちなみにみんなそれぞれ(バカ共は除く)にメイドさんと、賓客用の部屋が与えられている。
バカ共が鍛えられている間は、基本自由なので、すごく楽だ。
まぁ、この素晴らしい期間は、バカ共がバカしたからあるようなもんなんだよね。
さて、あとどの位であいつらは良くなるのかな…
それまではゆっくりとこの素晴らしい生活を楽しむとしよう。うん。そうしよう。
とかなんとか思いながらダラダラしてたら一週間が過ぎた。
そして今日もダラダラと惰眠をむさぼるのであr…
コンコンコン
扉がノックされたんだが?
「どうぞー」
ガチャリと、ドアが開きメイドさんが入ってきた。
「失礼します勇者様。
サンダース様が、お呼びですので、修練場に来てもらってもよろしいでしょうか?」
あー、おわった。
この天国見たいな生活がおわったのか…
「はい、わかりました。
場所、まだ覚えてないので案内いいですか?」
なんで場所覚えてないのかって?
引きこもってたからだよ。
「かしこまりました。それでは…」
修練場についた。
修練場は、大体300×200m位の広さだ。
特に物はおいてないが、騎士団のみなさんが鎧を着ながら修練場にて走っていた。
騎士団のみなさんの後ろに鎧を着てない人たちも走っていた。
ってよく見たらバカトリオじゃないか…あいつらなんで騎士団と一緒に訓練してんだ?
っと、他の人たちも来たようだ。
「さて、みんな揃ったな!
それじゃあ、これから、これからのことについて説明したいと思う。
まず、この世界にはステータス、というものがあり、レベル、とゆう概念がある。
我々からしたら当たり前なのだが、勇者達の世界にはないらしいのでまずはそれについて説明したいと思う。それじゃあみんな、ステータスと魔力を込めて唱えて見るんだ。」
とサンダースさんは言った。
ってか、バカトリオは、こっちに来ないの?
って水飲んでるし…
なんかすごいさわやかそうな顔でぷはぁとかやってるし、あれってほんとに馬鹿トリオだよな?
「えーと、その前に、あの3人は…」とオタクAが言う。
そうだよ、あいつらだよ、ってかあいつらも勇者だしね!?
ってまた走り出したよ!何なの!?走るの好きなの!?
「ああ、彼らも呼ばないとね。おーい。君たち、早くおいでー。」
ビュンッと走ってきた。
うん、なんで、そんなに早いの?
君たちそんなに早くなかったよね?
「ハイっすなんの御用でしょうか?」
「遅れてすみません…」
「只今参りました」
え?
え?
なになに!?
あれが、あのバカトリオ!?
「うん、君たちを呼んだのは、これからステータスを確認してもらおうとおもってね。」
「分かりました!」
「それで、どうやるんでしょうか?」
「御教授お願い致します!」
いやだから変わりすぎ、この一週間の間で何があったの?いやマジで!?
「ああ、魔力を手に集中させて、ステータス、と唱えるとでるよ。」
「「「魔力?」」」
「あれ?魔力だよ?」
いや、魔力とか言われても知らんがな。
「あの、僕達のいた世界では魔力とかそういうのが無かったのですが。」
とオタクBが
「えっ?」
「あ、ああ。そ、そうか…。この世界じゃ魔力は、普通に存在して、誰でも使えるからそのことをつい忘れてたよ、すまない。」
「い、いえいえ。」
「それじゃぁ、魔力を感じるところからやろうか、と言っても教えてもらうなら専門家に頼んだ方がいいだろう。よし、ちょっと呼んでくるからここで待っててくれないかな?」
「「えー?」」
えー、とか言うな女子。
僕も早くお部屋に戻りたいんだ。
とにかく、寝たい、こっちは二度寝の邪魔をされ、てはないけど惰眠をむさぼりたいんだ。
「分かりました。」
「済まないね、それじゃあしばらく待っててくれ」
それから10分ほど待つと、一人の男性をサンダースさんが連れてきた。
が、ついてきた男性は特に何も言わずにじっと、僕らを見つめているだけだ。
「ふむ…」
「どうかな、彼らは、」
「魔力は、間違いなくある。それもかなり、な。異世界から来て間もないだろうに、いやはや、さすが勇者というべきか恐ろしいものだ。」
「そうか!それは良かった!さて、紹介しよう、彼は王国魔術師の」
「私の名前は、アウラスティン、ただの平民だよ。」
被せた
被せたよこの人…
かぶせちゃったよ。
「そ、それじゃぁ、この人に分からないことあったら聞いてね、明日から、訓練開始の予定だからね…」
いや、落ち込まなくて大丈夫だから、っていうか
え?明日から?
