いきなり世界救えって言われても

リノル

『夢月』、そして待ち時間は1年

 刀買いに来ました


    王都【アステリア】から転移して
    現在【リーシェン】
  【シャモック】店内
   「おっ、兄ちゃん。どうかしたか?まさか武器壊したのか?」
  「まぁそうですね。すんません、刀の方がやってしました」
  「あっハッハッ!まさかこの数日で壊すとは思わなかったぜ。まぁとにかく探してみなよ。面白いのとかあるんだぜここは」
  「?この店ってなんか他の武器とは違うんですか?」
  「まぁな、俺が『鍛治』スキルが低いからあんまし造らないんだわ。そんな鍛冶師たちもいたりするんだわ。だからこそ、鍛治師の新米の武器の集まりなんだよ。まぁ、掘り出し物を探す感じだな。でも、安心しろよ。ギルドで配ってるようなナイフよりかは断然いいやつしか置いてねぇ。『鑑定』スキルがあるからな!」
  「へぇそうなんですね」
  なるほどね。ネオンの隠してたことはこれの事か。
  つまりここからいいのを探すには『鑑定』を使うべきなのか。
  てか、この人自分のスキル言っちゃってるけどいいのかな? 
  《Ans , 先程彼の発言していたスキルはどれもスキルと言うよりもアビリティに近いものです。ちなみにアビリティに属するスキルには大まかに『武術』『魔法』『特殊』『生活』といった4つに別れます。なお『鑑定』と『鍛治』は『特殊』のアビリティに属します》
  なるほど、つまりアビリティは取得可能なもので、スキルは簡単には取得出来ないってことか。
  1つと知識に入れとこ。さてと武器を探すとしますか。大体刀がいいよなぁ。居合切りとやってみたいし。
  あとは魔力ぶち込んでも耐えれる武器かな。そうすると付与剣エンチャントソードとかになるんだよな。 
  しかも、かなりある武器の中から鑑定しながら探すのは骨が折れる。どうしたものか
  《adv , 『検索』のスキルを使用することを勧めます。検索することで範囲以内の該当する武器を調べることが出来ます》
  なるほどその手があった!先に創っておいて助かったわ。
  じゃあやりますか。
  『検索』スキル起動
  〈はい、ご要件はなんでしょうか〉
   【シャモック】店内に存在する刀、条件として魔力をぶち込んで耐えることの出来る事
  〈了解、検索します。……………検索結果。現在【シャモック】に該当する刀は3つ。リストアップします〉
  どうやらこの【シャモック】さっき言っていた武器は3つあるようだ。新米さんたちすげぇ。
  武器については2つは付与剣エンチャントソードだったのだがもうひとつが何やら違うようだ。
  その武器についての鑑定はこうだ。
   武器名 : 夢月
   作成者 : シルバ
   武器スキル : 形態変化……武器に魔力を流し込むこと
                                                  自分のイメージした形に変
                                                  化することが出来る

   はい?
   どういう事だ?
  《Ans , 主の仰っていたのは魔力を流しても耐えることが出来る刀です。これは武器に魔力を流し込むことで武器の形を変えることが出来ます。つまり武器に魔力を流すことが出来るので付与エンチャント)することも可能。言わば魔剣に近い武器ですね》
  なるほど。たしかに検索条件にあってるから問題ないのか。刀以外に形を作ることが出来るってことはその分戦闘のやり方が増えるし結構いいよな。
  このシルバってやつに会ってみたいかも。
   「すみません、この刀ください」
   「はいよ。これ少し高いけどいいかな?」
   「はい、構いません」
  結果、剣2本分となってしまった。思ったよりも高い。
  「毎度あり!今度すぐ壊すなよ!」
  「はーい。気をつけまーす」
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  転移して王都【アステリア】
  国からの謝恩金が来るのは三日後、それまでは暇だしどうしようか。ぶらぶらしてるのもいいけど、せっかくだし試し斬りしてこようかな。
  《Say , それでしたら1度ギルドに向かったらどうでしょうか》
  そうだね、お金も心もとないし。
  ギルドへ行きますか。
  そういえば1度リアと行った時にギルドカードを作って貰ったんだっけ、あの後見てなかったからちょっと見ておこう
  
   ギルドカード
   名前  マサト・クドウ
   種族 人間
   ランク F
    職業  魔法剣士
   武器  刀、小太刀
   
   ギルドにはランク制度がある。
   ランクはG〜SSSまである。ちなみに俺はゴブリン討伐と、ゴーレムの討伐でFまで上がっていた。
  まぁ、そんなことしていたらギルドに到着した
   

