いきなり世界救えって言われても

リノル

19 創作魔法とは何ぞや?そして到着アステリア王国

リアリス・ソリュージュ・アステリア第三王女ーリアの救出した雅人御一行は目的地アステリア王国に向けて、進行中

道中
「なぁ、ほんとに俺はお咎めなしでいいんですか?リアリス嬢」
「何度も言っていますが貴方はいかなる理由であれ改心されました。私を助けてくださったこと感謝します」
この会話何回目だよ。
割と心配性というかなんというのかなカルトは。
こいつはカルト・フォルスト。リアの救出字に出てきた盗賊だったのだが、なんか俺の魔法が気に入った(?)らしくついて行きたいと懇願。特に問題がなかったこともあり、そのまま連れてくことにした。
「にしても、雅人のあれはどういう原理なんだ?」
「そうですよ。私も気になります!」
2人の言っている『あれ』とは、創作魔法のことだ。
先の救出時に、使っていたのだが…。
「そんな事言われてもなぁ」
「そもそも、創作魔法ってのは何十年とかの年月があって出来るものだ。それなのにお前は1度で3種の魔法を使っていた。更にあの『疾風電火』だっけ?あれなんて雷魔法と風魔法の融合魔法の一種だぞ。それをおいそれと…」
「ほんとに前まで魔法の存在すら知らなかったってのに…」何でですか雅人」
「はぁっ!?マジで言ってんのかよそれ」
「マジです」
うーん、別に言っても問題ないんだけどなぁ…
そんなにおかしい事ならちゃんと考えとけばよかったわ。
「まずな、魔法っていうのが3種類の円スリーサークルから出来るのは知ってるよな」
「あぁ、それは知らないと魔法すら使えねぇからな」
「そう、そのスリーサークルの意味は知ってるか?」
「意味?そんなの知らねぇなぁ」
「私も知りませんわ」
だろうな。確かにどこにも載っていなかったが…
事実知ったのは俺もつい最近だし
「スリーサークルを3つに分解すると、まず真ん中の円を表すのはその魔法の属性。つまり核を表している。言うなれば核の円コアサークルだな」
「へぇ、つまり雷魔法なら雷のコアサークルって決まってるってことか」
「あぁ、これは魔法書を見てた時に感じたんだ。どの属性魔法にもその属性のコアサークルは属性ごと同じ形なんだ」
「なるほど、それでは2つ目の円は何を表しているのですか?」
「ざっくりで言うと、効果と形状って感じだ」
「「効果と形状?」」
「あぁ、効果ってのは例えば焼却とか、麻痺、凍結とかの具体的にどのようなのを相手にぶつけるかというの事」
「そこは理解しましたが、形状って言うのはどういう事ですか?」
「形状ってのは水で表すと波と津波とでは差があるだろ。そんな感じでただ燃やすのではなく相手にまとわせるように燃やすとか逆に剣に付与させるように使う魔法ってのが『付与魔法エンチャント』と呼ばれるものだ」
「なるほど。つまりコアサークルとこれで魔法が出来上がる…。けどさ、あと一つあるけどこれはなんだ?」
「最後の円は結構重要だぞ。これは持続時間を表すんだ」
「持続時間?そんなのがあるんですか?」
「あぁ、基本的には放ったら大体すぐ効果を出し更にすぐ消える様な単発的なものが多いけど。毒系統の魔法ってどうだと思う。はいカルトくん」
「え?あぁーと大体強いもので即死だけど、それ以外はじわじわくる…から持続時間が長い?」 
「そう。麻痺魔法や毒魔法など状態異常系統に属する魔法を持続させるために最後の円として使われている。俺も実際『烈火大輪』にも麻痺魔法を組み込んでいたからそこそこ長めに設定していたんだ」
「なるほど確かに重要ですね」
「あと、これは形状を球体にして、持続時間を長めにすると簡単な包囲網も出来るから応用しやすいんだ」
「でも、こんなのどうやって表すんだ?」
そう、スリーサークルの仕組みが理解したところで魔法陣とそれに対する詠唱がないと発動出来ない。
「それは、魔法陣はあとから出るようなものだから、詠唱を先に考えればいいんだ」
「は?詠唱が先って、まず魔法陣から思い出して使うのがセオリーだろ」
「まぁね、でも俺のやり方は詠唱が出来てれば魔法陣なんて勝手に出てくる・・・・・・・・・・・・・から問題ないさ」
「よく分からないのですが具体的にはどうするのですか?」
「詠唱にも特徴があってね、一節でコアサークルを作り二節三節でその効果と形状、持続時間を作るんだ」
「へぇ、確かに言われてみればそうだな基本的な『ファイヤーボール』も詠唱はそんな感じか」
「で、こっからが重要なんだけど、実は魔法ってのは魔法陣を覚えるっていうよりもその魔法によって起こる現象をイメージするんだ」
「「はい???」」
「例えば『ファイヤーボール』というのはイメージして炎の球体があるというイメージ。更それが飛んで相手に当たると燃える。それをイメージしながら、詠唱すると魔法陣が勝手に生まれるんだよ。詳しいことは知らないけど」
「はぁ…。そんな事でできるんかいな。俺には無理やと思うわ」
「私もカルトさんに同意します。流石に今までのやり方からかなり外れますから、私たちには合わないのかもしれないですね」
そりゃあそうだ。今までのやり方が普通であって、これが特別なんだから。まず出来るとは思えない。
つまるところ、これは俺の専売特許みたいな所か。
「まぁ、雅人の創作魔法の種がわかった所で見えてきたな」
「ええ、改めてありがとう雅人。そしてようこそアステリア王国へ!」
ついに来たな。アステリア王国。出来れば平穏に過ごしたいなぁ。














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そんな雅人の願いとは裏腹にアステリア王国では暗い陰謀がその明るい城下から流れだそうとしていた。


久々すぎる更新大変申し訳無いです!
最近は別の仕事も色々入り活動ができずにいます。またしばらくあきそうですが、許してください

今回は創作魔法(雅人Ver)について紹介しました。本来長い年月がかかるのは、魔法陣の作成から入る方法のため一から作り変えるため相当の知識や技術が必要のためスキルに賢者とかが必須となります
ここら辺の説明は解説として適当に見といてください

また次回、ほんと不定期で申し訳ないです

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