「明日から、ですか?」
おお、美少女Aどうしたよ。
名前?いや、顔からわかんねーから…
あ、行っちゃった。
「それじゃあ、まずは魔力を感じるところからはじめようか。」
「まず、魔力というものは…説明するよりも直接感じさせたほうが早いな。」
といい、アウラスティンさんは、手に何かをまとわせた。
もやもやシエル…なんだアレ
「今、私の手の周りに何か見えるかな?見えたならそれが魔力だ一時的に一か所に多量の魔力をまとめるとこのように見える形になる。
そして、この魔力をそれぞれの体に流し込む、そしたらしばらく体の中に異物が入った感覚になり、その後、自身の魔力と混ざり合う。
その混ざり合う感覚を覚えてくれ、どこで混ざっているのかが重要だ、まあ大体は下腹部あたりだと思ってくれ、それじゃあ誰からにする?」
とアウラスティンさんが聞いてきた。
シーンとした。
いや、だってね?
怖いじゃん、なんか、さ。
誰か最初にやってくれないかな????
かな?
「それじゃあ、私からお願いできますか?」
と、一番左にいるやつが言った。。。
「わかった、じゃあ、流し込むぞ、」
といい、腹に触れもやもやを…もやもやが流し込まれるようにゆっくり消えた…
「ふぁっつ。なんだ、なんだこの異物感は…ほ、ほ、ほ…」
といい、うずくまった、
おい、やめろよ、こわいじゃねえか…
その後、男子たち全員に魔力を入れ終わった後、女子たちがやる番となった。
ちなみに、男子たちは…
みな、うずくまっていた。
僕は何ともないんだけどなー、みんな大げさすぎん?
「さて、次は、お前たちだな。」
と、女子たちを見、そういった。
「あの、やっぱりやめたりとか、できません、よね?」
と、いやそうな顔をし、いう。
「た…りmだ。」
「え?」
「あたりまえだ、俺らだけがこんな目に合うとか、ありえねぇ。」
と、オタクの男子、えっと、なまえ、なまえ、うん、Aさんでいいや。が立ち上がり言った。
「だいたいは、わかりました、これが、魔力なんですね。」
と、いった。
「ふむ、混ざり合ったようだな、それじゃあ、次は、まあ、こ奴らが終わるまで休憩でもとっておれ、魔力を混ぜるのには、それなりに体力を使うのでな。
うんじゃ、流すぞ」
と、手を腹のあたりにあてた。
「きゃっ、え?ちょ、っと。これって、あれが、なかに…」
というと、うずくまった。
「え?なに、なんなのぉ、」
と、もう一人の子はそわそわしてきょろきょろし始めた。
「んじゃ、最後は、お前だな、」
と、手をあて、魔力をながしこむ。
「あっ、これ、は、」
といって、同じようにうずくまった、
そして、僕はそれをただ見てた。
だって、僕は何ともないんだもん、いやマジで。
あっ、魔力がなんなのかは分かったけどね。
ん?、ここは?
金のようなもので装飾された玉座らしき椅子に座ってる、いかにも贅沢そうな服装をした人がこちらを見ている。
そして、玉座?まで続く赤い絨毯、両脇には騎士か兵士、そしてなんか偉そうな顔してる人たちが
…これ、王の前的な場所じゃね?
