ときどき、ホットミルクが飲みたくなる人生
第49話「とりあえず最強」
前回のあらすじ。
水が弱点の砂糖キチガイ、峰長甘子に対して消防車を差し向けるという革命的なアイデアを実行した天才俺。最早、彼奴は虫の息。後は奴をぶっ殺して、能力を奪うなり何なりすれば計画は成功である。
「撃ち方やめー! 撃ち方やめー!」
ホースの水を止めるよう命令し、俺は峰長の様子を確認しようと近づく。念のため黒装束達を引き連れて。
「勝負あったな峰長、これで能力は俺の物。そしてお前は、2度と俺に逆らえなくなる………………ああっ!!」
と、俺は大声をあげる。
突然の声に動揺する黒装束達。しかし、こいつらの事を気にしている場合では無い。俺はとんどもない事に気づいてしまった。
峰長のいた場所。大量の水がぶつかったそこには、ある恐ろしいものが鎮座していたのだ。
それは、
「ウェディングケーキ!!」
真っ白なクリームに包まれたスポンジ。絢爛とばかりに飾られた苺。そしてメッセージが入れられたチョコプレート。
そのチョコプレートには、達筆な字でここ書かれていた。
「【最強の男、推参!!】だとぉ〜〜??」
俺がメッセージを読んだその瞬間、ウェディングケーキが勢い良く弾け散った。
水が弱点の砂糖キチガイ、峰長甘子に対して消防車を差し向けるという革命的なアイデアを実行した天才俺。最早、彼奴は虫の息。後は奴をぶっ殺して、能力を奪うなり何なりすれば計画は成功である。
「撃ち方やめー! 撃ち方やめー!」
ホースの水を止めるよう命令し、俺は峰長の様子を確認しようと近づく。念のため黒装束達を引き連れて。
「勝負あったな峰長、これで能力は俺の物。そしてお前は、2度と俺に逆らえなくなる………………ああっ!!」
と、俺は大声をあげる。
突然の声に動揺する黒装束達。しかし、こいつらの事を気にしている場合では無い。俺はとんどもない事に気づいてしまった。
峰長のいた場所。大量の水がぶつかったそこには、ある恐ろしいものが鎮座していたのだ。
それは、
「ウェディングケーキ!!」
真っ白なクリームに包まれたスポンジ。絢爛とばかりに飾られた苺。そしてメッセージが入れられたチョコプレート。
そのチョコプレートには、達筆な字でここ書かれていた。
「【最強の男、推参!!】だとぉ〜〜??」
俺がメッセージを読んだその瞬間、ウェディングケーキが勢い良く弾け散った。
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