異世界はチートなカードで乗り切ろう!?
15.神様からの忠告
何も存在しない白い世界。その中にポツポツと存在している家がある。その中でも特に大きい家の中にはとある光景が映し出されていた。
それを見ている老人はゆっくりとお茶をすすりながら独り言をいう。
「やれやれ、魔法適性をつけすぎたかのぉ。しかも、あの魔道具が成功するとは思ってもみなかった。こりゃ、報告書を書くのも面倒じゃし、秘密にしておくかのぉ」
「なにが、秘密なの?」
「それはじゃなぁ…ってお主か?!話さぬぞ」
部屋にはいつの間にか老人以外に黒髪蒼顔の少年のような見た目の者がいた。
「大丈夫大丈夫、全部聞いてたから」
「ぶふぅ?!お主…それは大丈夫とは言わんぞ?!」
「秘密にしといてあげるからちょっと見せてよ」
老人が見ていた映像には、一人の少年と少女が紙と羽根ペンを使って何かをしているところだった。
「だから、これはこういうもので…」
「そんなこと言われてもわかるわけがありませんわ!!もっと基本的なものを教えてくださいませんの?!」
「その基本的なものをやってるんですよ?!」
「何なのですかこの元素とやら、誰が決めたんですの?!」
「それは、昔の学者です!!そういうものなんです!諦めてください!知りたいと言ったのはリナ様なんですからね。もっと基本的なものを飛ばしてやりたいと言ったのもリナ様なんですからね」
「ふふふっ、これが今回転生させた人なの?面白い子だね。そして、そういう子には、イタズラしたくなっちゃうよねぇ〜、転生神?」
少年の姿をしたもの、いや、神は爽やかな笑を浮かべながらいう。
「遊戯神、お主のせいで何度、何度わしが見込んだ転生者を死んだのか知っておるか?」
「ははっ、君が選んだのが貧弱なだけじゃない?」
「言いおる。あれでもかなりの実力者じゃと言うのに、お主の遊びは毎回度が過ぎるのだ」
「でも〜もう遊びの仕掛けはしちゃったからあとは時間を待つだけだよ」
「くっ、またしても殺すか遊戯神!!」
「ええー、今回はなんてことないよ♪だって、魔物の氾濫だけだからね☆」
「…お主がただの氾濫で収めるはずがなかろう」
「ま、そこは見てからのお楽しみってことで♪」
遊戯神は、そう楽しそうに言うとどこかへ行ってしまった。
「これは、神託を出した方が良いの」
そして、転生神もその場を離れていった。
そして、またしても訓練中にやってきた第3王女様の相手をしているハルトはいきなり声を掛けられる。
『聞こえるか?!』
「うわっ?!」
いきなりの声に驚き飛びずさるハルト。その行動に首を傾げる王女様。
(な、なんですかいきなり)
『おお、聞こえたか、良かった良かった。これから大事な話をするので、よく聞いてもらいたい』
血気迫る神の声を聞き、ただ事ではないと思ったハルトはすぐに表情を固くする。
『実はとあるイタズラ好きの同僚がお主に手を出そうとしておってな、近く魔物達の襲撃があるかもしれん。注意してもらいたい。以上だ』
(わかった、警戒はしておこう)
『そうしてくれると助かる。それと一つ助言じゃ、その時がいつ来るかわからんからできるだけ技術を、力を身につけてくれ』
(そんなこと分かってるよ。にしても、気に入らねぇな、そのイタズラ好きの同僚とやら。会ったら顔面に1発叩き込んでやる)
『それはぜひともお願いしたいものだ。ではの』
さて、そんなことを聞かされてはリナ様の相手をいつまでもしている訳にはいかない。
「怖い表情をされてどうしたんですの?」
「い、いえ、なんでもありませんよ」
そんな怖い顔をしてたかな?ま、いいや。
「リナ様、急用が出来てしまったので少しいえ、しばらくは何も教えられません。それでは」
「ちょ、ま、待ちなさい!まてった…」
半ば強制だが、仕方ない。さて、ウェイルさんとの模擬戦やらなきゃな…
あれ、そう言えばハルトの外見ってどこかに書いてたっけな?ま、いいか(適当)