「ん、ご苦労
さて、勇者諸君、私が君たちを召喚した、
シュペリエル王国国王、サタン・シュペリエルだ。」
話をまとめると、この世界に魔王が出たから、
この世界を救ってもらうためにこの国が代表で
勇者召喚をし、僕らを呼び出したらしい。
「突然のことで戸惑いもあるだろうが、宜しく頼む。ここから先の話は、彼に一任してるので、あとは頼んだぞ」
と、目の前に男が現れた…気配、感じなかったぞ。
おい、しかもイケメンかよ、はぁ
「やあ、私はここの騎士団長を務めさせていただいている、レヴィール・サンダースだ、宜しく。それじゃあ、早速だが場所を変えようか、こっちにおいで、」
逆らっては駄目な感じがしたのだろう。
みんな静かについて、
「おいおいオイ、勝手に召喚しといてそれだけかよぉ、王様?あ?」
「そだそだ、慰謝料よこせよ?あ?」
「なに、言ってんのかわかんねぇのか?金だよ、かーね。」
…いかなかった…
ああ、こいつらばかだ、、、
いや、おかしいだろ、なんでそんな喧嘩ごしなの?
馬鹿なの?ねえ、馬鹿なの?
「はぁ、それらのことも含めて私が説明させていただきますので、どうか、今はついてきてくれませんか?」
と騎士団長さんが言った。
ってか、あいつ等をアホだろ。
「あん?何言ってんだおめぇー、そっちは、お願いする立場だろ?」
「そーそー、俺らの力がほしいからよんだんだろ?」
「だったらもっと頼み方ってのがあんじゃねえのか?あ?」
おい、王様の額ピキピキしてるぞ、これ以上怒らせんなよ~
「どーせ、俺らより強いやついないだろ?」
「だったら、どうやってお願いするのかわかんねぇのか?」
「土下座だよ、どーげーざー」
あっ、もうこいつらダメだ…
「それ以上は、やめてもらおうか。」
騎士団長さん、絶対キレてるよ、あれやべぇよ
「あん?いいのか?そんなこと言ってよぉ?」
「はっ、雑魚がなんかほざいてるぜww」
「おうおう、なんだぁ、騎士らしく誇りでもかけて決闘でもするのかぁ?」
はぁ、ほんとに馬鹿だ、どんな力貰ったのか知らないけど、それに過信しすぎだろ。
騎士団長さんがキレてるよ、顔恐くなってるよ、おしっこちびったらどうするんだ?
「そうか、そこまで侮辱したならば、覚悟はできてるのだな?」
「ハッ、こっちのセリフだよ、」
「んで、覚悟?何それwww」
「決闘すんのか?あ?ww」
ほんとにアホだ、あいつら、この世界のこと何も聞かずに決闘とか、、
他のやつ見てみろよ、オタクたちはステータスとか、ステータスオープンとか
ぼやいてるし、
ってか、ここにステータスとかあるのかな?
あと、女子二人は…
あれ?あの美少女たち誰だ!?
みたこと、ない。
あっ、不老永美のおかげか…
まぁ、そんなことより、これ、どうするんだ?
