とある亜人の奮闘記

50れん

ライゴの力

ライゴは研究所へ来た。
「亀ジィ!言い忘れてた事があったんだけど、拾われた時から左肩に赤い鱗があるんだけど参考にならないかな?」
亀ジィは少し驚いた顔をしていたが、なにかに納得した様子であった。
「とにかく君はふつーの人より少し特殊のようじゃ。君の血液からつくった丸薬がある、それを飲めば本来の力のほんの少しが出るじゃろう。だが、丸薬は少ししかできんかった、丸薬で力の出し方を覚えて丸薬なしで力をだせるようにするのじゃ」

ライゴは亀ジィから丸薬を受け取り、コンの元へ戻って行った。

「コーーン!亀ジィから色々教わってきた!この丸薬があれば強くなれるよ!」
ライゴは嬉しそうにコンの元へ来た。
コンはやはりなと言わんばかりにニヤリと笑った。

「ライゴ、お主はわらわと似ておる。わらわは九尾の末裔で念能力が使えるのじゃ、狼のうつけものがわらわをこのチームにした理由がやっとわかったわい。訓練が終わったあと近くの森へこい、そこで特別指導じゃ!」

コンとライゴの秘密の特訓がスタートした。。。

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