  【ギルド】にて、
   「すみません、なにか手頃な依頼ってありますか?」
   「そうですね、今のところ討伐系はゴブリンぐらいですね。あとは採取系になりますがどちらにしますか?」
   「ゴブリンの方でお願いします」
   「わかりました、それではギルドカードを渡してください」
   ギルドでは、基本依頼ボードで、依頼を探すのだが、大体混んでいるので行きたくない。
  そんな時には受付嬢のとこへ聞きおすすめを聞いたりする。
  また、依頼については失敗したら罰金として依頼料の半分をギルドに支払う。また、3度失敗したらギルドから除名処分を受ける。そのため、受付嬢に聞きに行くのが、安全なのである。
  「はい、依頼受注完了しました。お気をつけてください」
  「ありがとうございます」
  雅人はギルドをあとにした。ちなみにギルドでのテンプレのようなあれはなかったようだ。(ちっ)
  「なんだろう、なんか殺意を感じたんだけど?」
  《?》
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  草原にて
  「じゃあ『夢月』の試し斬りといきますか!」
  -野生のゴブリンが3体現れた-
  とりあえず刀の状態で斬りかかった。ゴブリンは真っ二つに切れ、地に伏せた  。
  「やべぇ切れ味だなぁ。次は  紫電よ  剣に纏いて  敵を斬り捨てよ!  『雷刀  紫電』!」
  すると刀に雷が纏った
  「よし、エンチャント成功だな」
  そのままゴブリン2体目を撃破。
  「じゃ最後は形態変化を使ってみたいけど、どうしたらいいんだ?」
 《Ans , 武器に魔力を流し込むにはまず魔力を知ることです。魔力は血のように体を巡っています。そのためその魔力を一点に集めるように意識します。この技術はアビリティの『魔力操作』に位置するので簡単には……》
   つまり全身にあるのを流すように手のひらに集めて、繋がっている刀に当てればいいのか。
   「こんな感じかな?」
  〈アビリティ『魔力操作』を取得しました〉
  「出来たっぽいよ?」
  《……Say , 『魔力操作』は一朝一夕でできるものでは無いのですが…。まぁそれが主の実力ですもんね。ちなみに形態変化には『形態・〇〇フォルム・〇〇』と同時にその武器をイメージしてください》
  了解した。ではラスト一体のゴブリンには悪いけど
  「『形態・槍フォルム・ランス』!せいやっ!」
  「グギャ!」
  こうして試し斬りは終了した………が。
  「これって銃もつくれるのかな?ちょっとやってみよう」
  「『形態・銃フォルム・ガン』!」
  [エラー発生!形態変化不可能です]
  「なんでだろ?ネオンこの理由はわかるかい?」
  《……Ans , 恐らくですが、この世界に銃が存在していないため、この世界で生まれた武器で再現することは不可能のようです。銃を作るには『創造』で、作る必要がありますが、このスキルも主の存在していた世界物を作成することが不可能です》
  「そしたら、銃はもう作れないってことかい?」
   《Not , 可能性の話になりますが、私『観る賢なる者ネオン』と『検索』、『創造』を繋げることによって作ることが可能です。しかし検索もこの世界の事象しか検索出来ませんが……》
  そうか!『スキルプログラム』か!
  《Yes , 『スキルプログラム』で、『検索』を主のいた世界の情報も検索可能にすることが出来ます》
   じゃあ改造すれば作ることが出来るな!改造しようかな! 『スキルプログラム』起動!
  〈スキルを作成or改造どちらにしますか?〉
   改造で、選択するスキルは『検索』
   〈了解、改造内容はどうしますか〉
  この世界【アルブ】の事象の他、別世界【地球】の情報について検索可能に改造
  〈了解、改造するにあたり所要時間1年となります。またその間は、『検索』を使用することがふかのうになります。改造を開始しますか?〉
   はっ?!1時間とかじゃなくて1年?! 前日に『創造』のスキルを改造していた時には1時間ぐらいですんだのに、今回は1年?
   やっぱり、別世界のことを調べるにはかなりレアなことなんだろな……。でも、銃は使いたいし、地球で起こってることについて知ることも出来る、改造しておいて損は無いのか……。改造してください。
   〈了解、『検索』の改造開始します。所要時間1年、『検索』の使用を禁止します〉
  さてと1年後が楽しみになってきたな。

  こうして、雅人は王都に戻っていった。



  久々に投稿します。
  だいぶネタを作るのに時間がかかりますね。
  スキルは生まれて取得でき、後天的に取得することの出来ない能力です。
  その点アビリティに関しては、後天的にも入手することが出来ます。スキルには劣ります
   
 
  修正 : アビリティの種類を4種類に変更『その他』をなくしました

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