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目立ちたくない男の異世界生活【リメイク版】

血迷ったトモ

第9話 人生初クエスト

大変に長くてつまらなかったので受付の人の話を纏めると、
1、S,A,B,C,D,E,Fの七つのランクがあり、Sが最高 で、Fが最低ランクである。
2、基本的に、ギルドに設置してある掲示板から自分に見合った依頼(自分のランク以下と、一つ上まで)を受ける。
3、例外として、高ランクになると指名依頼をされる事がある。
4、冒険者とは基本自由(という風潮があるため?)なので、冒険者同士の争いは勝手に自分達で解決する。
5、犯罪者になった場合は、即刻冒険者としての資格を剥奪。
6、依頼以外でも手に入れた素材等をギルドで買い取ってもらうことも可能。

「以上がルールの説明でございます。何かご不明な点はございますか?」

「あぁ。ギルドカードにはモンスターの討伐数と種類と書いてあるが、常に身に付けていないと加算されないのか?」

「ええ、そうです。」

因みに、これらの技術は古代遺跡から発見されたものをそのまま使用しているため、仕組みを説明しろと言われても困るらしい。

登録が終わった智紀は、早速掲示板を見ることにした。

-何何〜?ふむ、今俺が受けられるのは、薬草集め…だと!?これは在り来りなテンプレ依頼じゃないか!!これは受けるしかない!!-

ノリノリで依頼書を引っ掴んで受付へと持っていく不気味な男(変装状態の智紀)を、奇異の目で見つつ他の冒険者も自分の仕事へと向かって行く。今日も今日とてギルドは平和であった。
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早速依頼を受けてきた智紀は、その足で目的地へと向かった。今回の目的地は、街から30分ほど歩いたところにある、森林であった。この場所は、比較的モンスターも弱く、初心者向けの場所であったのだが…。

-さっきから、モンスターの襲撃が多いな…。いや、これが普通なのか?うん、そうだな。どうせゴブリンとかオークぐらいしか襲ってこないし。-

因みに、ゴブリンは最底辺の魔物で、冒険者になりたてのFランクでも、余裕を持って倒せるレベルの魔物で、オークはDランク2人にEランク2人の四人パーティーなら余裕で倒せる。それらの魔物はそれぞれの種族ごとに、基本的には単独から3匹位の単位で行動をしている。しかし今智紀には、種族もごちゃ混ぜで、終いにはスライムも紛れ込んで、10匹位の集団で襲いかかってきている。普通のFランクなら手も足も出ない状況だが、チートである智紀は文字通り瞬殺していた。

-もっと、嫌悪感があるかと思っていたけど、寧ろ楽しい!!今なら何でもできる気がするぜ!!ヒャッハー!!-

普段は大変大人しい智紀は、最高にハイテンションになりながら、二刀流男の憧れで瞬殺していく。因みに智紀の精神力は、この世界に来ると同時に女神達によってダイヤモンド並の硬度と低反発クッション並の反発力を手に入れていた。
そんな智紀は吐き気を催さない事に首を捻りながらもどんどん切り刻んでゆく。どうやら彼は、戦闘になると性格が変わる質であるらしい。次々と襲いかかってきている魔物を始末し、インベントリーで回収しつつ、森の奥地に進んで行く。
智紀の通った後は、まるで嵐が通り過ぎたようであった。まぁ、血に塗れているという違いはあったが。

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