この魔法至上主義の世界で剣聖を目指す
12話 トーナメント戦Ⅱ
「スノウじゃあちょっと行って来る」
俺は3軍のトーナメント戦決勝に出るため、舞台に行こうとしていた。
「ええ。どうせ瞬殺するんでしょ?」
スノウがドジ目で言ってきたので、俺はわざとらしく、頬を膨らませて、対応した。
「いやいや。俺もそうな鬼じゃないぞ!レミとのバトルくらいは、俺の剣術でやるよ。そのための、木刀じゃないか!」
俺は手に持っていた、木刀をアピールする。
「そんなのじゃ小太刀にすぐ斬られるわよ」
そうだな。木刀と、真剣で打ち合ったらまず、木刀は切れるだろうな。
「舐めるな。これでも俺は『剣聖』だ!」
「昔の話のくせに」
ぐうの音も出ない。だけど潰したのはアンタの家だよね?まぁ気にせずに行こう。
俺は急いで舞台まで行った。
「ごめん。待った?」
俺は軽ノリできいた。
「いや。大丈夫よ」
声が真剣モードのレミになっていた。
俺がウィルキルさんに認められてたのがよほど気に食わないのだろうな。
「それではいいか?」
先生が割り込んできた。
俺とレミは軽く頷いた。
「『始め』」
『め』の音の瞬間にレミは俺のソニー波による、軽い脳震盪を恐れたのだろうか、複雑な動きを取りながら、後退して行った。
「なぜ使わない?」
レミは少しだけ怒った声できいた。
「スグに終わらせたらつまらないだろ?」
「後悔しないでよね」
レミは、魔道札の貼ってある、先の尖ったクナイを、ためらいもなく投げてきた。
「どうせ避けられるだろ?」と、言う、意思表示なのだろうか。
俺は木刀で上手く躱そうとした、刹那魔道札は光出した。多分俺でも使える、基本魔法のフラッシュだろう。
油断したな。俺は目をやられてしまった。
「よし!目を潰した!」
「忘れたのか?俺には『心の眼』がある」
「フーくんこそ忘れたの?忍者の里の奥義を?」
しまった。
今の俺は、目も見えなく、
嗅覚もろくに機能しなくて、
更に聴覚まで、奪われた。
まさに絶対絶命だ。これでは相手が何処にいるのかも分からなくて、更に五感の大半が奪われた、軽い拷問状態にあるのだ。
普通の人なら泣き叫び、助けを求め、ぶざまに負けを認めるであろう。
でも俺は違う。小さい頃から修羅場を潜ってきた、俺にはこんな状態屁でもない。
俺が最初に、部屋でレミにあった時何故攻撃をよけられたと思う?あの時だった目隠しをしていたので、今と同じ状態だった。
そうだ。俺は微弱な風の動きに反応して避けたのだ。
──感じろ。感じろ。感じろ。
全神経を肌に感じる微弱な風の当たりに集中させた。
「うっ!」
俺が今感じ取ったのは、四方八方から来る、無数のくないだ。風の感じからして、先は尖ってるだろうが、全身骨折は、間違えないだろうな。
俺は我慢出来ずに、腰に付いてる剣を抜いた。
そうこの剣は、『超神剣ディスターク』だ。
俺はこの剣で、全てのクナイを誤差0.000001秒以内に、切り落とした。
「はぁー迂闊だった。まさか相棒を抜くことになるとはな」
俺はディスタークで、結界を《斬った》
勿論魔法など一切使っていない。正真正銘俺の剣スキルだ。
「なっ!」
「それにしても考えてきたな。それにしても俺にこいつを抜かせるなんてレミは相当強いな」
俺が見た限りでは、実戦ではスノウにも負けないだろう。これが忍者か...
