異世界で旅を〜異世界チートは必須でしょ?〜
祝福付与?
俺は、そんなやり取りを、ひと通りアリルとした。
散々、本題だと言ってきたが、今度こそ本題だ。
「よし、それでは君に、祝福を与えようと思う。実は、私が君に与える祝福は、すでに3つは決まっているんだよ。 祝福の説明は後で、自分で確認してくれたまえ」
おぉ、3つはもう決まってるのか。
せめて、名前だけでも聞いておこう。
「その3つの祝福の名前は聞いてもいいか?」
「うん、名前だけなら時間も大して掛からないからね。
まず1つ目は【神卸し】
そして2つ目は【森羅万象】
最後の3つ目は【別人格】だよ」
おお…
なんかアレだね。
【別人格】なんかは最近の流行りの、説明してくれる機能っぽい。
【森羅万象】も何となく察しはつく。
でも、さぁ? 【神卸し】って何だよ! 絶対に罰が当たる気がするんだけど!
「よし、じゃあ、残りの2つは君の好きな祝福を言ってごらん。 ある程度なら、望み通りの祝福を与えられると思うよ?」
さらっと言って流しやがった。
でも、まぁ、時間も無さそうだし進むか…解せぬ。
「そ、そうだな…」
しかし、何か良さげなものはないかな…
そうだなぁ…
おお!そうだ!1つはアレでいこう。
「じゃあ、スキルやレベルの限界があるなら、それを無視できる祝福が欲しい」
「うん、それは存在するよ。
じゃあ、1つ目は【限界突破】だね」
やっぱりあるのか。
しかし、レベルがあるならレベルアップした時に補正が欲しいな。
「よし、じゃあ、最後はレベルアップ時に大幅な補正がかかる祝福があるならそれで頼む」
「よし、それだと…
うん、あった【高望み】これが補正用の祝福だね」
うわぁ…
なんか、身の程を知らない人みたいであんまりいい気分じゃないな。
でもこれがそうだって言うんだからしょうがないか。
「ありがとう」
「別にいいさ。 君には此方がお願いしたのだからね。」
アリルはこう言っているので、先に進むとしますか。
「これで、夢でやるべき事は終わりなのか?」
「そうだね。 もう時間もない、この辺で君を送るとするよ」
せっかく、ここまでしてもらったんだ。
お礼の言葉の1つぐらい言っとくべきだろう。
「そうか。 色々とありがとう。
受けた役目はしっかりと勤めさせてもらうよ」
「ああ、向こうについたら、よろしく伝えといてくれよ。 それでは、良い旅を、ヤドル君」
……………なんか最後の言葉がすごく嫌な予感がする…
そんな考えを最後に視界は眩い閃光に襲われた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして、目を開けた先に見えたのは…
「どどど、ど、どうも、依代 宿様!」
「ええっと、き、君は…?」
「も、申し訳ありませんですっ!
わ、私は、せ、せ、世界神様より、ここ、こ、この世界『アディラ』を任された新任の神、な、名前はフラカンと申しますですっ!」
そこには、幼女がいた。
散々、本題だと言ってきたが、今度こそ本題だ。
「よし、それでは君に、祝福を与えようと思う。実は、私が君に与える祝福は、すでに3つは決まっているんだよ。 祝福の説明は後で、自分で確認してくれたまえ」
おぉ、3つはもう決まってるのか。
せめて、名前だけでも聞いておこう。
「その3つの祝福の名前は聞いてもいいか?」
「うん、名前だけなら時間も大して掛からないからね。
まず1つ目は【神卸し】
そして2つ目は【森羅万象】
最後の3つ目は【別人格】だよ」
おお…
なんかアレだね。
【別人格】なんかは最近の流行りの、説明してくれる機能っぽい。
【森羅万象】も何となく察しはつく。
でも、さぁ? 【神卸し】って何だよ! 絶対に罰が当たる気がするんだけど!
「よし、じゃあ、残りの2つは君の好きな祝福を言ってごらん。 ある程度なら、望み通りの祝福を与えられると思うよ?」
さらっと言って流しやがった。
でも、まぁ、時間も無さそうだし進むか…解せぬ。
「そ、そうだな…」
しかし、何か良さげなものはないかな…
そうだなぁ…
おお!そうだ!1つはアレでいこう。
「じゃあ、スキルやレベルの限界があるなら、それを無視できる祝福が欲しい」
「うん、それは存在するよ。
じゃあ、1つ目は【限界突破】だね」
やっぱりあるのか。
しかし、レベルがあるならレベルアップした時に補正が欲しいな。
「よし、じゃあ、最後はレベルアップ時に大幅な補正がかかる祝福があるならそれで頼む」
「よし、それだと…
うん、あった【高望み】これが補正用の祝福だね」
うわぁ…
なんか、身の程を知らない人みたいであんまりいい気分じゃないな。
でもこれがそうだって言うんだからしょうがないか。
「ありがとう」
「別にいいさ。 君には此方がお願いしたのだからね。」
アリルはこう言っているので、先に進むとしますか。
「これで、夢でやるべき事は終わりなのか?」
「そうだね。 もう時間もない、この辺で君を送るとするよ」
せっかく、ここまでしてもらったんだ。
お礼の言葉の1つぐらい言っとくべきだろう。
「そうか。 色々とありがとう。
受けた役目はしっかりと勤めさせてもらうよ」
「ああ、向こうについたら、よろしく伝えといてくれよ。 それでは、良い旅を、ヤドル君」
……………なんか最後の言葉がすごく嫌な予感がする…
そんな考えを最後に視界は眩い閃光に襲われた。
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そして、目を開けた先に見えたのは…
「どどど、ど、どうも、依代 宿様!」
「ええっと、き、君は…?」
「も、申し訳ありませんですっ!
わ、私は、せ、せ、世界神様より、ここ、こ、この世界『アディラ』を任された新任の神、な、名前はフラカンと申しますですっ!」
そこには、幼女がいた。
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