この魔法至上主義の世界で剣聖を目指す
11話 トーナメント戦
スノウと俺は3軍の試合を観る事にした。
「3軍だけどレベルが高いな」
「それはそうでしょうね。この国随一の魔法科高校だもの」
さっき恥ずかしい宣言をしていたスノウは俺を敬うこと無く話している。
だけどこっちの方がいいな。スノウらしくて。
「おっ!次はレミの試合だ」
「レミは強いわよ。まぁ何故がお父さんに体術を習わされていたけどね」
そうか。そう言えば忍者の里で特訓してたんだったな。ウィルキルさんもややこしいことするな。養子にしといて、放置する。鬼畜だ。
レミはトーナメント最後で39番だ。
相手は青髪の女の子だ。それと、一般的なローブを来ている。制服で戦ったのは俺だけだったな。
杖は最新式の腕輪系の物では無くて、旧式の棒状の杖だ。これはカッコイイと言う理由で未だに絶滅していないのだ。
「『始め』」
先生が始まりを告げた。
「先手必勝!」
そう言うと、青髪は杖から水鉄砲を出している。でもこれは、ただの水鉄砲ではない。時速100kmの水を乱射しているのだ。
レミは、忍者服に、両手に小太刀を持っている。最初は忍者だからクナイを使うのかと思ったが、どうやら違うらしい。
レミは、時速100kmの水鉄砲を小太刀を使って難なく避けた。
そして次の刹那、小太刀を逆向きにして、峰打ちを食らわそうとした。
「なっ!」
勝負は、決まった...と思ったが違った。
逆にレミが半径5mくらいの水の玉の中に飲み込まれた。水圧でギリギリまで押しつぶす気だろう。
これは流石に俺も決まったと思った。だが、水の玉の中にいたのはレミではなく、木の枝なのだった。
レミは後ろから先の丸まったクナイを投げた。よく見ると魔道札が貼ってある。
青髪は、水の壁で防ぐ。こちらもかなり高レベルだ。
だが壁に当たった、クナイは爆発して、視界が見えなくなった。
霧が無くなった瞬間に見えた光景は、レミが青髪の首筋に、峰を当てている光景だ。
「勝者39番」
先生が勝利を告げると、会場に大歓声が鳴り響いた。
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!」
このバトルは1軍と行っても過言ではないと、言っていいくらいに凄かった。
「やばかったなスノウ!」
俺はテンション上がり気味で、きいた。
「あなたの方が凄かったじゃない」
「それの件で思い出した。あの先生は黒だよ。」
「なんでそう言いきれるの?」
「俺の使った技を瞬時に理解して、反撃体制に移行していた」
「反撃体制?」
「そうだ。ソニー波は、一度空気に干渉してからは、一定領域内の人間を叩くことが出来る。初代剣聖が、1000人を一斉に屠った逸話には、これが使われているな」
「そんな事が...」
「『ラントール』討伐の動く日は1組のトーナメント戦が終わってからだ。それが終わればお前にも魔法を教えてやる」
スノウは何も言わずに頷いた。
「3軍だけどレベルが高いな」
「それはそうでしょうね。この国随一の魔法科高校だもの」
さっき恥ずかしい宣言をしていたスノウは俺を敬うこと無く話している。
だけどこっちの方がいいな。スノウらしくて。
「おっ!次はレミの試合だ」
「レミは強いわよ。まぁ何故がお父さんに体術を習わされていたけどね」
そうか。そう言えば忍者の里で特訓してたんだったな。ウィルキルさんもややこしいことするな。養子にしといて、放置する。鬼畜だ。
レミはトーナメント最後で39番だ。
相手は青髪の女の子だ。それと、一般的なローブを来ている。制服で戦ったのは俺だけだったな。
杖は最新式の腕輪系の物では無くて、旧式の棒状の杖だ。これはカッコイイと言う理由で未だに絶滅していないのだ。
「『始め』」
先生が始まりを告げた。
「先手必勝!」
そう言うと、青髪は杖から水鉄砲を出している。でもこれは、ただの水鉄砲ではない。時速100kmの水を乱射しているのだ。
レミは、忍者服に、両手に小太刀を持っている。最初は忍者だからクナイを使うのかと思ったが、どうやら違うらしい。
レミは、時速100kmの水鉄砲を小太刀を使って難なく避けた。
そして次の刹那、小太刀を逆向きにして、峰打ちを食らわそうとした。
「なっ!」
勝負は、決まった...と思ったが違った。
逆にレミが半径5mくらいの水の玉の中に飲み込まれた。水圧でギリギリまで押しつぶす気だろう。
これは流石に俺も決まったと思った。だが、水の玉の中にいたのはレミではなく、木の枝なのだった。
レミは後ろから先の丸まったクナイを投げた。よく見ると魔道札が貼ってある。
青髪は、水の壁で防ぐ。こちらもかなり高レベルだ。
だが壁に当たった、クナイは爆発して、視界が見えなくなった。
霧が無くなった瞬間に見えた光景は、レミが青髪の首筋に、峰を当てている光景だ。
「勝者39番」
先生が勝利を告げると、会場に大歓声が鳴り響いた。
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!」
このバトルは1軍と行っても過言ではないと、言っていいくらいに凄かった。
「やばかったなスノウ!」
俺はテンション上がり気味で、きいた。
「あなたの方が凄かったじゃない」
「それの件で思い出した。あの先生は黒だよ。」
「なんでそう言いきれるの?」
「俺の使った技を瞬時に理解して、反撃体制に移行していた」
「反撃体制?」
「そうだ。ソニー波は、一度空気に干渉してからは、一定領域内の人間を叩くことが出来る。初代剣聖が、1000人を一斉に屠った逸話には、これが使われているな」
「そんな事が...」
「『ラントール』討伐の動く日は1組のトーナメント戦が終わってからだ。それが終わればお前にも魔法を教えてやる」
スノウは何も言わずに頷いた。
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