俺は体術のみで、一瞬でレミに詰めた。そしてディスタークの高速剣レミの顔面に寸止めを食らわせた。
レミは気絶した。
「勝者2番」
会場は熱戦に驚きつつも、凄い歓声が上がった。
「「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!」」」」
「「「「LOVEレミちゃん」」」」
「「「「何あいつ、たまたま勝ったからって、キッモ!」」」」
あれ?俺ってもしかして、もしかして、もしかしなくても嫌われてる?俺は負けたレミを抱えて保健室まで行こうとしたら、男子の目線が凄かったことは言うまでもない。
俺は3軍のトーナメント戦決勝に出るため、舞台に行こうとしていた。
「ええ。どうせ瞬殺するんでしょ?」
スノウがドジ目で言ってきたので、俺はわざとらしく、頬を膨らませて、対応した。
「いやいや。俺もそうな鬼じゃないぞ!レミとのバトルくらいは、俺の剣術でやるよ。そのための、木刀じゃないか!」
俺は手に持っていた、木刀をアピールする。
「そんなのじゃ小太刀にすぐ斬られるわよ」
そうだな。木刀と、真剣で打ち合ったらまず、木刀は切れるだろうな。
「舐めるな。これでも俺は『剣聖』だ!」
「昔の話のくせに」
ぐうの音も出ない。だけど潰したのはアンタの家だよね?まぁ気にせずに行こう。
俺は急いで舞台まで行った。
「ごめん。待った?」
俺は軽ノリできいた。
「いや。大丈夫よ」
声が真剣モードのレミになっていた。
俺がウィルキルさんに認められてたのがよほど気に食わないのだろうな。
「それではいいか?」
先生が割り込んできた。
俺とレミは軽く頷いた。
「『始め』」
『め』の音の瞬間にレミは俺のソニー波による、軽い脳震盪を恐れたのだろうか、複雑な動きを取りながら、後退して行った。
「なぜ使わない?」
レミは少しだけ怒った声できいた。
「スグに終わらせたらつまらないだろ?」
「後悔しないでよね」
レミは、魔道札の貼ってある、先の尖ったクナイを、ためらいもなく投げてきた。
「どうせ避けられるだろ?」と、言う、意思表示なのだろうか。
俺は木刀で上手く躱そうとした、刹那魔道札は光出した。多分俺でも使える、基本魔法のフラッシュだろう。
油断したな。俺は目をやられてしまった。
「よし!目を潰した!」
「忘れたのか?俺には『心の眼』がある」
「フーくんこそ忘れたの?忍者の里の奥義を?」
しまった。
今の俺は、目も見えなく、
嗅覚もろくに機能しなくて、
更に聴覚まで、奪われた。
まさに絶対絶命だ。これでは相手が何処にいるのかも分からなくて、更に五感の大半が奪われた、軽い拷問状態にあるのだ。
普通の人なら泣き叫び、助けを求め、ぶざまに負けを認めるであろう。
でも俺は違う。小さい頃から修羅場を潜ってきた、俺にはこんな状態屁でもない。
俺が最初に、部屋でレミにあった時何故攻撃をよけられたと思う?あの時だった目隠しをしていたので、今と同じ状態だった。
そうだ。俺は微弱な風の動きに反応して避けたのだ。
──感じろ。感じろ。感じろ。
全神経を肌に感じる微弱な風の当たりに集中させた。
「うっ!」
俺が今感じ取ったのは、四方八方から来る、無数のくないだ。風の感じからして、先は尖ってるだろうが、全身骨折は、間違えないだろうな。
俺は我慢出来ずに、腰に付いてる剣を抜いた。
そうこの剣は、『超神剣ディスターク』だ。
俺はこの剣で、全てのクナイを誤差0.000001秒以内に、切り落とした。
「はぁー迂闊だった。まさか相棒を抜くことになるとはな」
俺はディスタークで、結界を《斬った》
勿論魔法など一切使っていない。正真正銘俺の剣スキルだ。
「なっ!」
「それにしても考えてきたな。それにしても俺にこいつを抜かせるなんてレミは相当強いな」
俺が見た限りでは、実戦ではスノウにも負けないだろう。これが忍者か...
俺は体術のみで、一瞬でレミに詰めた。そしてディスタークの高速剣レミの顔面に寸止めを食らわせた。
レミは気絶した。
「勝者2番」
会場は熱戦に驚きつつも、凄い歓声が上がった。
「「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!」」」」
「「「「LOVEレミちゃん」」」」
「「「「何あいつ、たまたま勝ったからって、キッモ!」」」」
あれ?俺ってもしかして、もしかして、もしかしなくても嫌われてる?俺は負けたレミを抱えて保健室まで行こうとしたら、男子の目線が凄かったことは言うまでもない。
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