チート特典スキルは神より強い?
第31話 魔法大会10
「魔法大会最終日、決勝! ここまで戦い抜いてきた中の一チーム目はなんとアキレア帝国のセリーヌ姫殿下率いる和国チーム!!これまでの戦いでは相手に攻撃の隙も与えず、試合開始直後に相手を気絶させ、圧倒的な速さで勝利しました」
「そしてもう二チーム目は前回の大会優勝者、発明の天才レオナチームとの激戦で見事勝利した数々の新魔法を使用するユニークチーム、魔法学院チーム!!! 今回はどんな魔法を見せてくれるのか? それともまた前回同様、和国チームの瞬殺で終わってしまうのか?!!!」
「両者共、試合準備は...?」
「ああ、大丈夫だ」
「同じく」
「では試合開始!!!」
会場に響き渡る観客の歓声。流石、決勝なだけに観客の数も桁違いだ。
「まさか貴様らが発明の天才、レオナのチームを倒すとは想定外であったが…貴様らを倒せば父上にも良い報告ができそうだ」
「は?」
「まあ良い[光速心身術]」
セリーヌ姫はそう言うと、光速で俺の後ろに移動し、他の二人もそれに合わせ、三人で俺を囲み腰にかけてある刀で斬った。
「なっ…残像?」
俺は三人が俺を囲む前に時間停止を使い、彼女達の後ろへ立ち三人の首を軽く叩いた。だが、三人は気絶しなかった。
[意識復元]
三人は気絶をするどころかその後俺の首を目がけて刀を振るってきている。何故、三人が気絶しないのかはわからないが、それよりも時間停止後の的確な攻撃。まるで俺が時間停止中に何をし、その後どこへ移動したのかを分かっているような感じだ。ってやばっ。油断して少し首斬られたかも…。
「いや~、まるで魔力が無くならないでござるな。主君、戦法を例の物に変えた方が良いのではないでござるか?」
「承知した。ではアカネ、某に例の魔法を」
アカネはセリーヌ姫に何かしらの魔法を掛けたようだが、彼女に変化はない。そして俺は引き続き飽きもせず相手を気絶させるために時間停止魔法を使い、首裏を叩き続けている。だが、何故気絶しない? さっきからアカネとやらはセリーヌ姫に何らかの魔法を掛け続けている。俺はその魔法がどのような魔法なのか全く分からないが、セリーヌ姫は俺達に同じ攻撃方法、同じ立ち位置そして同じ回避方法。何度も何度も同じことをしているだけ。それに相手の魔道具を先に破壊しようとしても時間停止中は全くひびすら入らない。だからと言っても相手を気絶させることもできない。うぷっ…なんか気持ちが悪い。しんどい。 頭もなんか痛くなってきたし体もかなり重い。
[精神回復]
「はっ…!」
「まさか禁術を使かうとはね。その術の対象者に触れた者の精神を歪め、その分を自分の体力と魔力に転換する魔法だな」
「確かに以前までは禁術だった。だが丁度魔法大会に合わせ父が法律を改変して使用可能となったのだ。勿論、この法律の改変は魔法大会だけが目的では無いがな」
「だとしてもこの魔法は一歩間違えればその対象の今後の感情すらも歪めさせる。この大会でそのような魔法を使うとなれば、僕も禁術ではないですが、使用を禁止されている魔法を使うしかないですね」
[精神崩壊]
「あ゛…。」「...」「.」
あの魔法は使わないようにと散々、言い聞かせたのに…。ハクが魔法を掛けてくれた後はさっきまでの頭痛も気持ち悪さも消えていた。三人は精神を崩壊され倒れた。だが、精神崩壊といってもすぐに気絶したからあまり高効果はなかったようだ。少しかわいそうに思うが、相手も禁術を使ったので仕方がないか。
「勝者、魔法学院チーム!」
「そしてもう二チーム目は前回の大会優勝者、発明の天才レオナチームとの激戦で見事勝利した数々の新魔法を使用するユニークチーム、魔法学院チーム!!! 今回はどんな魔法を見せてくれるのか? それともまた前回同様、和国チームの瞬殺で終わってしまうのか?!!!」
「両者共、試合準備は...?」
「ああ、大丈夫だ」
「同じく」
「では試合開始!!!」
会場に響き渡る観客の歓声。流石、決勝なだけに観客の数も桁違いだ。
「まさか貴様らが発明の天才、レオナのチームを倒すとは想定外であったが…貴様らを倒せば父上にも良い報告ができそうだ」
「は?」
「まあ良い[光速心身術]」
セリーヌ姫はそう言うと、光速で俺の後ろに移動し、他の二人もそれに合わせ、三人で俺を囲み腰にかけてある刀で斬った。
「なっ…残像?」
俺は三人が俺を囲む前に時間停止を使い、彼女達の後ろへ立ち三人の首を軽く叩いた。だが、三人は気絶しなかった。
[意識復元]
三人は気絶をするどころかその後俺の首を目がけて刀を振るってきている。何故、三人が気絶しないのかはわからないが、それよりも時間停止後の的確な攻撃。まるで俺が時間停止中に何をし、その後どこへ移動したのかを分かっているような感じだ。ってやばっ。油断して少し首斬られたかも…。
「いや~、まるで魔力が無くならないでござるな。主君、戦法を例の物に変えた方が良いのではないでござるか?」
「承知した。ではアカネ、某に例の魔法を」
アカネはセリーヌ姫に何かしらの魔法を掛けたようだが、彼女に変化はない。そして俺は引き続き飽きもせず相手を気絶させるために時間停止魔法を使い、首裏を叩き続けている。だが、何故気絶しない? さっきからアカネとやらはセリーヌ姫に何らかの魔法を掛け続けている。俺はその魔法がどのような魔法なのか全く分からないが、セリーヌ姫は俺達に同じ攻撃方法、同じ立ち位置そして同じ回避方法。何度も何度も同じことをしているだけ。それに相手の魔道具を先に破壊しようとしても時間停止中は全くひびすら入らない。だからと言っても相手を気絶させることもできない。うぷっ…なんか気持ちが悪い。しんどい。 頭もなんか痛くなってきたし体もかなり重い。
[精神回復]
「はっ…!」
「まさか禁術を使かうとはね。その術の対象者に触れた者の精神を歪め、その分を自分の体力と魔力に転換する魔法だな」
「確かに以前までは禁術だった。だが丁度魔法大会に合わせ父が法律を改変して使用可能となったのだ。勿論、この法律の改変は魔法大会だけが目的では無いがな」
「だとしてもこの魔法は一歩間違えればその対象の今後の感情すらも歪めさせる。この大会でそのような魔法を使うとなれば、僕も禁術ではないですが、使用を禁止されている魔法を使うしかないですね」
[精神崩壊]
「あ゛…。」「...」「.」
あの魔法は使わないようにと散々、言い聞かせたのに…。ハクが魔法を掛けてくれた後はさっきまでの頭痛も気持ち悪さも消えていた。三人は精神を崩壊され倒れた。だが、精神崩壊といってもすぐに気絶したからあまり高効果はなかったようだ。少しかわいそうに思うが、相手も禁術を使ったので仕方がないか。
「勝者、魔法学院チーム!」
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