異世界で旅を〜異世界チートは必須でしょ?〜

ちゃまたん

魔法とスキル?

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名前:依代よりしろ 宿やどる

Lv:8
種族:人間
HP:20/223(+213)
MP:46/489(+443)
筋力:70(+60)
魔力:700(+690)
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[祝福]
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【神卸し】【森羅万象】【高望み】
【限界突破】【効率強化】【効率上昇】【隷属】【別人格】
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[スキル]
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【剣術Lv:1】【回避Lv:1】
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[称号]
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転移者・神の寵愛を受けし者・臆病者ビビり
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「……おいぃぃ‼︎‼︎上がりすぎだろぉ!」

《A,マスター、驚くより先に腕の傷の止血を優先した方がいいと思います》

 そういえば、さっきの戦闘で腕を抉られたのをすっかり忘れてたな。アドレナリンのおかげか、最初以外は全く痛くなかったけど。
 血が出っぱなしだからな。そこに気づけるとは…
 ユキ、こいつできる女だな。

 しかし、布でもあれば自分で止血ぐらいできるのにな。
 んん?待てよ?
 なんで止血の方法なんて知ってるんだ?俺はそんな事は覚えようとした事はないぞ?

《A,それはこちらの世界に来る時にマスターの脳へと直接、世界神アリルが書き込んだからです》

 え、ナニソレ怖い。

《A,その他にも、料理など家事全般と、基本的な道具の製作方法、この世界の言語は書き込まれています》
 
 うん、本当だ。やった事もないのに水垢の取り方とか分かる。つか、そんな情報いらねー。
 まあ、ありがたくはあるけどな。

 それにしても、止血はどうしようかねぇ。思い出したら痛くなってきた。血もまだ止まってないし。

《A,傷を治すのには、回復魔法を使います》

 回復魔法?
 そんなの俺は覚えてないぞ?

《A,簡単に習得できるので問題ありません》

 ……そんなもんなのか?
 俺の中では魔法は各属性の適性がなきゃ使えないイメージなんだが。

《A,間違ってはいません。しかし、この世界の魔法とは、イメージからの取得になります。》

 どういうことだ?

《A,この世界の魔術師は詠唱をします。詠唱というのは、言葉を使い、イメージを固めやすくする為のものです》

 ということは、本来は誰でも無詠唱で魔法は使えるという事か?

《A,はい。しかし、ほとんどの魔術師は魔法は詠唱をしないと使えません。詠唱をしなければ使えないものだと思っています。イメージは補助でしかないと考えているようです。また、マスターの場合は覚えた魔法はステータス欄に表示され、次回からの使用は選択でも可能ですが、威力は落ちてしまいます。あくまでも、イメージが大切なのです》

 ふむ、つまりは魔法は詠唱は要りません。
 イメージで使えます。
 イメージ無しでも使えるが、威力は落ちます。ということだな。というか俺の場合、選択でも使えるって何だよ。
ステータス欄から選んで使えるってことか?

《A,はい。その認識で問題ありません》

 よし!そういう事ならすぐに回復魔法のイメージをしよう。
 さっきから少量づつとはいえ、血が垂れ流しだったからな。
 俺は何となく傷口に手をかざした。
 
 回復魔法か……やっぱりベターに行くべきだよな。
 傷が治る。傷が塞がる。細胞が分裂して修復されていく。こんな感じがベターでいいかね。

 イメージは固まった。次は意識を集中させていく。
 少しして、自分の中に自由に動かす事のできるものを感じる事ができた。

 俺はそれをかざした手に集中させる。
 すると、手がうっすらと光を帯びて、それが消えると傷口が塞がっていた。

 傷口だった場所は、白くなって塞がっており、少し引きつっているような感覚もあった。
 おそらく、イメージしたのが自然治癒能力を上げるようなものだったからだろうと思った。
 切り傷なんかも、深いものだと白く跡が残ったりするもんな。

《魔法欄が解放されました》
《ヒールLv3を取得しました。》

 またなんか訳のわからないのが来たぞ。それに、いきなり3かよ。

《A,魔法欄が解放された事によって、魔法を選択で使えるようになりました》

 魔法欄ってステータス見れないと何だかわからなくないか?

《A,通常は見る事ができません。なので、一般人には今の告知は聞こえません。この世界ではステータスを見る事のできる、ごく一部の者にしか聞こえません。》

 なるほど、全くわからん。
 まあ、普通は聞こえないって解釈しとこう。

《A,その認識で大丈夫です》

 つか、魔法ってこんな簡単に取得できるもんなのか?

《A,通常は、簡単な魔法で才能イメージがあれば1日か2日で取得できます》

 ちょっと待て。
 俺はものの数分で取得したんだけど。

《A,はい。それはマスターの祝福ギフトのひとつ【高望み】の効果です》

 【高望み】万能かよ。
 というか、説明にそんな事は書いてなかったんだけど?

《A,……オプションです》

 胡散臭ぇ…

《A,スキルや魔法の取得が早い事はいい事ではありませんか》

 ……まあ、ごもっともだからこれ以上は突っ込まない事にしよう。
 そういえば、スキルの取得も早いのか。

《A,はい。それでは、落ちている石を拾ってください》

 何だ?意図がよくわからないけど、とりあえず拾っておくか。

《A,そこの木まで思い切り投げてください》

 本当によくわからんな。まあ、言われた通り投げてみるか。

 俺は言われた通りに思い切り木に向かって石を投げた。
 石は見事に木に当たり動きを止めた。
 うん、我ながらナイスピッチング。

《A,ステータスを見てください》

 あ、僕、察しついたよ。


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[スキル]
【剣術Lv:1】【回避Lv:1】【投擲術Lv:1】
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[魔法]
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[回復魔法]
【ヒールLv:3】
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 スキル増えてますやん。
 あ、あとちゃんと魔法欄も増えてましたね。
 ユキさんはこれをやりたかったのね。

《A,実感させるにはこれが最適だと思いまして》

 さいですか。

《A,ですが、スキルとはあくまでも補助でしかありません。多少の命中率向上や威力向上などの効果がありますが、マスターの筋力やその日の体調などで変わってくるので、くれぐれも慢心してはいけません》

 ユキさんもこう言ってる事だし、慎重に行動していきますか!
 差し当たっては、スキルと魔法を腐るほど取得するとしますか!

《A,本当にわかっているのですか?》

 ユキさんがなんか言っていたが、これからの事を考えて頬を緩めていた俺は、聞こえない事にして、これからに期待を膨らませるのだった。

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