この魔法至上主義の世界で剣聖を目指す

旧ネオン道理

9話 瞬殺

「貴方?一体何者なの?」

レミが聞いてきた。多分昨日の件だろうな。

「別に前にスノウの父ちゃん、ウィルキルさんに魔法の指導をしてもらった事があるんだよ」

レミは凄く驚いた表情でこちらを見てくる。俺なんか変な事言ったかな?

「あの、ウィルキルさんが?それは絶対嘘です。あんな見込んだ人にしか修行をしてくれない人が貴方なんかを...私でもダメだったんですよ。」

何かあったら敬語になるのは癖なのか?

「まぁ。それはそうだろうね。ウィルキルさんは強い。なぜならこの世の真理に気がついてるからね」

「それはどういう事?」

これ以上は言えないな。これは俺とウィルキルさんの秘密だもんな。

「もうチャイムなるぞ」

「くっ!後で話は聞かせてもらうからな」

まぁ俺は結構聞き流すのは上手い方だからな。適当に誤魔化そう。それにこれを言ってしまうと...

『キーンコーンカーンコーン』

チャイムがなったな。そう言えば今日はあれだな。そう!トーナメント戦だ。この大会で上位に入ることによって、クラス替えの時有利に立てる。

ドアが開いて先生が入ってきた。名前は...クリファードだっけ?いつ見ても禍々しいな。

「それでは今日はまず、3組の番だ。闘技場に行ってトーナメント1回戦の人はそのまま、場内に行け。以上だ。」

言われた通りにレミと会場に行った。


まずルールを簡単に説明された。

1:相手を殺さない、必要以上にいたぶらない。

2:武器の使用は許可。スタートは50m離れてからのスタートとなる。

3:取り敢えず勝て。

以上だそうだな。取り敢えず相手を殺さなければいいんだな。

ディスタークには刀とは違い峰がないので、鞘に収めたまま、勝たなければならない。

まぁ俺は体術でも武神名乗っていいくらいには強いがな。

俺の番号は2番なので最初だ場内に行こうか。

闘技場もスタジアム見たいになっており、戦いを見ることが出来る。今回は1年で組関係なく、見学が出来るがあまり見に来る者はいない。大体3組で会場はスカスカだ。でもそこにはスノウの姿はあっがな。

俺は場内に入った。すると凄いひょろひょろな杖を持った、全身ローブの骸骨見たいな人が立っていた。

「い、一応聞くがお前が俺の対戦相手か?」

「そうだが」

なんか格好の割には態度がでかいな。でもこれで少しやりやすくなったな。俺もひょろひょろな奴に本気で殴るなんて出来ないからな。

審判は先生がやるようだ。

俺達は指定の位置に動いた。

「お前なんてひねくれ者、俺が瞬殺してやるよ」

「そうだな。まぁ頑張れ。努力は大切なことだぞ」

「ふんだ」

「では指定に乗っ取りバトルをしてくれ」

先生は試合を始める準備を始めた。

「では、私が『始め』と言い終えたら初めだ」

会場には静寂が走る。皆が緊張しているのだ。別にやる訳じゃないのにな。

「始め!」

俺は先生が『め』の音を言ったと、同時に一歩も動かず相手を倒した。

先生はこの状況を理解して、別に驚きもしなかった。相当な実力者だ。それも桁違いのな。

会場には歓声がなく、ただ静寂だけが残った。

「勝者2番フリューゲル」

そう言って俺の番は終わった。

俺が闘技場の観戦場まで行くと、スノウがすぐに寄ってきた。

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