それを見ている老人はゆっくりとお茶をすすりながら独り言をいう。
「やれやれ、魔法適性をつけすぎたかのぉ。しかも、あの魔道具が成功するとは思ってもみなかった。こりゃ、報告書を書くのも面倒じゃし、秘密にしておくかのぉ」
「なにが、秘密なの?」
「それはじゃなぁ…ってお主か?!話さぬぞ」
部屋にはいつの間にか老人以外に黒髪蒼顔の少年のような見た目の者がいた。
「大丈夫大丈夫、全部聞いてたから」
「ぶふぅ?!お主…それは大丈夫とは言わんぞ?!」
「秘密にしといてあげるからちょっと見せてよ」
老人が見ていた映像には、一人の少年と少女が紙と羽根ペンを使って何かをしているところだった。
「だから、これはこういうもので…」
「そんなこと言われてもわかるわけがありませんわ!!もっと基本的なものを教えてくださいませんの?!」
「その基本的なものをやってるんですよ?!」
「何なのですかこの元素とやら、誰が決めたんですの?!」
「それは、昔の学者です!!そういうものなんです!諦めてください!知りたいと言ったのはリナ様なんですからね。もっと基本的なものを飛ばしてやりたいと言ったのもリナ様なんですからね」
「ふふふっ、これが今回転生させた人なの?面白い子だね。そして、そういう子には、イタズラしたくなっちゃうよねぇ〜、転生神?」
少年の姿をしたもの、いや、神は爽やかな笑を浮かべながらいう。
「遊戯神、お主のせいで何度、何度わしが見込んだ転生者を死んだのか知っておるか?」
「ははっ、君が選んだのが貧弱なだけじゃない?」
「言いおる。あれでもかなりの実力者じゃと言うのに、お主の遊びは毎回度が過ぎるのだ」
「でも〜もう遊びの仕掛けはしちゃったからあとは時間を待つだけだよ」
「くっ、またしても殺すか遊戯神!!」
「ええー、今回はなんてことないよ♪だって、魔物の氾濫だけだからね☆」
「…お主がただの氾濫で収めるはずがなかろう」
「ま、そこは見てからのお楽しみってことで♪」
遊戯神は、そう楽しそうに言うとどこかへ行ってしまった。
「これは、神託を出した方が良いの」
そして、転生神もその場を離れていった。
そして、またしても訓練中にやってきた第3王女様の相手をしているハルトはいきなり声を掛けられる。
『聞こえるか?!』
「うわっ?!」
いきなりの声に驚き飛びずさるハルト。その行動に首を傾げる王女様。
(な、なんですかいきなり)
『おお、聞こえたか、良かった良かった。これから大事な話をするので、よく聞いてもらいたい』
血気迫る神の声を聞き、ただ事ではないと思ったハルトはすぐに表情を固くする。
『実はとあるイタズラ好きの同僚がお主に手を出そうとしておってな、近く魔物達の襲撃があるかもしれん。注意してもらいたい。以上だ』
(わかった、警戒はしておこう)
『そうしてくれると助かる。それと一つ助言じゃ、その時がいつ来るかわからんからできるだけ技術を、力を身につけてくれ』
(そんなこと分かってるよ。にしても、気に入らねぇな、そのイタズラ好きの同僚とやら。会ったら顔面に1発叩き込んでやる)
『それはぜひともお願いしたいものだ。ではの』
さて、そんなことを聞かされてはリナ様の相手をいつまでもしている訳にはいかない。
「怖い表情をされてどうしたんですの?」
「い、いえ、なんでもありませんよ」
そんな怖い顔をしてたかな?ま、いいや。
「リナ様、急用が出来てしまったので少しいえ、しばらくは何も教えられません。それでは」
「ちょ、ま、待ちなさい!まてった…」
半ば強制だが、仕方ない。さて、ウェイルさんとの模擬戦やらなきゃな…
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コメント
田中 凪
コメントありがとうございます。
単に作者のミスです、はい。気づかなかった…
他にも色々とありそうだなぁ(^ω^;)
やもりん
いたずら好きの同僚がなぜ遊戯神だとバレたんだろう…