デフォが棒読み・無表情の少年は何故旅に出るのか【凍結】
20 字が書けます
「ーーまずは、そのカミの右下にでも自分の名前を書くんだ。毎回練習することによって、慣れるからな。俺が書いたお手本をよーく見て書くんだぞ」
「「「はーい」」」
明るく返事をしながらカミに書き込んでいく。
このカミ、というのは植物の皮を加工したものでこれを束ねることで本になったりするが、高価な品であるためあまり出回っていないそう。
どうしてここではその貴重なカミがこんなにも簡単に手渡されるのか、それは後々探っていきたいところだ。
「ほら、これ。サチハクは字が書けるみたいだが一応な」
俺の机の上にヒラヒラと小さいカミが降ってくる。
そのカミには綺麗な字で俺の名前。
上を見ると白い歯を見せて笑う先生の顔があった。
「あ、ありがとう……ございます」
満足そうに顎をさすった彼は俺の頭はガシガシ撫でて教卓へ戻って行った。
「ねえ、この字、どう書くの?」
ちょいちょいっと袖を引かれてそう訊かれた。
「シータ、のタか。こうーー」
俺のカミの裏にゆっくり形作る。
「こ、こう?」
「こう」
ちょっともどかしくなった俺はシータの手に俺の手を添えて一緒になぞる。
「そうそう。そんな感じ」
満足のいく字が出来て手を離した。
「何度書いてもこの字、よく分かんなくて。今やっと分かったよ、ありがとう! 頼りになるね」
はにかんだように微笑んだ彼女は
寂しそうだった。
〜*〜*〜*〜*〜
短めです……。
面白いアニメ探しで頭が疲労しています((
何かオススメあったら教えてください!
フークくん。
君は女の子の手にそんな簡単に触れられるのか!?な感じの20話でした。
「「「はーい」」」
明るく返事をしながらカミに書き込んでいく。
このカミ、というのは植物の皮を加工したものでこれを束ねることで本になったりするが、高価な品であるためあまり出回っていないそう。
どうしてここではその貴重なカミがこんなにも簡単に手渡されるのか、それは後々探っていきたいところだ。
「ほら、これ。サチハクは字が書けるみたいだが一応な」
俺の机の上にヒラヒラと小さいカミが降ってくる。
そのカミには綺麗な字で俺の名前。
上を見ると白い歯を見せて笑う先生の顔があった。
「あ、ありがとう……ございます」
満足そうに顎をさすった彼は俺の頭はガシガシ撫でて教卓へ戻って行った。
「ねえ、この字、どう書くの?」
ちょいちょいっと袖を引かれてそう訊かれた。
「シータ、のタか。こうーー」
俺のカミの裏にゆっくり形作る。
「こ、こう?」
「こう」
ちょっともどかしくなった俺はシータの手に俺の手を添えて一緒になぞる。
「そうそう。そんな感じ」
満足のいく字が出来て手を離した。
「何度書いてもこの字、よく分かんなくて。今やっと分かったよ、ありがとう! 頼りになるね」
はにかんだように微笑んだ彼女は
寂しそうだった。
〜*〜*〜*〜*〜
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