ライトノベルは現代文!

夢鎚アキト

【ラノベ部】  第二章 ラノベ部#5

投稿はやいでしょ~

ほめてもいいのよ?







次の日の部活。

今日は文化祭の企画を考えることとなった。

え?早すぎ?

俺もそう思う、だが、副部長の気まぐれでこのようなことになるのはよくあることらしい(部長談)

ってなわけで、今日はパソコン室ではなく本来の部室での活動となる。

部室の入り口から見て左側にあるいつもの机には、大量のスナック菓子、ではなく、

山積みにされたフレンドマートのシュークリームだった。

「奏?これはどういうことだ?」

と、小和田先輩はシュークリームの山に指をさしながら、できるだけ冷静そうに聞いた。
ほうがぴくぴくしてるから冷静そうにしてるんだな~と、思っただけだが。

「いや~、おいしくってさ、ついつい。」

いやいやいや、ついつい、ですむ量じゃねーぞこれ!?

「「おいしいです!」」

おいしいですじゃ、ねぇよ!?

この山は何なんだよ?

あ、ほかのみんなも手に取って、食べ始めってるし。



「あきた。」

最初のほうは結構好評だったのだが14個目あたりで、

「あー、なんか飽きてきたわね。」

と言い出したので、

「あんなにぱくぱく食べてたのに飽きるのはやっ」
と声が出てしまった。

「「あきた!あとは男子よろしく!」」
「「あきんのはええよ!?」
「........」

文句を言った俺と部長の横では時東が黙々とシュークリームを処理していった。



「ところでこんだけ買う金あったらパソコン一台ならかえんじゃね?」

という、部長の質問に副部長はこう返す。

「え?そこにあったわよ?」

がららっ
と部室の扉があく。

「いや~職員会議で、おくれ、た」
と、入り口で立ち尽くしているは、吉藤先生であった。

あれ?なんか嫌な予感が。。。

「ああああああああああああああああああああああああああああああああ、ぼ、ぼくの、僕のシュークリームがぁああああああああああ」

と、シュークリームの袋が入った。ゴミ箱を覗き込みながら、悲鳴を上げる、

あ、ゴミ箱も悲鳴を上げてる。







ゴミ箱君のことは忘れないよ、、、

コメント

コメントを書く

「学園」の人気作品

書籍化作品