私の日記

鳥あえず

無題

「ひどい現場ですね」
「いや、こんな現場なんてたくさんあるさ。…とは言っても新人の君が最初に見る現場としてはちとハードすぎたかね?」
現場検証を行いながら僕は先輩と話していた。
「あの女の人どうなるんですか?」
「さぁな、あんなカニバリズム女のことなんか考えたくないよ」
「……冷たいっすね、先輩」
「百戦錬磨、現場を見てきたらこうテキトーになってくるって」
「そんなもんですかね?」
「そんなもんだ、そもそも俺に聞かなくても自分でどんな刑になるかぐらい考えられるだろ」
「申し訳ありません」
「そんなに怒ってないよ、それよりちゃっちゃっと終わらしちゃおうぜ」

腐臭の漂う現場の中、現場検証はもくもくと進められた

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