いきなり世界救えって言われても

リノル

アステリア王国の国勢

ついに着いたアステリア王国!
   平和にすごしたい雅人の心と裏腹に今何かが起きようとしていた…

 なんというか…あれなんだよな。
 王都と言う割には、活気がないような…。
 これだったら【リーシェン】の方が結構賑わっていたような…。
 「なあリア、これって普通か?」
 「……いえ、普通ではありません。というよりもかなりおかしいです」
 「門番の人がいなかったような気がしたけど…」
 そういえばカルトの言う通りだ。
 確かに門は通ったものの門番とかはいなかった。

 明らかにおかしい…。そんなことを考えていると…
 《Eme, 主、左斜め後方から敵を感知。明らかに主たちを狙っていると推測します。》
 …了解。ここは泳がせておくか…。
 「リア、とりあえずここから離れようか」
 「そうですね。では王宮へ行きましょう。今現状をお父様に聞きましょうか」

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  雅人達の目の前に王宮が見えてきた。
 「だっ、誰だ貴様らは?!」
 王宮の門の目の前には、門番がいた。
  「すみません、私です…。リアリス・ソリュージュ・アステリアスです。お父様に聞きたいことがありまして、入っても大丈夫でくさ?」
 「おっ、王女殿下?!良かった!生きていらしたのですね!出発から2週間、国王陛下がかなり心配されております。どうぞお入りください!」
 「はい、ありがとうございます。後ろの2人も入っても大丈夫ですか?」
 「この御二方は…?それに護衛の方々は……!」
 「……すみません…この2人は私の命の恩人です」
 「わかりました、とりあえず皆さんも入ってください。自分は国王陛下に報告してきます。」
 「すみません。よろしくお願いします」

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謁見の間


  …ではなく応接室のようなところ。
 流石に異世界に来て日があまり経っていないのに、ファンタジーすぎるとこは色々ときつかったから割と嬉しい。
 
 「おぉ、リアよ。よくぞ無事に戻ってこれた!」
 「お父様!申し訳ございませんでした!私が不甲斐ないばかりに護衛の方々を……」
 「仕方がない事だ…。遺族の方々に私が挨拶に行こう。リアは休んでおれ」
 「なんとっ!陛下が行うような事ではございません!私がやっておきます!」
 「馬鹿者がっ!娘の護衛を任せたのは私だ。責任は私にある!文句のある奴はおるか!」
  「「「「(………むちゃくちゃだろ………)」」」」
 「で、君たちがリアを救ってくれた者達か」
 「はい。自分は工藤雅人です。」
 「自分はカルト・フォルストです!」
 「国王として、また父として礼を言わしてくれ。ありがとう」
 雅人は目の前のことに驚いた。
 国王が俺たちに頭を下げているからだ。
 「やめてください!国王陛下。私は利益のために救った訳では無いのですから。王自ら頭を下げないでください」
 「むっ、そうか。お主、マサトといったかの」
 「はい」
 「面白い奴だ。大体私が頭を垂れることなんて、大してないというのに、味をしめるようなことをしないとはなぁ」
 「人として大切なことだと思っていますから」
 「ほう、やはり面白いやつだ。気に入った!王としての謝礼とは別に私、マルス・ソーシャ・アステリア個人として何か礼をしたい。受け取ってくれ」
 「いや、だから……………はい、わかりました。受け取らせて頂きます」
  雅人は断りきれなかった。マルス王の父としての瞳にかなわなかったのだ。
 「それでは何が欲しい。いってみろ」
 「自分はナックルが欲しいです。出来れば短剣もあると……」
 「よかろう、カルトよ。して、マサト。お主は何が欲しい」
 「太刀はここにありますか?」
 「そのようなものは聞き覚えがないな。すまんの」
 「いえ、でしたら剣2本分の金をください」
 「それだけで良いのか?ここだったら国宝級の武器もあるぞ?」
 「いえ、僕には必要ないです」
 「それならば武器でなくても良いぞ、金はもとより渡すつもりであったからの」
  実はマサトは先生ネオンに頼んでおいて、ここの宝庫について調べてもらった。
 武器は実は【シャモック】のやつの方が出来が良いのだ。なんでだろうか?
 しかし、雅人はあるものに気がついた。
 (これがあれば…結構楽になるんじゃないのか?)
 「すみません、じゃああればでよいのですがスキルの入った宝玉とかありませんか?」
 「ほぅ、かなり鋭い目を持っておるな、お主。いいだろう。この中から好きなものを選ぶがよい」
 「ありがとうございます!」
  そう見つけたのはスキルが封印されている宝玉。
  名前が【○○の宝玉】となっていてここには5種類の宝玉がありどれも3回という回数制限を持つ。
  ・鍛冶、錬金の宝玉……鍛冶スキル、錬金スキルを使用できる。最高レベルの鍛冶、錬金ができる。
  ・捜索の宝玉……ーーーーのスキル、自分の望むモノを探すまたは自分の望む範囲を調べることが出来る。
  ・創造の宝玉……創造のスキル、自分が望むものを創り出すことできる。しかし既存するスキルは造れない。
  ・進化の宝玉……ーーーーのスキル、Lvやステータスなど使用者の身体にかかる何かをひとつあげることが出来る。
  ・ーーーーの宝玉……解析不能。



  と、まぁ明らかにおかしいのがあるが(というか全部だろ)、雅人はこの1つに気になったからである。
 「それではこれを頂きます」
 「うむわかった。しかし、よいのか?この宝玉たちはスキルが封印されているとしか言われておらず、何が入っているのかそして、使用制限があるため私自身一切使っておらんのだ」
 なっ!知らないのかこの価値を!まぁいいか。
 「はい、なんとなくですがこれがいいと思いました」
 「そうか、それなら良いのだが」
  こうしてカルトは国宝級アーティファクトのグローブと短剣を。
  雅人は【シャモック】で刀を買うための金と








     ……………【創造の宝玉】を手にした。

  一体雅人は何を考えているのだろうか…
みなさんもぜひ考えてください

  また2つほどスキル名がわからない宝玉がありましたが実はこのアルブの世界でもはや伝承すらなくなったスキル名であるため。
  そして最後に出てきた宝玉ですが……決してネタ切れとかではないです!ちゃんと後々使います!


  皆様にはながいあいだ待たせてしまい申し訳ございませんでした。
 このリノる皆様に読んでいただけるよう月1回は必ず出せるようにしたいです!つか、します!


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