「そこまで、言うのなら…
王よ、この者達と決闘する許k「許可する、殺s…懲らしめてやれ、それと、決闘にて、かけるものだが、サンダース、お前が用意できるものなら何をかけてもよいぞ」
「ありがとうございます。王よ。」
決闘かぁ、やばいなぁ。ま、僕は知らんけどな
はい、あれから3日たちました。
まぁ、決闘の結果だけいうと馬鹿達の負けでした。
なんか、もう顔の形変わってんじゃん、って位ボコされてたね、うん。
まぁ、そりゃそうだよね、この世界の理システムをなにも知らずに騎士団長なんかに戦い挑んだらそりゃ負けますわ。
最後の方なんか王様まで殴ってたし…
まぁ、あのあと、騎士団長さんが、あのバカ共の性根を鍛え直すとか言って、引きずっていったしなぁ…
今も、騎士達に混じって素振り500回位やらされてるし…
ちなみにその間僕達は、賓客扱いされてます。
「ありがとう。メイドさん。」
ちなみにいま、この国の歴史についてメイドさんに教わっている。
「いえいえ、勇者様のお役に立てて、光栄です。」
んー、なんかかたいんだよね〜。
ちなみにみんなそれぞれ(バカ共は除く)にメイドさんと、賓客用の部屋が与えられている。
バカ共が鍛えられている間は、基本自由なので、すごく楽だ。
まぁ、この素晴らしい期間は、バカ共がバカしたからあるようなもんなんだよね。
さて、あとどの位であいつらは良くなるのかな…
それまではゆっくりとこの素晴らしい生活を楽しむとしよう。うん。そうしよう。
とかなんとか思いながらダラダラしてたら一週間が過ぎた。
そして今日もダラダラと惰眠をむさぼるのであr…
コンコンコン
扉がノックされたんだが?
「どうぞー」
ガチャリと、ドアが開きメイドさんが入ってきた。
「失礼します勇者様。
サンダース様が、お呼びですので、修練場に来てもらってもよろしいでしょうか?」
あー、おわった。
この天国見たいな生活がおわったのか…
「はい、わかりました。
場所、まだ覚えてないので案内いいですか?」
なんで場所覚えてないのかって?
引きこもってたからだよ。
「かしこまりました。それでは…」
修練場についた。
修練場は、大体300×200m位の広さだ。
特に物はおいてないが、騎士団のみなさんが鎧を着ながら修練場にて走っていた。
騎士団のみなさんの後ろに鎧を着てない人たちも走っていた。
ってよく見たらバカトリオじゃないか…あいつらなんで騎士団と一緒に訓練してんだ?
っと、他の人たちも来たようだ。
「さて、みんな揃ったな!
それじゃあ、これから、これからのことについて説明したいと思う。
まず、この世界にはステータス、というものがあり、レベル、とゆう概念がある。
我々からしたら当たり前なのだが、勇者達の世界にはないらしいのでまずはそれについて説明したいと思う。それじゃあみんな、ステータスと魔力を込めて唱えて見るんだ。」
とサンダースさんは言った。
ってか、バカトリオは、こっちに来ないの?
って水飲んでるし…
なんかすごいさわやかそうな顔でぷはぁとかやってるし、あれってほんとに馬鹿トリオだよな?
「えーと、その前に、あの3人は…」とオタクAが言う。
そうだよ、あいつらだよ、ってかあいつらも勇者だしね!?
ってまた走り出したよ!何なの!?走るの好きなの!?
「ああ、彼らも呼ばないとね。おーい。君たち、早くおいでー。」
ビュンッと走ってきた。
うん、なんで、そんなに早いの?
君たちそんなに早くなかったよね?
「ハイっすなんの御用でしょうか?」
「遅れてすみません…」
「只今参りました」
え?
え?
なになに!?
あれが、あのバカトリオ!?
「うん、君たちを呼んだのは、これからステータスを確認してもらおうとおもってね。」
「分かりました!」
「それで、どうやるんでしょうか?」
「御教授お願い致します!」
いやだから変わりすぎ、この一週間の間で何があったの?いやマジで!?
「ああ、魔力を手に集中させて、ステータス、と唱えるとでるよ。」
「「「魔力?」」」
「あれ?魔力だよ?」
いや、魔力とか言われても知らんがな。
「あの、僕達のいた世界では魔力とかそういうのが無かったのですが。」
とオタクBが
「えっ?」
「あ、ああ。そ、そうか…。この世界じゃ魔力は、普通に存在して、誰でも使えるからそのことをつい忘れてたよ、すまない。」
「い、いえいえ。」
「それじゃぁ、魔力を感じるところからやろうか、と言っても教えてもらうなら専門家に頼んだ方がいいだろう。よし、ちょっと呼んでくるからここで待っててくれないかな?」
「「えー?」」
えー、とか言うな女子。
僕も早くお部屋に戻りたいんだ。
とにかく、寝たい、こっちは二度寝の邪魔をされ、てはないけど惰眠をむさぼりたいんだ。
「分かりました。」
「済まないね、それじゃあしばらく待っててくれ」
それから10分ほど待つと、一人の男性をサンダースさんが連れてきた。
が、ついてきた男性は特に何も言わずにじっと、僕らを見つめているだけだ。
「ふむ…」
「どうかな、彼らは、」
「魔力は、間違いなくある。それもかなり、な。異世界から来て間もないだろうに、いやはや、さすが勇者というべきか恐ろしいものだ。」
「そうか!それは良かった!さて、紹介しよう、彼は王国魔術師の」
「私の名前は、アウラスティン、ただの平民だよ。」
被せた
被せたよこの人…
かぶせちゃったよ。
「そ、それじゃぁ、この人に分からないことあったら聞いてね、明日から、訓練開始の予定だからね…」
いや、落ち込まなくて大丈夫だから、っていうか
え?明日から?
「明日から、ですか?」
おお、美少女Aどうしたよ。
名前?いや、顔からわかんねーから…
あ、行っちゃった。
「それじゃあ、まずは魔力を感じるところからはじめようか。」
「まず、魔力というものは…説明するよりも直接感じさせたほうが早いな。」
といい、アウラスティンさんは、手に何かをまとわせた。
もやもやシエル…なんだアレ
「今、私の手の周りに何か見えるかな?見えたならそれが魔力だ一時的に一か所に多量の魔力をまとめるとこのように見える形になる。
そして、この魔力をそれぞれの体に流し込む、そしたらしばらく体の中に異物が入った感覚になり、その後、自身の魔力と混ざり合う。
その混ざり合う感覚を覚えてくれ、どこで混ざっているのかが重要だ、まあ大体は下腹部あたりだと思ってくれ、それじゃあ誰からにする?」
とアウラスティンさんが聞いてきた。
シーンとした。
いや、だってね?
怖いじゃん、なんか、さ。
誰か最初にやってくれないかな????
かな?
「それじゃあ、私からお願いできますか?」
と、一番左にいるやつが言った。。。
「わかった、じゃあ、流し込むぞ、」
といい、腹に触れもやもやを…もやもやが流し込まれるようにゆっくり消えた…
「ふぁっつ。なんだ、なんだこの異物感は…ほ、ほ、ほ…」
といい、うずくまった、
おい、やめろよ、こわいじゃねえか…
その後、男子たち全員に魔力を入れ終わった後、女子たちがやる番となった。
ちなみに、男子たちは…
みな、うずくまっていた。
僕は何ともないんだけどなー、みんな大げさすぎん?
「さて、次は、お前たちだな。」
と、女子たちを見、そういった。
「あの、やっぱりやめたりとか、できません、よね?」
と、いやそうな顔をし、いう。
「た…りmだ。」
「え?」
「あたりまえだ、俺らだけがこんな目に合うとか、ありえねぇ。」
と、オタクの男子、えっと、なまえ、なまえ、うん、Aさんでいいや。が立ち上がり言った。
「だいたいは、わかりました、これが、魔力なんですね。」
と、いった。
「ふむ、混ざり合ったようだな、それじゃあ、次は、まあ、こ奴らが終わるまで休憩でもとっておれ、魔力を混ぜるのには、それなりに体力を使うのでな。
うんじゃ、流すぞ」
と、手を腹のあたりにあてた。
「きゃっ、え?ちょ、っと。これって、あれが、なかに…」
というと、うずくまった。
「え?なに、なんなのぉ、」
と、もう一人の子はそわそわしてきょろきょろし始めた。
「んじゃ、最後は、お前だな、」
と、手をあて、魔力をながしこむ。
「あっ、これ、は、」
といって、同じようにうずくまった、
そして、僕はそれをただ見てた。
だって、僕は何ともないんだもん、いやマジで。
あっ、魔力がなんなのかは分かったけどね。
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